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大晦日 [田舎暮らし]

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今日は大晦日。幸い今年は雪が少なくて、この調子だと初詣もちゃんと元旦にできるかもしれない。先週だったか、どか雪でこの辺でも80センチくらいの積雪があったけど、その後は晴れたりして気温も上がり、積もった雪も30センチくらいに低くなっている。こんな雪のない正月も珍しい。ということですっかり準備している除雪車も今のところは出動を待つばかり。

振り返ればこのブログは目新しい記事もなく、訪れてくれる人たちもだいぶ少なくなってきた。そろそろここも存在意義がないような気もするけど、ボケ防止も兼ねてできる限り駄文を続けて行こうかと思っている。

ということで定期的にこちらに訪れてくれている皆さん、今年はどうもありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。皆様も良いお年をお迎えください。(^^)/
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忘年会 [田舎暮らし]

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昨夜はバイト先の「渋い」で忘年会。オーナーのカール・ベンクスさんの招待でご馳走を頂いてきた。でも高校生アルバイトの女の子が3人いたので、アルコールは厳禁。「え〜っ!」となったが仕方がない。それでもお腹いっぱいのご馳走で大満足。

今日は仕事納めだったけど、確か83歳くらいになるカールさんは、普段も文字通り休日なしで働いているけど、年末年始も「元旦だけを休みにする」と言っていた。いつまでも元気に働いてほしいものだけど、カールさんをみているとこちらも負けずに頑張らねばと思う。
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今年最後の包丁研ぎ [研ぎと目立て]

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昨日は知人の家のドアが壊れたというので、隙間を埋めに行ってきた。すると自転車がパンクしているというので、パンク修理も。よく見たらスタンドがグラグラで車輪に入って転倒しそう。

「乗っちゃダメだよ」と言ったら「ああ、それで転んだのか」と納得していた。みれば顔に真新しい擦り傷。それくらいで済んで良かった。とりあえず全部直して一安心。

帰りすがら通りの家の中から「研ぎ屋さ〜ん」と声がかかる。ということで今年最後の包丁研ぎを2本預かってきた。鋼入りの悪くない包丁だけど、例によって鋼がすでに研ぎ減って出ていない。

ここいらにも研ぎ屋さんが毎月来ているので、普段はそこで研いでもらっているらしいけど、機械で研ぐんだから全体的に肉削ぎをして包丁の肉厚を薄くしてくれれば鋼も出るんだけど、手っ取り早く刃先だけ研いで終わりにしてある。これで私の3倍以上の値段をとるんだから商売人だ。

この肉削ぎを手でやるのは1日仕事。ということで、昨日からやり始めてやっとついさっき終えることができた。いまひとつピリッとした研ぎ上がりになっていない気がするけど、100倍のスコープで見る限りはしっかりとエッジが出ているので、切れないってことはないはず。

同じように研ぎ上がっても、切れ味はそれぞれ違う。材質によるものか、焼き入れや焼き戻しの塩梅なのか、自分にもまだよくわからない。ただ刃物によってどの砥石が合うのかは少しづつ想像できるようになってきたのは進歩だと思う。

切れないといえばたまに聞くのが、「研ぎあがって試し斬りすると、紙は切れるのに野菜や肉が切れない」ってこと。すべてがというわけじゃないけど、こういうことは普通にあり得るし、特に使い古した刃物ではありがちになる。

というのは、刃先だけを研いで紙を切るとスーッと切れる。でも包丁で切るのは紙のように薄いものばかりじゃないので、肉削ぎをしないと切れ込んでいかない。上から押して切る場合にも、前後に引いて切る場合にも肉厚のものでは抵抗が大きくなるので切れが悪く感じてしまう。

どうしても2〜3回研いだら1度は軽く肉削ぎを入れないと、切れが重くなってしまうし、鋼がなくなるまで刃先だけを研いでいたら、刃先は鈍角になっていくし使いにくい包丁になっているはず。でも普通はそんなことは考えないから、仕方がない。

