金槌を改造 [道具]
今日は小さな金槌(100円!)を手に入れたので、その金槌の改造を試みた。目的は鋸の目立てをするときに、歯を左右に振り分ける「アサリだし」という作業に使うため。そのための金槌はいくつかあるけど、目の大きさに応じて使える金槌の大きさが決まってしまうので、一つの金槌でなんでもやってしまうことは不可能だ。
山道具の鋸は目が大きいのでまだいいけど、大工道具の両刃鋸は虫眼鏡が必要なほど目が細かいので、大きな金槌では隣り合った歯を一緒に叩いてしまって使えない。どうしても小さなものが必要になる。元の金槌はわずか65gの槌で、本来は障子の骨組みを作るためのものらしい。それを削りに削ってみた。
できたもので試そうとしたけど、米粒大以下の小さな歯の一つだけを集中して叩くなんて芸当は、とてもじゃないけどできない。道具はともかく作業はやっぱり職人芸が必要とされるようだ。
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