幸いなことに今度の冬のための薪がかなり集まっている。移住後、年を追って・・・というほどの時間は経ってないけど・・・廃材や倒木で声をかけていただく機会が増えてきた。山の中だと切ったり運び出すのが大変だけど、2年後に使うつもりでいればあまり焦る必要もない。

これまで2度の冬を経験したけど、最初の冬はどのくらいの薪が必要なのかもわからず、とにかく節約していた。なので豪雪と相まって相棒はかなり寒い思いを我慢していたように思う。昨年は多分大丈夫だと思いながらもやはり少しは節約する気持ちが残っていた。それでもあまり寒い思いはしない程度には暖かく過ごしたように思う。雪も少なかったし。

今年はおそらく、薪の事はあまり気にしないでもやっていけるはず。夏前にもかかわらずそう思えるのは精神的にもずいぶん楽だ。でもやらなければいけない事は山積みで、薪を運び出して積み、廃材をカットしてこれも運んで乾いたら家の中に運ばなければいけない。

10月あたりからは夕方以降はストーブに火を入れることになり、5月くらいまでは使う。初年度のようにいきなり2mも積もることはないにしても、うちには大きなガレージも倉庫もないので、雪が積もったら外の薪は運べない。そのことも考えて薪を積む場所を考えたり、使う順序を考えたりしないといけない。

振り返ってみれば薪に限らず畑の野菜にしても、いつでも冬の事を考えつつ生活している気がする。周りのお年寄りたちの「冬のために働いて、雪が溶けたら何も残らない」という言葉がいつも頭にある。そろそろ煙突の掃除もしなければいけないかなぁ。