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手斧とノミの研ぎ [研ぎと目立て]

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今日は長野のどこかの山で、昔の仲間と山小屋の修理をしているということで、オノを3つとノミを3本預かった。同じような長さのオノが3本ということは、一人で使うわけじゃなくて、仲間の分ということだろうけど、使い方がわからないのでどうしたものかと迷っている。

刃こぼれも激しいし、頭の方もハンマーでガンガン叩いているようで変形しているから、これはグラインダーの出番。あまり刃先は鋭角にならないようにした方がよさそうだ。

ノミの方も幅の違う3本だけど、ノミの形はしているけど裏スキがなくてベタ裏の作り。ノミの場合は裏スキがなくても平面が出ていれば使えるとは思うけど、結構刃こぼれが激しいので「う〜ん」って感じ。こっちはグラインダーというわけにはいかないので、結構時間がかかりそう。

とはいえ、頼って持ってきてくれるのでなんとか使いやすいように刃を付けたい。「春までは作業ができないから、全然急がない」とは言われているけど、手をつけないでいるとやる気が失せるので、早めに頑張ろうと思っている。

研ぎに持ってきてくれる人たちの中には刃先が傷んでいる場合が多い。だから研ぎに出してくれるんだけど、そもそも使い方を知らないことも多くて、余計なこととは思いつつも研ぎ上がった時に使い方を簡単に伝えることもままある。

「そうだったんですか」と言ってもらえることが多いけど、場合によっては怪我につながりやすい使い方もあるので、できる限りは伝えるようにしている。やっぱり安全に作業して欲しいし、オノで怪我なんて想像しただけで怖くなる。
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