キノコ狩りをしていて、ここに1年暮らしていて全く気が付かなかった発見がありました。というのは、すぐそばにある山でほとんど隠してあるように、図書館があったんです。というか、読書スペースといった方が適切ですが。

この場所は普通は足を向けない森の中で、自分もキノコを探していなければ足を踏み入れなかったでしょう。この図書スペースには本棚と椅子、ベンチ、頭の上にはいくつもの明かりがあるので、夜でも利用できる・・・が、恐くていけないっていうか、真っ暗で歩けないことは間違いない。

本が湿気でダメにならないのかと思うけど、そこは日本の技術と人間性が大きいんじゃないかと思うけど、一応本棚は防水にでできている。でもドアが開けっ放しだったら意味がないので、その点は利用者の良心次第。とりあえずはきれいな状態でした。でも冬の間はどうなるんだろう?丈夫そうな本棚ではあるけど。

気になる本棚の中には、アンネの日記、グリム童話など日本語に翻訳されたドイツ文学の選書が並んでいて、本の収集には出版社を始め多くの人たちからの協力を得たらしい。というのもドイツの思想・文学は「深い森」に例えられることがあるらしく、それにかけたものらしい。しかしねぇ・・・(^^;