背負子が活躍 [道具]
家の周りはやっと桜が開き始めたところだけど、花見ができるところはないかと少しだけ山の方に足を伸ばしてみた。さすがにGWを前に道の雪は除雪されていたけど、その回りはまだ1mくらいの雪が残っている。全部溶けるのはやっぱり連休明けになりそうだ。
ところでこちらに来てからは毎日が薪割りデー。幸い地主さんのところで切った木を少し分けてもらえるので嬉しいけど、その材木を運ぶのが一苦労。最初は1本1本手で運んでいたけど、背負子があるのを思い出し使ってみたらこれが予想以上に具合が良い。
たぶん30キロくらいの荷物なら近代的なザックよりも全然楽に歩ける気がする。どうしてウエストベルトもない背負子がこんなに楽なのかわからないけど、昔の人が山の中からいろいろなものを運び出す必要などから、細かなところに工夫がされているんだろう。
感心したのはショルダーベルト。麻縄にボロ切れを編み込んでできているけど、これが程よく厚みがあり全然圧迫感がなくてずれることもなく、見てくれの悪さとは裏腹に使い心地はそうとうに良い。
荷物の取り付けもロープがあるだけでなのに、これも応用が利くと言うか意外にしっかり固定できて歩いても緩まないのが面白い。でも重い荷物を背負うために最初に立ち上がるのは一苦労で、昔の写真を見ると休息のときに背負子を降ろさず、背負子の下に棒を当てて休んでいる理由が納得できた。
タグ:背負子
おはようゴザイマス!!
除雪はされてるけど、まだ相当な雪が道路の両端に積み上げられていますね。完全に解けるまで相当な時間が掛かりそうですね。薪割り大変な作業ですね。写真に写ってる太い木、重そう。僕は肩が悪いので到底無理です^_^;薪ストーブに憧れてるけど、薪割りは出来ないと矛盾な事をいっています^_^;
by voyagers-x (2015-04-28 10:55)
お話を聞いていると、背負子には、山に住む人々の、数百年にわたる経験と知恵がつまっているようです。
麻ひもにボロ切れを編み込んだストラップなど、あっと思いました。
そうか、歳をとってますます肩にくい込むあの重いカメラバッグも、しゃれた革なんかじゃなくて、布のほうがいいのかもね。
私は若い人たちがするように、ナップサックにカメラを入れるのにいまだに慣れなくて、昔ながらのショルダーバッグを肩からハスにかけて歩くのですが、機材を最小にしても重くてふうふういってしまいます。
いっそのこと、2輪のショッピングカートに入れて引いて歩こうか、と本気で思案中です。
by September30 (2015-04-28 11:13)
>voyagers-xさま
いつもコメントありがとうございます。この写真の道路はまだ1mほどの積雪が残っていますが、さすがに毎日20度近い気温になるので、びっくりするような勢いで雪の壁が低くなっています。きっと連休明けには概ねなくなるでしょう。そうすると一気に山菜のシーズンです。川の水も水量が安定して来るので、釣りもできるのが楽しみです。
薪ストーブには薪割がついてきますが、これがけっこう面白いというか楽しみです。私も事故で肩が良くないのですが、背負子を使ったりオノを使うのは運動にもなるし、リクリエーションのように楽しみながらやっています。
by 川越 (2015-04-28 13:53)
>September30さま
背負子の作りは地域によって少し形や荷物の括り付け方に違いがあるようですが、なんにしても昔は背負うしか方法がなかったわけで、その中でどうしたら少しでも多くの荷物を楽に運べるのか試行錯誤が繰り返されて来たんでしょうね。
特にショルダーの圧迫感のなさと、腰への負担のなさ、重さを感じ難いバランスはたいしたものだと思いました。でも調子に乗って荷物を乗せ過ぎると坂道がきつくなります。昔の人はこれで山道を歩いたことを考えると、ほんとにすごいものだと思います。
歳とともにカメラバッグ(カメラは)は重くて辛くなりますね。私はここのところ全くカメラを触らなくなってしまいましたが、ライカでさえ交換レンズを持つのはずいぶん考えるようになってしました。
でもカメラを背負うのはシャッターを押さなくなりますよね。写真を撮るにはやっぱり手に持つのが一番だと思います。
カメラのストラップ、麻ひもとボロ切れで作ってみるのはどうですか?丈夫だしらくちんです。見てくれの悪さは切れを選んで編み込むと、けっこうおしゃれなものになりそうな気がします。September30さんならばそんなストラップを作るのはお手の物ではないですか?(^^)
by 川越 (2015-04-28 14:03)
玉切りを抱えて歩く重さは、1本2本ならまだしも、数が多いので絶望的な気分になりますよね。
僕も道具を使えばよかった。^^;
ぬかるんだ果樹園の中を抱えて歩いた時に腰を壊すかと思いました。
by minton (2015-04-29 19:23)
>mintonさま
そうですよね〜。玉切りもちょっと太いとすぐに20キロ、30キロくらいになってしまいますから、てで持ち運ぶのはけっこう辛いですよね。
一輪車(ねこ)があればいいのですが、地主さんに借りたら重くて大音響とともにパンクしてしまいました。(^^; でもゆくゆくは自分でも手に入れないとダメですね。
by 川越 (2015-04-29 20:14)