ややこしいのは面倒なんで、政治と宗教に関することは扱わないブログのつもりだったけど、自由の国アメリカの選挙が終わって新政権がスタートした。民主国家、自由の国アメリカと言われてきたけど、最近はTwitterやFacebook、YouTubeが自分達に都合の悪い発言をする人を排除したりコメントやビデオを削除するし、フェイクニュースが大手を振るのが認められる国になった。新政権はトランプさんがいなくなったのでしばらくはそれらしく振る舞うだろうけど、彼らの本質は変わらない。
「アメリカがくしゃみをすれば日本が風邪をひく」といわれた国だ、遠からずここもそんな時が来るのかもしれない。って、政治の話をしたいわけじゃなくて、ただ時代は嫌でも流れていくってことなんだけど。



話はコロッと変わるけど、ラクラクホンの類を半年ほど前から持つようになった。都会に限らず若者の間ではほとんどスマホ無しの生活は考えられず、一度スマホを持ってしまえば怒濤のごとく様々な情報が入ってきて脳みそを抜けていく・・・らしい。かくして隙を見てはスマホの画面を見つめることになる。

ところがじじいホンだ。文字がデカくなるのはありがたいけど、機能は使いこなせないから、使い方はほとんどガラケー。タッチパネルが不要に反応してポケットの中でポコポコ音がしたり、勝手に電話をかけたり、ネットに接続しようとする。聴いてもいないのにGoogleが質問に答えようとする。はては「○○と聞いてみてください」などと画面に出る。「んなこたぁ聞いちゃいね〜よ!」とスマホに向かって悪態をつく日々。

こんな状況にイライラはすれども「これがなけりゃ人生真っ暗!」なんて気持ちには全くならない。もちろん便利なアプリもあるのはわかるけど、「そんなもん、なくてもいいんじゃね〜」って感じ。

でもね、これって多機能を使いこなせていないだけ、多くの情報がこなせないだけなんだよなぁ。カメラもそうだけど、できるだけシンプルなのが自分には使いやすいって言ってるけど、裏を返せばただ新しいものが使えないだけ。

体の老化だけじゃなくて、頭の老化も間違いなく進んでいるんだよなぁ。待ったなしで時は進んでいくってことだけど、素直にこの現実を受け入れたくないんだよなぁ。