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渓流釣りはきつくて楽しい [釣り]

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今回の釣りは山岳地帯の小渓流。県道からはずれると道は未舗装になり、黒松の林を抜け白樺の林を抜け、ブナの大木に囲まれた森の中を抜けて行く。標高を稼ぐに従って辺りの斜面にも林道にも雪が見え始め、四駆でも抜けられなくなって来る。1台後ろをついて来た車があったが、この雪で諦めたようだ。
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倒木をどけ、雪をスコップで掘ってタイヤの入るスペースを作り、キャンプができる最奥部を目指すが、道を塞ぐ大木のせいで途中でキャンプを余儀なくされた。そこからいくつもある支流の1つに降りると、雨にも関わらず綺麗な水が流れているが、水温が低く走る魚は全く見えない。この時点でちょっと難しい釣りが予測された。
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釣り場としては短い瀬と落ち込みが延々と続く最高の環境。雪解け水が流れ込んでいるので魚は瀬には出ていなく、落ち込みの底から出て来ない。底までルアーを沈めなければ手も足もでないが、重いルアーもすぐに流されて勝負にならないのがつらかった。おまけに久々の渓流で足がついてこない。みごとに転んでリールを壊してしまい、しばらく釣りにならなかったのが残念。でも釣果は変わらなかっただろうなぁ。
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そんな状況でも寺尾さんはしっかり餌を送り込んで、1つの落ち込みから複数の魚を釣り上げる。尺ものはでなかったけど、食べごろの良いサイズがいくつも釣れたのはほんとにすごい。寺尾さんは月に何度もこういう源流に天然イワナを釣りにきているので、釣り竿の消耗も激しいようで、今回も合わせたら手元で折れてしまった。消耗で竿が折れるというのもすごいものだ。
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H.O

このくらいのサイズが一番好きです。いいな~岩魚釣り^^
いいお話と写真でキャンプに行きたくなってますよ川越さん^^;
by H.O (2014-06-15 08:09) 

川越

>H.Oさま、いつもありがとうございます。
私もこのくらい(24センチくらいかな)が好きですが、刺身にするにはもう少し大きいほうが良いようです。でも大きなイワナは大味になるように思っていましたが、寺尾さんの話しではイワナは(天然物限定)大きいものでも美味しいそうです。そう聞くと大物を釣りたくなりますね。キャンプは楽しいですよね、ぜひ出かけてください。
by 川越 (2014-06-15 08:45) 

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