今日は隣町で「酒の陣」という新潟の酒蔵60社が集まる利酒のイベントがあり、相棒とふたりして出かけて来た。新潟には100を優に越える酒蔵があるが、なかなかこうした利酒ができる機会がないので、今回はけっこう有意義なイベントだった。

で、なにが良かったかを書いていないことに気が付いた。いくつか例を挙げれば、同じ酒蔵、同じ酒名での飲み比べ(純米、本醸造、純米吟醸、吟醸、純米吟醸、大吟醸)、酒蔵の違う大吟醸の飲み比べ、違う酒蔵で純吟の飲み比べ、同じ酒蔵で違う酒名の純米酒の飲み比べなどなど。もっとも全部いちいち飲んでいるとあっという間に酔っぱらってしまうので、好みじゃないお酒は飲まずにすませてしまう。

おもしろいのは同じ銘柄でひとつが旨い酒は、他の酒も旨い場合と、有名ブランドは旨いけど、純米や本醸造は全然美味しくない酒など、酒蔵によっていろいろ方針があるんだろうなぁと想像できるところ。まあ商売でやっているわけで、地域性やいろいろなことが影響しているんだろう。

相棒はあちこちの酒を飲み歩き、ほとんど利酒というよりも飲み屋に来ている気分だったようで、すっかり酔っぱらって帰って来た。それでも人に聞かれたときに自分が自信を持って勧められるお酒は確認して来たようだ。

ところでこの写真を撮ったのはゾンネタールというレンズだけど、先日宮崎さんにピンを調整して頂いた。おかげで無限も出るようになり、近接でもしっかりピンが出るようになった。

でも送り返された荷物の中に、35ミリのf1.4レンズ(APOQUARIA-G1.4/35)のインフォメーションがあり、開放からf2.4の近接で特に良さが発揮されるらしく、これも興味津々。どんなレンズになるのか大まかなアウトラインは聞いたけど、4群6枚8面マルチコートで、どうやらこれもクセ玉のようで楽しみだ。年内には発売され、今回は500本くらいの生産数らしい。