田舎暮らしをしていると大工道具や刃物をよく使う。当然それを研ぐ砥石もよく使うけど、小さな天然砥石を使うことが意外と多い。この写真の小さなカンナの刃を研ぐときもこの小さい石を使う。

この砥石は京都のいい仕上げ砥石が取れる山から3.5キロで1,000円くらいで送ってもらった、商品にならない整形後の端切れのようなもの。名刺よりも少し大きい程度だけど、研ぎやすい仕上げ砥なので包丁やカンナ、ノミの仕上げによく使う。

でも切り屑だけに形も肉厚も整っていないので、手で持って使うしかなかった。そこでとりあえず四角くして、台にはめ込んでみた。これで流しに置いて研ぐことができるし、少しは綺麗に砥げるようになるかもしれない。