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苗場山赤湯温泉山口館へ [国内旅行]

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日曜日のバイトを早めに終えて、相棒と苗場山の5合目にある露天温泉に1泊旅行に行って来た。車では行くことができず、車を止めてから約10キロの道のりで、およそ4時間の行程。相棒と山歩きするのは初めてかもしれないので、山小屋泊まりの1泊の割にちょっと荷物が多くなってしまった。

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最初の1時間は車も走れるような林道で苦労もないが、樺沢を渡るといきなりの直登の登山道になり一汗かかされる。素人にはけっこうな山道だけど、すれ違う帰路の人たちは年配や女性が多くてびっくり。

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登山道からの見晴らしはよくないけど、鬱蒼とした森の中を歩くのは気持ちがいい。自然の力に耐えて来た大木も多くて辺りを見ながら登るが、やがて口数も少なくなり始める。

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鷹ノ巣峠を越えればあとは下りになって残りの工程もわずか(45分だったかな?)。でも最後の最後にものすごい下り。どうやら今年の雪で登山道が流されてしまったらしい。ロープが設置されていたのでそれほど怖い思いはしなくて済むけど、これが雨だったらちょっと慎重にならざるを得ない。でも帰りは上りになるので、思いのほか気にならなかったのは幸いだった。

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コース表の予定よりも30分ほど早く山小屋に着いたけど、お互いに最後の1時間は結構キツかった。相棒も到着の喜びはあるものの情けない表情で、ここはボカして自主規制。(^^;

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工程はずっと清津川の上流部に沿って歩いて来たけど、山小屋はまさに清津川の源流部で、クリアな水が激しい勢いで流れている。過去にも清津川の上流部で釣りをしたことがあるけど、残念ながらこの川にイワナはいない。温泉の成分がいけないのかな?

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山小屋に内湯はなくて、3つの源泉から出る露天風呂が川沿いに3つある。それぞれ泉質が違うらしく色も違っているが、私たちは一番ぬるめの玉子湯が気に入った。夜の8時以降は3つの温泉は混浴になるけど、昼間はそれぞれ男湯と女湯が指定されている。

でも私たちがついた時間にはテントが2張りで男性一人とカップル1組、山小屋には70代の男性3人組がいるだけで、昼間から一緒に浸かることができてラッキーだった。宿の人も気さくなおかみさんで、気持ちのいい時間をのんびり過ごして来た。

山小屋の明かりは基本的にランプで、ガソリン式の発電機が動いている時間は食事が終わる午後7時くらいまでだったか?宿泊の場合は充電式ランタンなどがあるといいかもしれない。外にある温泉にも明かりはないので、夜に入る場合は小屋にある行灯を使う。私たちは行灯以外に小型のライトを二人で持って歩いて温泉に向かった。お湯に浸かっている時は行灯でも十分だけど、歩くにはちょっと頼りないと思う。

この温泉は行くのはちょっと大変だけど、ここにはまたぜひ行ってみたい感じ。帰りは道を覚えたこともあって30分ほど早く戻ることができた。それでも3時間は歩いていたけど、次回は様子もわかったので荷物もぐっと減らせるし、車止めまで入ることができれば1時間は短縮できるので、今回ほどきつくなる前に小屋に到着できるし、歩いて行くにはちょうどいい距離の山歩きかもしれない。
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コメント 8

上海狂人

楽しそうな山登りと温泉ですね。
でもこれ見ると、うちのかみさんは無理そうだなあ。
前の渓流も良さそうですが魚いないんですね。
パックロッドもって登っていきたくなりそう。
by 上海狂人 (2023-05-23 11:40) 

川越

>上海狂人さま
車止めまで行けば2時間半くらいだと思うんですけど、山歩きとしては短いとは思いますが、上りはけっこう急勾配です。
清津川は下流域には昔はいたんですけど、最近はどうかなぁ?上流域にはいないんですよね。雰囲気はすごくいいんですけど。
by 川越 (2023-05-23 12:17) 

上海狂人

清津川、大物が狙える渓流ベスト5に入るみたいですよ。雪代で流された50cmオーバーがいるとか。でもこのあたりだと上流すぎるかな。
by 上海狂人 (2023-05-24 10:59) 

川越

>上海狂人さま
清津川は二居ダムから下ならイワナがいると思いますが(それでも今は少ないかも)、その上はいないとは言えませんが少ないですね。

昔は清津川の上流は岩魚を放流してもダメだったらしいです。でも原流域でも支流の中には放流した岩魚が生息しているらしいので、そこで大きくなった岩魚がいるのかもしれません。

