フォクトレンダーの15ミリが、RFカメラで本格的に超広角レンズを使い始めたはしりだけど、そのせいかルサール20ミリf5.6レンズはなんの抵抗もなくすんなり使い始めることができた。

軽くて距離を気にせず開放からよく写り、カリカリじゃない写りが好きだったので、サイクリングにはこのレンズで出かけたことが多かった。今はずいぶん高価になっているみたいだけど、これは古いレンズ全体の傾向かも。



その後キャノン19ミリ f3.5を手に入れ、1絞りちょっと明るくなる19ミリを残してルサールは手放してしまった。M8.2のISO感度は基本160で、当時は1段と1/3の違いは大きく感じていて、1ミリの違いだし問題ないと考えていた。

でも実際に使うとこの1ミリの違いは結構大きくて、20ミリでは余り気にならなかった被写体との距離が、19ミリでは完全に1m以内になった。

それに慣れてしまい、今では28ミリはすっかり苦手な焦点距離になってしまい、つい近寄りすぎて全身が入らず大抵は首から上が切れてしまう。これはファインダーを見ないで写すからだけど、これが35や50ミリだとしっかり距離を取ってファインダーを見るので問題ないのに、慣れとは面白いものだ。



今朝は霜柱の中にフキノトウが出ているのを見つけた。今週末は最高気温が18度まで上がるらしい。ほんとかなぁ?普通は小雪が舞うような時期を過ぎてから春になるものだけど、今年は一気に季節が変化しているみたい。