西洋の魔女というか死神が持つような大きな鎌のような形をした造林鎌。昨年2枚手に入れて、1枚はきこり仲間に分けて自分ではこの1枚を使っている。500gほどあって厚みもナタと同じくらいあるので、細めの枝くらいなら簡単に切り落とせる。

もちろん雑草でもススキのような硬いものでも、長い柄を振り回すことで遠心力を使い、いとも簡単に刈ることができる。エンジン付きの草刈機よりも仕事は早いくらいだけど、そこは人間動力。長時間の仕事には体がついてこない。

でも使う範囲が決まっていれば、仕事も早いし燃費もかからない。我が家では極力ガソリンを使わないので、こうした道具はほんとに助かる。

この鎌を使っていると昔を懐かしがって、周りの年寄りが話しかけてくる。時間に追われているわけじゃないので昔話を聞かせてもらうけど、考えてみればこれが使われていたのは、ここではそれほど昔のことでもないんだよなぁ。