放流と言ってもいまの稚魚放流や成魚放流のようなものではなく、生きるための食料として、釣り上げた岩魚を原流域まで一斗缶で持って行って放流し、そこで増えたものを釣ったそうです。

清津川も信濃川に合流するあたりまで降ると、25年前はよく釣れたものですが、今は魚影を見ることも難しい感じです。釣れないことはないですけど、良くても1日で数尾釣れたら良しという感じです。

放流があるなら放流直後は別ですけど。釣り券を売るので放流はあるとは思うんですけど、聞いたことがないので分かりません。釣具屋で聞けば教えてくれるんでしょうけど、放流魚はつまらないので興味が持ちにくいです。
by 川越 (2023-05-24 12:07) 

上海狂人

ダムですか。ダムに大イワナいませんかね。
しかし一斗缶にイワナ入れて源流に放流するなんてすごいですね。
早く釣にでたいですね・

日曜から体のしんどさがとれず、昨日は早退してしまいました。
この寒暖差でしょうかね。
休めたおかげで少し良くなりましたが、こういう不調は初めてです。
体力的に無理したほうが翌日はすっきりしたものですが、年齢的なものですかね。かみさんからは男の更年期と言われました。
by 上海狂人 (2023-05-24 13:31) 

川越

>上海狂人さま
ダムに大岩魚がいる可能性は高いですね。数は少ないかもしれませんが。
一斗缶に釣った岩魚を入れて何度も上流に放流する話は、黒部でもあったように思います。そうすることで魚が上がれない滝などの上流部にも住み着くことができて、食料になるというわけですね。

そういえば何かで読んだんですが、黒部の源流部は「イワナは川のウジ、いくら釣っても翌日にはまたわいて来る」なんて記述がありました。どれほどの岩魚がいたんでしょうね。

でも確かにほんの四半世紀前までは清津川でさえ、川に潜れば「こんなにいるの?」って思うほど、イワナも鮎もいました。それが次々に釣れたわけじゃないですけど、それほど多くの魚が普通にいました。

体調不良ですか、慣れない気候からかもしれませんね。男の更年期というのも合わさっているのでしょうか?上海狂人さんはワクチンを打っているので、体調不良には過敏なくらい気をつけたほうがいいかもしれませんね。お大事にしてください。元気になったら釣りにいきましょう。(^^)/
by 川越 (2023-05-24 14:01) 

上海狂人

イワナは川のウジ、って聞いたことあります。
母の実家の岩手でも人里近くの小川でも簡単に釣れると聞いたことがあります。流石に今は無理でしょうけど、YOUTUBEなんか見てると結構民家の脇なんかで釣っていますね。

ワクチンですが実は一度も打ってません。
中国にいるときは『あれは水と一緒』とか『日本帰国して抗体検査したけど抗体無かった』という話を聞き、帰国後も今更なので打つ気がしません。

とりあえず放流魚でも海でもなんでも釣りたいです。



by 上海狂人 (2023-05-24 14:15) 

川越

>上海狂人さま
ワクチン、そうだったんですか。良かった。でもよく大丈夫でしたね。(^^)

岩手でも「川のウジ」って例えがあったんですか。昔はそれほどいたんでしょうね。確かにイワナは釣れるところなら、飽きるくらい釣れますからね。

東北はほとんど知りませんが、北海道ではやはり市街地を流れる小さな川で渓流魚がよく釣れます。「本州から来る釣り人は雰囲気の良い川を狙って行くけど、ろくに釣らないで帰って行く。釣るならそこらへんの川のが釣れる」って、現地の人が教えてくれました。

もちろん雰囲気の良い川でも私たちからすればよく釣れるんですけど、現地の人にしたらサイズも数も話にならないって感じでした。

私が教えていただいた時に釣った時も、市街地を流れる二面護岸された小さな川でしたけど(もちろん水は綺麗で水草なども生えていて良い川でした。)、60くらいのサクラかサツキかわかりませんでしたが、けっこう釣れました。

放流魚でも釣りたいって気持ちはわかります。清津川も放流後なら清津峡の下あたりでよく釣れるようです。中魚沼漁協の管轄だと思いますけど、問い合わせたら放流日を教えてくれると思います。

放流後1週間が勝負だと思いますが、一昨年だったか見ていたら良いサイズの岩魚を20尾くらいダウンで釣っている若者が数人いました。
by 川越 (2023-05-24 16:02) 

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