一眼レフはコンタックスのRXを1台だけ持っている。レンズはいくつかお気に入りがあるが、コムラー80ミリはバルサムが派手にあるし、ネジが3本抜けていてヘリコイドはガタガタと、およそまともなレンズではないけど、とりあえず写真は写せるし、できる絵は気に入っている。

そういえばこのレンズは5年ほど前にヤフオクで手に入れたんだけど、説明とは上記のように全然違っていて、最初は返品を希望したけど連絡しても全くの無視。しかたなくそのまま使う事にしたけど、結果としては気に入っているのでいまでは気にならない。

でも、これに限らないけど、オークションってコミニケーションが全くとれない人がたまにいて、受け取った後に質問しただけで「クレームするな!」と、いきなり「非常に悪い」評価を付けて悪たれを書きなぐって来ることがあって不思議になる。そんな人でも他の人の評価ではいい場合もあって、難しいなぁと感じる今日この頃だ。

それはともかくこうした昔のレンズって、ピンの合っている部分からアウトフォーカスになるのがスムースで、現代のレンズのようなピンの合う範囲が帯のようにはっきりしてないのがいいと思う。


これは埼玉県川越市の古い町並みの一角にある喫茶店。現代のレンズで写せばもっとシャープにきっちり写るんだろうけど、この曖昧さがいい感じ。


でも金属なんかを写せば、それなりに金属らしい写りをしているとは思う。


こんなふうにどこにピンがあるのかわからないような絵もできちゃうけど(^^;