一昨日から(実際は月曜日の深夜から)新潟の山奥に渓流釣りキャンプに行って来ました。松本で早朝に待ち合わせして、そのまま山奥まっしぐら。行くまでは場所も状況も全くわからない状態でしたが、いわゆる源流釣りということになりそうです。

連れて行ってくれたのは、何度かおじゃまして相棒とふたりしてすっかり気に入っている「信州の隠れ宿 まほろば(http://www6.ocn.ne.jp/~mahorob/)」のご主人の寺尾さん。いつもは宿のご主人と客という立場なのであまり無駄口もきけないのですが、今回は仕事を離れた遊び友達で、お互いに気兼ねなく釣りと山菜採りにキャンプとすっかり遊びに没頭してきました。

幸い初日は晴れ間も覗くまあまあの好天。雨を予想していましたが、快適に過ごせました。でも釣りの途中で標高を見たら1,560m! たぶん標高差250mくらいを釣り上がったと思います。

渓流とはいうけど、ほとんど谷川です。おまけに回りはまだ雪渓で、ところどころで落ちそうなところも・・・。雪解け水もたぶん水温一桁の痛いほどの冷たさ。釣れるのはもちろん綺麗な天然イワナだけです。

狭い谷川で水押が強い上に、水温が低くてイワナがルアーを追ってくれず、かなり厳しい釣りになりましたが、寺尾さんは快調に釣りまくり25尾くらいの良いサイズが釣れました。さすがはいつもお客様に出すイワナを釣っているだけのことはあります。

私もなんとか形だけは拝めました。それにしても早朝7時過ぎから、午後4時くらいまで川を遡りヘロヘロになりましたが、山菜が出始めた辺りの緑を眺めつつ、誰もいない渓流釣りで天然イワナを釣るのは、何とも言えないほどの贅沢。

こういうのはお金を出せば経験できるようなものでもないので、久しぶりに思い切り楽しんできました。食事も最高に美味しくて、それも満足度に大きく影響していますが、その写真はまた明日。