先日チチタケを1本だけ採って来たので、今日の夕方に別の所に探しに行って来た。森に入るとすぐに斜面にチチタケを発見!夕方にくわえて小雨模様で暗いけど、「おっ、あるある」とばかりに喜んで辺りを見回すと、そこらじゅうにカサが見える。

途中で「これは似ているけど違うなぁ」と思うキノコもいくつかあったけど、折った感じもチチの出方もチチタケのもの。なのでそれなりの量を採って来た。喜び勇んで相棒に見せると・・・なんと相棒が「これ、違うんじゃない?」とのたまう。

普段の相棒は怪しいキノコでも「だいじょうぶだよぉ」というのに、なぜか今回は違うというので調べてみると、どうも白い乳が痺れるような辛さがあるし、乳も変色しない。どうやらこれはチチタケではなさそうだ。残念だけど全部捨てることにした。それにしても良く似ているキノコだ。

チチタケに似ているキノコとしては、ヒロハチチタケ、チョウジチチタケなどいくつかあるようだけど、どちらも「苦い」らしい。採って来たのは辛味があるから別なんだろうけど、よく見ればチチタケとは区別はつきそうなので、今回は良い勉強になった。やっぱりキノコは油断ならない。