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今年最後のサイクリング [サイクリング]

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例年初雪は11月の中旬。今年は少し遅れているけど、今週末には2日間雪の予報が出ているので、そろそろここも雪に閉ざされる日が近い。そこで雨が降らない予報の出ている唯一の日、25日に今年最後のサイクリングをしてきた。

休日じゃないので、塩沢までは電車で移動して時間を節約。コースは上の地図(クリックで拡大)で、走行距離は60キロあまり。時間はちょうど6時間でアベレージは時速10キロ、自分としては結構頑張ったつもりだけど、振り返ってみればいつも通りか。ともあれ、なんとか暗闇になる直前に帰って来ることができた。

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でも今月の頭から膝が痛くなってしまい、とにかく軽いギアでクルクルクルクル。その分サドルに荷重がかかってお尻が痛いのなんの。足よりもお尻が痛くて何度休息したことか。最初のピークはスタートから8キロにある栃窪峠。この峠は中世から近世にかけて最も利用され、上越の春日山から南魚沼、三国峠を越えて関東地方へ至る最短ルートとして重要視されたが、かつてはあわや大規模遭難ともなりかねなかった、曰く付きの峠。

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峠への道は戦国時代には軍道として使われていたらしく、上杉謙信が冬に雪に覆われてもおよその道標になるようにと、冬でも葉が落ちないスギを随所に植えてある。それ以前、この辺りにスギはなかったらしい。上の写真もその杉の一つで、いまでは見事な大木になっている。

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700m弱の峠からの景色は、魚沼丘陵や長野方面、群馬方面まで見渡せる見事なもの。遠く苗場方面のスキー場はすでに雪がついているのが見えた。峠からは尾根伝いに魚沼スカイラインを南下し、920mの展望台をピークに一度清津峡まで下り、2つ目のピークを目指す。

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名もないような林道だけど、ここの上りも栃窪峠に負けない。というよりも、距離が半分しかないので勾配ははるかにきつい。先ほどスカイラインから下ってきた十二峠のつづら折れが遥か下に見下ろせる。足のほうはなんとか騙し騙しでもったけど、途中の上りで写真を撮っていたら真っ赤なポルシェが止まった。何事かと思ったらドライバーは外人さん。道でも迷ったかと思ったら「Are you OK?」と言っているらしい。

なんと、自転車で止まっていたので、動けなくなったと思って声をかけてくれたらしい。しかしポルシェじゃ自転車乗せられないし、助けにならない気がするんだけどなぁ。でも言葉も通じない日本人に、ありがたいことだ。自分の場合、なぜかヨーロッパでも道を聞かれたりすることが多くて、日本でも外人さんに何か聞かれることが多い。外国語は片言の英語もできないので「どうして?」と思うけど、危害は加えられないようなまぬけ顔をしているんだろう。
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コメント 2

ムー

う~ん凄い距離だ・・
「Are you OK?」と聞かれるような疲労困憊顔してたんだと思うけど、
どう考えても私にはバリバリのマゾとしか思えん(笑)
by ムー (2020-11-27 21:24) 

川越

>ムーさ〜ん、違うでしょう!(^^:
痛いのも、辛いのも嫌いです!キッパリ!
それに声をかけられた時は、写真撮っていたし、顔は見えないんじゃないかと?たぶん自転車乗っているのなんて珍しかったんじゃないかと思うんだけど。
by 川越 (2020-11-27 22:40) 

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