ともあれ、これで今年の研ぎ仕事も終わり。来年もまた少しづつお得意さんが増えてくれればいいけど、それは毎回の仕事のでき如何かな。
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性懲りもなく [イチジク]

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先日何気なくヤフオクを見たら魅力的なイチジクが出品されていた。全く知らない種類だったけど、その説明欄に「冬でも実をつけることができる耐寒性の強さ」とあり、つい落札してしまった。

落葉樹のイチジクは基本的には冬の間はほとんど葉を落として休眠しているが、イチジクに体内時計はなくて外部環境にのみ影響を受けるので、10度〜25度の範囲なら季節に関係なく育成は出来る。なのでこの小さな苗は前回の苗と一緒に、春まで葉を落とさないで室内管理で育てようと思う。

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このイチジクの名前は「Strawberry Verte ストロベリーベルテ」といって、果皮は黄緑色で、果肉は鮮やかな赤。小さめの果実だけど、名前の通り濃いラズベリー/ストロベリーの風味があり、濃厚でジャムのような食感らしい。まだいつ食べられるかわからないけど、来年の秋には試食ができたらいいなぁ。
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フラスコ [アウトドア]

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1年ほど前に姉からこのフラスコ(スキットル)をもらった。私の姉は7つ上なので、そろそろ終活でいろいろ断捨離しているらしく、ときどき使わなくなったものが届く。私たちの家族で残っているのは姉と自分だけなので寂しい気持ちもあるけど、これも時の流れで仕方がない。

で、うちの姉も結構な酒飲みで、いっときは酒が切れると指が震えている時期があったけど、最近はそこまで深酒はしていないようだ。ということでもう使わないので送ってきたらしい。

若い頃ならこれにブランデーかラムを入れてキャンプに行ったり山歩きをしたと思うけど、洋酒はめっきり飲めなくなってしまったし、飲んでもこの半分の量で十分な今日この頃。ということで、使うとしたら中身は日本酒になりそうだ。

6 OZなので日本酒を入れると一合に少し足りない。これだとちょっと物足りないけど、ラムなんか入れていったら全部飲んじゃうだろうし、ちょっと微妙なサイズ感。でも来年はこのフラスコを持って、あちこち山歩きやキャンプをしてみようと思っている。
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ショッキングピンク [花・植物]

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今朝雪かきをしていたら、端の方にやけに鮮やかなピンク色が目に入った。子供がお菓子でも投げていったかと思ってよくみてみると違った。どうも大きめの植物に雪がつき、それが溶けて氷柱のようになっている氷の部分に色がついている。

はて?と思ったが、よく見れば干した葡萄のようなものが目について分かった。この植物はヨウシュヤマゴボウだ。子供の頃よくこのぶどうのフサのような実を取ってきて、色水を作って遊んだ記憶がある。

服に着くとシミになるので、怒られた記憶もある。でもヨウシュヤマゴボウには毒があるはず。口に入れるとよくないのだろう。それにしてもこんなに綺麗な色だったのかと、しばしじっくりと見てしまった。
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今季最大の寒波 [田舎暮らし]

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昨日から日本海側は今季最大の寒波が来ているらしく、大雪の予報が出ている。幸い数日前の雪に比べると今のところは少なくて、30センチほど。これくらいだとまだ楽と思えるのでありがたい。

でも午後から明日にかけてが本番らしい。毎年ドカ雪がなければとは思うけど、どうしても一冬に2度くらいは腰まで埋まるドカ雪が降る。雪の始末もうちだけならいいけど、今年は7件やらないといけないので、ほとんど日中は雪の始末に追われてしまう。

とはいえ、今年はもうクリスマス。本格的な雪のシーズンはあと2ヶ月と思えば気分は相当楽になる。本当に今年は冬になるのが遅くて楽だ。
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40年ぶりの山と渓谷 [本]

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登山系雑誌の「山と渓谷」を随分久しぶりに手にした。といっても図書館で借りてきただけなんだけど。だいぶ昔30歳になる前にちょっとだけ山歩きに片足を突っ込んだ時期があり、八ヶ岳周辺や日光周辺に随分足を運んだ。

