今日は午後からMさんに会いに、銀座松屋で開催されている中古カメラ市へ行ってきました。久しぶりの銀座は残念ながら雨で早々に退散して来ましたが、やっぱり寒さには敵わないです。中古市はほとんど初めての経験ですが、すごいものですね〜。

古代ローマのコロッセウムさながら、すり鉢状の美しい鏡胴。4群4枚の前後対称のすっきりすなおなレンズ設計と精密描写。トポゴン25mmF4を見て来ました。20万くらいだったかな。実物は初めてみましたが、昔憧れました。憧れただけで買おうなんてことは考えなかったですね〜。当時はいくらだったんだろう?ホロゴンも高いし、アンジェニーもやたらと高い時代でした。今も高いけど。

似たようなレンズにルサールがありますが、あちらは似ている構成だけど4群6枚だったような。レンズ構成で言えばロシア製オリオン28ミリ、f6.0も4群4枚構成ですが。国産だとCanon 25mm f3.5ですね。

私の場合、色々広角を使ってみると、どうも25ミリというちょっと使い難そうな焦点距離が一番スナップに使いやすい気がしています。28ミリはちょっと苦手で、わずか3ミリの違いは意外と被写体との距離感の違いを良く感じます。

でも25ミリはフォクトレンダーを手放してから持ってないんですよね〜。今はキャノン19ミリがあるので、これがなんとM8だとちょうど25ミリくらい。ルサールも好きだったけど、使ってみると微妙に頭が切れてフレームに入らないことが多い。

これはM8では27ミリ相当くらいで、28ミリよりはましだけど似たようなものなので結局手放してしまった。でも25ミリレンズはフルサイズで使うなら欲しいレンズの筆頭です。

他にもM42レンズでコシナ55ミリのF1.2とか、キャノン50ミリ、F1.2とか、いくつか魅力的なレンズや、プロウベルのオリジナルが3台などもありましたが、あれもこれも魅力的。手持ちとかけ離れているので見るだけで帰って来ました。いや、特別高かったわけじゃなくて、私のコズカイがないだけの話しなんですけど。