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作業用手袋 [道具]

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薪割りに限らず、山歩きでもなんでも何か作業をするときは、基本的に皮手袋を日常的に使う。ところがとにかくすぐに穴が開く。

これまでにはすぐに使えなくなるからと、下は数百円のホームセンターの牛革から、長く使えるならばと上は1万円の輸入高級アウトドアグラブ、さらにオーダーでセーム革の作業用手袋を作って頂いたりしたが、どうも値段は丈夫さと関係なく、どれも差がないようだ。

1シーズンなんてとても無理で、特に利き手の親指、中指、人差し指の先は早ければ一月ほどで穴が開く。我慢してそのまま使っていても、結局はトゲを刺したり難儀している。

ところが久しぶりにナタを作っていただいた秋田の鍛冶屋を覗いてみると、作業用の手袋の話が出ていた。どうやら同じ秋田県の旧角館町にある、新日本トーカ貿易という会社の手袋。

普通のお店では売っていないのであまり有名な会社ではないらしいが、海外に自社工場を持って、自衛隊や消防庁、JAFなどの官公庁にも納入して、皮手袋ではかなり優秀らしい。

そこで「鍛冶屋仕事で使えるなら」と早速にメールを出して、作業用の手袋を2双分けていただいた。J-206-Aというヤギ皮の手袋で、「豚くらい柔らかいのに、牛と同等かそれ以上長持ちします」とは鍛冶屋の関さんの言葉。

さらに「似たような手袋で、水牛の皮で作ったハチテックというのがありまして、それはヤギより若干腰が強いですが非常に頑丈でした。名前の通り、突き刺しに強いのでスズメバチの針も通らず、真っ白なので蜂が寄ってこないという事で、蜂対策手袋として主に山林作業向けに使われるそうです」と教えていただいた。

とりあえずはJ-206-Aというヤギ皮の手袋を使ってみて、もの足りなければハチテックも試してみたいと思っている。サイズもぴったりで指の付け根も痛くない。とてもしなやかで何かと外すことが多かったゴワゴワの手袋に比べると、手袋を外す煩わしさからはそうとう解放されそうな気がする。あとは耐久性かな。
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