高い山や遠い山には技術もなくてあまり興味がなかったけど、一人で誰もいない森林限界以下の森の中を歩くだけの行為になぜか惹かれた。なのに一人でいると怖がりが目を覚すのが困ったところ。まあこれは釣りでも同じことが言えるようだ。

で、それだけ昔だと山歩きの道具も随分進化して、どれもこれもが魅力的に写る。と同時に、当時とは全く違う素材やデザイン、値段にびっくりする。でもやっぱり高機能で軽くて魅力的な道具が多い。

ということで右も左もわからないので、とりあえずは本を読んで勉強しようと写真の本を借りてきた。一つは場所選びの参考に、一つは道具選びの参考に。どちらもみているだけで楽しいし、あれも欲しいこれも欲しいとなってしまうのも楽しい。なんにでも迷ってしまうけど、初心者ってのもなかなかいいかもしれない。
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THERMOS 山専用ステンレスボトル900ml [アウトドア]

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しばらく前にアマゾンでブラックフライデーというセール期間があって、物によっては随分安くいろいろなものを手に入れることができた。その時にいくつかの買い物をしたけど、このTHERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル900mlもそのうちの一つ。

当然来年やりたいと思っている山歩きを夢見て買い込んだものの一つだけど、THERMOSの保温ボトルの高性能は自転車用で分かっていたので迷いはなかった。自転車で使っているのは冷水用としてだけど、今年の夏の暑さでも中身がなくなるまで冷たく飲むことができて助かっている。

唯一の問題は自転車用で口に細いホースがついていて、これ自体は飲みやすくて良いけど水漏れするので横置きができないこと。ザックに立てて止めておけば良いけど、やっぱり横にできないのは山歩き用としては使い難い。それでこのボトルの購入となった。900mlのサイズもありがたい。

保温機能は6時間後に80度以上で、使っている人の話だと日帰り程度ならカップ麺を2度作る程度の保温力があるらしい。保冷の方も6時間で9度以下とこちらも優秀。

カラーは派手なマットな赤にしたけど、本当はステンレス地のものが良かったけど、落としても衝撃に耐えるシリコンカバーがついていて、手袋をしていても使いやすし、赤は目立つので万が一にのときにも多少有利かと思って選んでみた。

季節に関係なく低体温症の可能性があることは自転車でも経験しているし、そんな時に温かい飲み物がどれほど有効かも身をもって分かっているので、これは必需品と思っている。
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戦前の酒瓶 [田舎暮らし]

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一昨日、友人に誘われてこの集落に一軒だけある酒屋さんに飲みに行ってきた。といってもここはただの酒屋で飲み屋ではない。でもときどきお酒を買いに行くとご主人が珍しいお酒や、新しいお酒を試飲させてくれたり、飲み比べをさせてくれる。

ということで、店を閉めた後に酒盛りが始まることもある。今回は友人がチーズをたくさんもらったということで、これをつまみにワイン三昧だった。3人でボトル4本を開けたところで帰ってきたけど、すっかり酔っ払いになってしまった。

この時に見せてもらったのがこの酒瓶。どうやら戦前にこの店で使っていた酒瓶らしいが、一升瓶の形というのは珍しい。普通はもっと下の方が膨らんでいて背の低いものが使われる。この下膨れの形は基本的には船に揺られるような場所で安定するためだけど、この一升瓶はこの地域独特のもののようだ。

というのは、この細長い形は囲炉裏の灰の中に埋めるためのもの。朝この酒瓶を囲炉裏の端に埋めて畑仕事に出かけて行き、日が暮れて帰ってくるとちょうどいい塩梅にぬる燗ができている。それを囲炉裏に当たりながら一杯やって1日を終えるらしい。

一升瓶の形など気にしたことがなかったけど、なるほどなぁと感心した。そういえば私の好きなお酒に雪中梅があるけど、このお酒は美味しいのにあまり生産量が多くない。売れないわけじゃなくてたくさん無理して作りたくないらしい。

