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隣の集落のお酒 [お酒]

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先日馴染みの酒屋に取り置きしてもらっているお酒を受け取りに行って来た。その際「何か良いの入りましたか?」と聞いたら、このお酒を出してくれた。お酒の名前は「越の露 安吾ラベル 純米吟醸 搾りたて生原酒」。

全然知らないお酒だけど、お隣の松之山ゆかりのお酒らしい。詳しく聞けば、かつて昭和の文豪・坂口安吾ゆかりの地 「松之山」で愛され、坂口安吾も愛飲した銘酒「越の露」の復活を願い造られた限定品が、このお酒らしい。

かつて松之山には、坂口安吾と親戚関係にあった越の露醸造という造り酒屋があった。しかし昭和38年に、越の露醸造は他の三つの造り酒屋と合併し、現在「山間」「越の白鳥」の醸造元である新潟第一酒造とななっている。

新潟第一酒造では、「安吾も愛した銘酒を復活させたい」との思いから、越の露で仕込水に使用されていた名水「柳清水」と松之山産の酒米で仕込んだ酒に、安吾直筆の書(大棟山美術博物館所蔵)をデザインして復刻した。

「柳清水」とは、松之山にある大棟山美術博物館の入口前に整備されている湧水だが、この博物館は700年近い歴史をもつ松之山随一の庄屋で、造り酒屋でもあった村山家の旧宅で、「柳清水」は当時、醸造用水として利用されていた。

酒米には松之山産の「五百万石」を55%精米、大棟山美術博物館の敷地内からこんこんと湧き出る名水「柳清水」を仕込水に使用し、在りし日の坂口安吾が愛飲している様を想像して造られたという。

味の方は搾りたて生原酒ということで、ちょっと口に甘いが、雑味というのかわずかな酸味と甘口ながらすっきりとした飲み口で、つまみを突きながらついつい口を付けてしまう美味しいお酒だった。このお酒はまた飲みたいなぁ。
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上海狂人

生絞り原酒というのは一番作りての色が濃く出て、どれも美味しいですね。会社にもふるさと納税で各地の酒を買っているものがいるのですが、初しぼりは出会いだから見たときに買わないと駄目ッていってました。
by 上海狂人 (2023-03-30 15:24) 

川越

>上海狂人さま
生搾りの原酒は、パチパチとワインのヌーボのような感じがするのもあって面白いですね。数が少ないので出会いというのはそうかもしれませんね。ここの酒蔵はこの後もいろいろ考えているようで、このお酒が第1弾らしいです。
by 川越 (2023-03-30 17:04) 

上海狂人

生絞り原酒、まさしく日本酒のヌーボーですね。
チェコにいる頃は9月ころになるとワイン作っているあたりの街道沿いに、プルチャークという、発酵途中のワインを売っていました。蓋がはじけるので、栓は軽く乗せる程度につけて売られていました。これもとても美味しいのですが、おそらく酵母の菌が強力なのでしょう、飲みすぎるとおなかが調子悪くなりました。
お酒は地元のものが本来一番ですね。
by 上海狂人 (2023-03-31 10:24) 

川越

>上海狂人さま
なるほど、お酒も酵母ですから土地土地で違うものですし、家によっても違うなんていいますよね。そう考えると、日常的に体に入るものですから、地元のものを飲むのが一番良いのは道理ですね。

今日は時間に余裕があれば昼過ぎから先日のリターンマッチをして来たいと思います。同じ魚がいるとは思えませんが、今度は油断せずにがんばって来ます。でも得てしてこういうときには坊主なんですよね。(^^;
by 川越 (2023-03-31 11:32) 

川越

>上海狂人さま
やっぱり坊主でした。というか、今日は午後になってしまったので水もすっかり濁ってしまい、水量もさらに上がっていました。一応今回は振り出しの渓流竿を持ち出したんですが、針が1本しか手持ちがなくて、それで行って来ました。
前回はルアーだったので、今回はワームでトライすればいたら1発だと思ったのですが、やはりそう甘くはないようです。もういないのかも入れませんし、濁りが出たら岩の下から動かないのかもしれません。また時間を見つけていってみます。
by 川越 (2023-03-31 18:26) 

上海狂人

残念でしたね。ワームなら海のアジなんかでやっているジグヘッド使ってもできそうですね。今度試してみよう。
イワナって1か所に留まるもんなんですかね?それとも上流下流行ったり来たりするんですかね?
by 上海狂人 (2023-03-31 18:34) 

川越

>上海狂人さま
イワナの移動ですが、基本的には秋には上流に向かいますので、渓流の堰堤などに溜まりがちです。それ以外だと春には降るのかもしれません。
ただうちの周りの川は落差が大きいので小さな堰堤のようなものがたくさんあって、一度降った魚は上ことができません。大雨などで流されたら、上流部に残っている魚に頑張ってもらって、たくさん卵を産んでいただくことを祈るばかりです。

ジグヘッドですが、渓流魚ではなぜか釣れたことがありません。釣れないはずはないので、やる割合が圧倒的に少ないだけだと思いますが。でも一応小さな(軽い)ジグヘッドはそれなりに持っています。

思うに、ジグヘッドを使うような場面が自分の行く渓流ではないというのが理由かもしれません。軽いジグだと流されちゃうし、重いジグだと竿が負けちゃうし、微妙な感じですよね。マスバリでチョン掛けして、噛み潰し重りで調整するのが一番使いやすいです。
by 川越 (2023-03-31 19:52) 

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