柳沢峠

先日の祝日に、都心から山梨県に抜ける柳沢峠に行って来た。JR青梅線の終着駅、奥多摩駅までは電車で行き、駅前から走りだす。駅を出ると青梅街道はすぐにやや勾配を増してくる。トンネルも連続してでてくるが、山々と渓谷を流れる多摩川を眺めながら走れば、勾配は気になるほどではない。奥多摩駅から30分弱で小河内ダムと奥多摩湖に到着するが、奥多摩湖畔は桜の名所でもあり道も平坦で気持ちがいい。だが道は狭く休日には車も多くなる。


目的の柳沢峠は奥多摩駅から約40キロの登り。若かりし頃には自宅のあった千葉よりの都内から、青梅街道をひたすら走って峠で一休みして往復200キロ以上を帰って来たものだが、今ではとてもじゃないけどやる気にならない。そう言えば山梨で国体があったときも、帰りは自転車で走って来た。

峠は標高1472mで、国道411号（青梅街道）の最高地点でもある。ここからの富士の眺めは最高だが、途中は人家も少なく携帯も通じない場所が多く、心霊スポットとして関東では有名な花魁淵が途中にある。しかし天気がよければ回りの山並みも美しく、紅葉の始まった唐松林に囲まれた濁ることとのない渓流を眺めながら気持ちよく峠まで走ることができる。もちろん帰りはひたすら下りでラクチンだ。


今回のコースは奥多摩駅からの往復ですが、甲府に抜けてもいいコース。車の場合は途中に温泉もある「道の駅たばやま」があるので、帰りは汗を流してから帰ることもできます。コースは下の地図でも確認できます。
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=92adedf5de2a3433ae48b53a110c920d

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