いわく「地元の人が1日の仕事の終わりに、一杯だけ飲んで『今日も疲れたが、うまいなぁ』と満足してもらえればいい」ということらしい。名が知れると大量生産になり、どこか味が変わる酒蔵もあると聞くけど、昔からこのお酒を飲んでくれている地元の人だけに満足して飲んでもらえればいいと、納得のいくお酒を作り続けるというのもいいものだと思う。
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アルコールストーブ飯 [アウトドア]

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しばらく前に買ったエバニューチタン製アルコールストーブ3点セット(ti500mlマグポット、tiアルコールストーブ、tiアルコールストーブ用スタンドDX)。全て「Ti Mug pot 500」に収納可能。

実を言えば過去のキャンプや山歩きでは、焚き火を別にすれば調理は全てガスかメタ(固形燃料)ですませていたので、アルコールストーブを使ったことがない。それにアルコールストーブのメリットを感じたことがなかったことも理由になる。

メリットは何だろう?たぶん一番は軽量でコンパクト、そして単純な作りで壊れることがない、燃料の補給が簡単、寒冷地でも簡単に着火する、メンテナンスフリー・・・くらいかな?でもこれはほとんどメタと同じ。

デメリットは火力調整ができない、一度点けたら燃料補給がすぐにできない、風に弱い傾向がある、途中で火を消しづらい、長時間使えない、ガスに比べれば火力が弱いって感じ。

これまでガスやメタで不都合を感じていなかったので、アルコールストーブの魅力にはあまり気がつかなかったけど、今回は何となくチタンの軽さに負けて使ってみたくなってしまった。多少重いけど真鍮製も使い込んだら渋くてよさそう。

キャンプや山歩きは当分できないので、試しにお昼ご飯を炊いてみることにした。ただしコッヘルはセットの薄いチタン製じゃなくて、お米を炊くことに特化した肉厚0.8mmのアルミ製。

アルコールストーブは初めての経験だけど、これがびっくり。火力が弱いと聞いていたけど、鍋を乗せないと炎が10センチ以上の高さになるけど、逆にこれは強すぎるんじゃないだろうか?調整ができないので余計にそう感じる。

室内だし、気温も低くないからだろうけど、とにかく火力が強くてアルミコッヘルがすぐに沸騰してしまい、2分くらいで吹きこぼれが盛大に始まってしまった。いやいや、流石にこれは早すぎでしょう。

というか、この調子で吹きこぼれていたら絶対に水がすぐになくなって焦げるし、米も炊けずに芯が残る。火力調整ができないのは大きなデメリットだ。コッヘルを持ち上げたりしたけどどうにもならず、仕方がないのでアルコールストーブでご飯を炊くのは諦めて、これまで通りの固形燃料(メタ)を使うことにした、

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火で炊くと炊飯器の半分の時間で炊けるし(30分で食べられる)、何となく気分的には美味しい気がする。でも今回は最初に吹きこぼれを盛大にやってしまったので、やっぱり水が少し足りなかったようで少し焦げ付かせてしまった。おこげを食べるなんて何年ぶりだろう?でも食べられないほど焦げたところもなくて、美味しく食べ切った。

今回の実験でわかったのは、アルコールストーブは(エバニューチタンストーブ限定かも)火力が強くて炊飯には向かないこと。でもアルコールストーブは、ご飯を炊くには火をつけたらほっておいても勝手に炊けるって聞いていたんだけどなぁ。

単純に水を沸かすだけなら最高かもしれないから、トレランのように時間を節約したくて、食事に時間をかけたくない、軽さがとにかく大事な人にはいいかもしれない。だけど、そういう使い方は自分の場合は稀になる。使う量で火力の調整もできるし、取り扱いも含めてメタ(固形燃料)のほうがずっと使いやすい。

でもアルコールストーブの五徳兼風防は一人用の焚火台として十分使えるし、固形燃料の台としても普通に使える。専用コッヘルに入れてコンパクトに運べるし、軽いので荷物を軽くしたいサイクリングやソロキャンプには使いやすそうだ。でも春までにもう少しいろいろなシーンで使い込んでみよう。印象も変化するかもしれない。
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モバイルバッテリ [アウトドア]

