昔のバンダナ [アウトドア]
田舎暮らしを始めてから、バンダナよりも手拭いを使うことが多くなったけど、以前はハンカチよりもバンダナを常に使っていた。そんな手持ちのバンダナも最近特に消耗が激しくなり、1枚、また1枚と役目を終えていく。
上のバンダナは山と渓谷社から出ていた「アウトドア」という雑誌の懸賞だったかでもらったもの。青もあったはずだけど、そちらはもう10年以上も前になくなってしまった。
よく見ればというよりも、すぐに穴が開いているのもわかるし、普通ならとっくの昔にお払い箱で、相棒は洗濯するたびに「もう良いんじゃない?」って言ってくるけど、どうもこのイラストが好きでいまだに捨てられない。
キャンプで焦がして穴を開けたり、ナイフで切ってしまったり、使いすぎて薄くなっているけど、使った記憶もしっかり残っている。もらったのが82年なので、もうざっと40年!さすがに来年は使えないだろうな。せめてブログに残しておこう。
川越さま
本日の写真を拝見。愛読していた雑誌の懸賞当選品とあっては、それはもう、捨て難いですね。深く共感します。
念の為、拡大表示した画像を順次、点検したのですが、釣り師や潜水者と思しきアウトドアの活動家、猛者のイラストが繰り返し描かれています。書名に違わぬ画像の陳列展示が続き、川越氏御用達のバンダナとなったことでしょう。
雪が降り始めた豪雪地帯では、思い出の愛用品を手に取り眺めては、若き日々の記憶が斯くして蘇り、深深と夜が更けていきます。お愉しみ下さい。
by Yozakura (2021-12-24 15:03)
>Yozakuraさま
汚いバンダナをじっくり見ていただき、ありがとうございます。描かれているのはフライロッドを持った人、カヤックのオールを持った人、バードウォッチングの女性、バックパッキングの人、そして最後の一人がわかりません。クロカンスキーなどであれば、板かストックを描いたと思うし、左腕の肩の辺りの描き方が左右で違うので、それがヒントだと思うのですが。
当時自分は二十歳を超えたところ。ヘビーデューティーに憧れ、小林泰彦氏の本を買い込んでは飽きもせずに読み耽っていました。思えば当時の知識が私の全てのアウトドアの元になっているように思います。
今晩からは雪の予報です。どうやら今回は結構まとまって降りそうなので、日中は外に出っ放しになりそうです。夜は相棒もいないので、ひとりでストーブに温まりながら、当時の本でも読んでクリスマスを過ごしてみようかと思います。ありがとうございました。(^^)/
by 川越 (2021-12-24 15:32)
川越様
返信を拝見。早々と挿絵の解説、有難う御座います。
私の画像解析----大袈裟で恐縮です----が当たっていたのは(1)「釣り師」だけ。「潜水者と思しき男性」は、川越氏の解説に拠れば(2)「バックパッカー」でした。他には、(3)「カヤックのオールを持った人」と(4)「バードウォッチングの女性」が、見当すら付かなかった挿絵です。
こうして見ますと、全部、北米の辺りから流れ着いた言葉です。その語源を辿れば、おそらく殆どが英語に由来するのでしょう。つまり、
fly rod anglers, backpackers, canoeists, birdwatchers, etc.
と云った按配です。
懸賞に応募された雑誌そのものが、北米大陸での活動を念頭に措いて、記事を編集していたので、その「あちら風のイラスト」がバンダナにも引用されたのでしょう。 尤も、当時はそうした傾向が当たり前で、私も気にも留めませんでした。
とまれ、これで雪の夜の娯しみがまた一つ、増えましたですね。
by Yozakura (2021-12-24 19:04)
>Yozakuraさま
そうですね、当時は北米からのアウトドア情報に限らず、アメリカからの情報はファッションにしても新鮮でしたし、こうしたアウトドア系のライフスタイルはドキドキさせてくれました。特に私の場合はバックパッカーという言葉と、そのスタイルに憧れました。いまだにその影響を引きずっているんですから、若い頃の影響というのは馬鹿になりません。
by 川越 (2021-12-24 19:12)