今日は雨。久しぶりだなぁと思ったら、今月の頭に降って以来だとか。たまにはお湿りもいいかもね。


ところでソニーのα7S。6月発売で23万円前後らしい。内容はフルサイズは当然として、ビックリするのがISO感度。なんとムービーではISO409600で(静止画ではISO100-102400)、4K(3840×2160)の動画出力ができるようだ。

簡単に言ってしまえば800万画素の写真が毎秒30枚作れるということで、これってタイミングをメインとする写真では、素人でもこれまでとは全く違う写真が手に入るということになるんじゃないだろうか。

800万画素あれば、普通のキャビネ程度のプリントには問題ないし、パソコンで見たりブログにアップするには十二分なサイズ。ムービーで写してコマ送りしながら最適なカットを選んでアップすれば、必死に息を詰めてタイミングを狙う苦労なしに、最適なカットが得られやすいし。

手段の是非は別として、これまでシャッターチャンスと構図というプロの領域に一歩近づける新たなジャンルのカメラが出現したんじゃないだろうか。

ISOのほうは、暗闇でさえ夕方程度の明るさで写すことができる。暗闇では写真を撮ろうという気持ちにならないし、ISOを選ばないとその場の雰囲気が全く違うものになる可能性があるけど、きっとこれも新たな可能性を秘めているような気がする。

自分のことを振り返れば、いまはライカM8.2でISOは通常は160の固定。モノクロでは320、640も使うことがあるって感じなので、もう少しカラーで高ISOが使えればという思いはある。まあ12800もあったら「いつ使うの?」って感じで、もうそれ以上は必要ないくらいだけど、暗いレンズでも躊躇なしで持ち出せるのはいいなぁと思う。