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今更ながら、携帯用(持ち出し用)のバッテリーを買ってみた。この手のものはさっぱり知識がなくて、選ぶ基準も全然わからなかったけど、とりあえずはアウトプット30Wの容量10,000mAhの小型のものを選択。アウトプットも2カ所ついているので、相棒と二人で充電するのに使いやすいかという単純な理由。

それに最近はカメラもUSBで充電できるので、これがあればスマホ用、カメラ用、懐中電灯用、ランタン用など、それぞれの電源コードを持ち出す必要もなくなる。二人分が一つになれば荷物も少なくてもすむ。

電源コードの類は意外と嵩張るし、それがこんな小箱一つですませるなら簡単でいい。重量は意外と軽くて175g。バッテリ残量が数字で表示されるのはわかりやすい。

薄いほうはこれもUSBが2つ繋げられるプラグで、パソコンにも充電できるように45Wのものを選んだけど、どうやら手持ちのUSBケーブルではルールが違うようで、PCには充電できなかった。でもカメラを始め、スマホなどいろいろに使えるので、これも荷物を少なくするには効果的。

しかしこれまでUSBコードは接続部分の形しか気にしていなかったけど、使うものによっていろいろな規格があると初めて知った。コードやプラグで充電時間も変わるわけだから、意外と重要なことみたい。もう少し勉強してPCにも充電できるコードも探してみよう。

詳しい方がいたら、お勧めを教えてください。(^^)/
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手斧とノミの研ぎ [研ぎと目立て]

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今日は長野のどこかの山で、昔の仲間と山小屋の修理をしているということで、オノを3つとノミを3本預かった。同じような長さのオノが3本ということは、一人で使うわけじゃなくて、仲間の分ということだろうけど、使い方がわからないのでどうしたものかと迷っている。

刃こぼれも激しいし、頭の方もハンマーでガンガン叩いているようで変形しているから、これはグラインダーの出番。あまり刃先は鋭角にならないようにした方がよさそうだ。

ノミの方も幅の違う3本だけど、ノミの形はしているけど裏スキがなくてベタ裏の作り。ノミの場合は裏スキがなくても平面が出ていれば使えるとは思うけど、結構刃こぼれが激しいので「う〜ん」って感じ。こっちはグラインダーというわけにはいかないので、結構時間がかかりそう。

とはいえ、頼って持ってきてくれるのでなんとか使いやすいように刃を付けたい。「春までは作業ができないから、全然急がない」とは言われているけど、手をつけないでいるとやる気が失せるので、早めに頑張ろうと思っている。

研ぎに持ってきてくれる人たちの中には刃先が傷んでいる場合が多い。だから研ぎに出してくれるんだけど、そもそも使い方を知らないことも多くて、余計なこととは思いつつも研ぎ上がった時に使い方を簡単に伝えることもままある。

「そうだったんですか」と言ってもらえることが多いけど、場合によっては怪我につながりやすい使い方もあるので、できる限りは伝えるようにしている。やっぱり安全に作業して欲しいし、オノで怪我なんて想像しただけで怖くなる。
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レチナを持ち出すか? [カメラ]

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蛇腹式のカメラは写りがいい。これはライツのヴィゾフレックスとエルマー60ミリを使い始めた頃に気がついた。入射光が悪さをし難いのだろう。

ライカのデジカメは手に入らないし、他に適当なRFカメラもないならいっそフィルムカメラに戻るのもいいかと思い始め、手持ちのフレクサットの二眼レフやマキナ6の中判も良いなぁと思いを巡らしていたら、35ミリにもいいカメラがあると思い出した。

それが上の写真のレチナ。手前は距離計なしのIb、後ろが距離計付きのIIc。レンズはどちらもシュナイダーのXener2.8/50とXenon2.8/50ミリ付き。シャープさはどちらもカメラファンのお墨付き。というか、ピンの合ったところの線の細い描写はたまに痺れる写りをする。ボケも綺麗な印象がある。

この時代のカメラの中でもコダックレチナは作りがいい。小型軽量・・・軽量ではないか。サイズの割にずっしり手応えがある。でも小さいことは確か。前蓋を開けるとレンズが一緒に繰り出されてくる。この蓋は右からの光だけだけど、遮光してくれる。

シャッターも絞りも上から見て操作でき、光量が同じ条件なら絞りやシャッタースピードどちらを変えても連動して動いて光量(露出)は変化しない。シャッター音はIbの方が静かだけど若干チープ、個体差かもしれないし微妙なサイズの違いかもしれない。音は巻き上げの音の方が大きいくらいだ。

ボディの下についている巻き上げレバーも薬指や中指で軽く扱える。分割巻き上げができないのはちょっと残念。ヘリコイドの動きは今の高級カメラでも足元にも及ばない。何もかもが大袈裟な動きなしに掌に包んだまま指先で行えるのが素晴らしい。

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前蓋を閉めるときのお作法、露出合わせのお作法、フィルム装填時のお作法などなどはオールドカメラゆえだけど、実際これは不便という感じはなくてむしろ使うのが楽しいカメラ。機能的に問題がなければ、フィルムカメラとしては案外最高のスナップシューターかもしれない。

ただし、これまでの被写体との距離が1m内外でのスナップだったのが、最短でも3mになるのでシャッターチャンスのタイミングは結構違ってくるはず。目線の位置が変わるだろうし、狙うものにも違いが出てきそう。

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あるいはローライフレックスやコードもスナップにはすごく良いカメラだったけど、もう手放してしまったのが残念。今持っている二眼レフはフレクサットとヤシカ44だけど、フレクサットは写りはとても良いけど、目が悪くてちょっとピンが合わせられない。ヤシカもレンズが好きで手に入れたカメラだけど、44のフィルムはまだ手持ちもあるはずなんだけど、いろいろ敷居が高いのが難ありかな。
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コンタックス RTS2も良いんじゃ? [カメラ]

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最近メインカメラのライカM8.2が壊れたらどうしようかと思いつつ、マップカメラの中古価格を見てびっくり!それに物がほとんどないし、中古とは言えとてもじゃないけど手が出るようなものじゃなかった。

それならランニングコスト1本あたり5,000円とは思いつつも、残り最大10年と思えばフィルムカメラに戻るのも有りかと思い、M6やM7を見たらやっぱり結構な値段だった。今更M3やM2、M4じゃちょっと古すぎて買い換える意味がないし、耐用年数が切れそうな機材にこんな予算は出せないって感じ。

ということで手持ちのフィルムカメラを見てみれば、大好きだったコンタックス RTS2があることを思い出した。このボディにはミラーズレの欠陥があるけど、私のボディは一度ずれてしまい、修理して対策されている。

一眼レフはでかい、重い、シャッター音がでかいってことで敬遠していたけど、ライカと比べても大きさも重さもボディだけなら大差ない。私の場合はスナップではファインダーを見ないので、RFでも一眼でも違いがない気がしてきたけど、こういった感覚も歳のせいで変化があるのか?

ということでこのボディ用にバッテリーを買って、ちょっと使ってみようかと思っている。ただ問題はコンタックス用の広角レンズを持っていないこと。一眼レフは使っても望遠だけと割り切って、広角はRF用(ライカ用)だけ手元に残して売ってしまったのが今となっては悔やまれる。

でも50ミリなら富岡のヤシノン(1.4/50)やオートリケノン(1.4/55)があるし、メンテナンスを終えているコムラー80/1.8もあるので、まあ何とかなる。でも50ミリで使うならもっと軽くて小さい、上海狂人さんに譲っていただいた蛇腹カメラのコダックレチナも2つある。

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古いカメラで1つは距離計もないカメラだけど、機械としての作りは現代物とは全く違う。何よりレンズシャッターで音は限りなく小さいし、掌の中でクセノンやクセナーを目測で使いこなすのもかっこいいかもしれない。
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