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昔の仲間とツーリング・・・かな?追記あり2 [サイクリング]

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ちょっと見ると違いが全然わからないけど、ちょこちょこと変化があってもう少しで出来上がり。交換したのはサドル、ペダル、後ろのギア、チェーン、後ろの変速機、タイヤ、左のブレーキレバー。走るためにどうしても必要なワイヤー交換はまだ現物がなくてできていない。

ここはちょっとマニアックな話。後輪は古いレコードのラージフランジとマヴィック、#14プレーンの36H。エンド幅は126ミリだけど、ハブの中心を右にずらしておチョコを減らして強度アップ。16-18-21-24-28の5段ボスフリーを入れている。前輪はスモールフランジの32Hで、#14-15DB。

タイヤはヴィットリアの28Cを入れる予定だけど、たぶん後輪は30Cにすると思う。でもそのまえにクレメンのグリフォ61とネーべを復活させて、それを使ってみたい。太さは32C相当なので、空気圧はたぶん2気圧くらいで使えるはず。

調子に乗ってこの自転車で走っていた頃の仲間に写真を送ったら、「昔の仲間に声をかけて同じコースに走りに行こうか?」と、企画が持ち上がった。自分としてはもちろん断る理由はないけど、当時よく走っていた大弛峠や十国峠、三国峠、日光の裏男体林道なんかはもう超える脚がない気がする。いろは坂を上がって戦場ヶ原や小田代ヶ原を走るくらいならいいけどね。

もっとも当時に比べると峠道自体が舗装されたりして、楽になっているところもあるかもしれないし、逆に自転車では走れないところもある気がする。ともあれ、一様に歳を取った仲間と当時の機材で、思い出話に花を咲かせてのんびり走るのはとても楽しい気がする。実現するのが楽しみだ。

昔の友人がラインで写真を送ってくれた。
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写真を見ると当時を思い出す。八ヶ岳に雪がつき始める頃になると、待ち兼ねたように中央線の新宿発23時55分発だったかの夜行列車に乗り込んで、小海線の信濃川上から走り出すのが常だった。冬の長野は寒くて、-16度なんてことも珍しくなかった。

1枚目は中央奥にいて、カメラを首から下げているのが自分。その前のほうに倒れている自転車がこの自転車です。大弛峠に向かう瑞牆山荘前辺りかな。
2枚目は中央にいてフードをかぶっているのが自分。これはもう峠近くだったと思う。
3枚目は前方にいてボケているのが自分だけど、この写真を写したときの記憶が蘇る。写真ってすごい。男体山の裏に回り込む林道の途中。

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この2枚は裏男体林道の下りだと思う。当時はめちゃくちゃ荒れた林道で、いきなり1mくらいの幅で7〜80センチの深さの溝が出てきたりして、わぁわぁ騒ぎながら超面白かった。マウンテンバイクじゃやさしすぎてこの楽しさはわからない。やっぱり難しいけど、チューブラーじゃないと。今やったら肋骨が折れまくって、帰って来られないこと間違いなし。(^^;
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Yozakura

川越さま
 無沙汰しております。
 その昔、若かりし頃のサイクリング姿の写真、幾つも拝見しました。参加者全体の服装や表情、雰囲気などから、1970年代の半ば過ぎから、80年代の中頃までに撮影されものと見当を付けてみました。
 画面の中には未知の人々しか映っていないのに、間違いなくノスタルジーが刺戟されるのです。何故かしら不思議な、奇異な感情の流れです。

 それに、懐かしい言葉にも再会しました。「中央線の新宿駅23時過ぎ始発の夜行列車」です。
 確か乗客は、中央線の長距離電車乗り場の、下だったか、その傍にあった「俗称・アルプス広場」に何時間も前から並ぶのが恒例で、機関車が牽引する長い箱型の青い客車に並ぶ、硬くて窮屈なボックス席に体を縮籠めて、長野県の塩尻や松本まで、余り眠れぬ侭に揺られていったものでした。
 決して快適とは云えない夜行列車の旅に多数の登山客が殺到する程、当時はそれくらい、週末の夜は混んでいました。娯楽の探求にも、当時は皆さん真剣だったのでしょう。この私も、北八ヶ岳に登る際に、その列車を利用した記憶があります。

 決して「ラク」とは云えない、否、寧ろ「難行苦行」と呼ぶに相応しい様な趣味の実践にすら、真剣に若者が取り組んで仕舞うところに、当時の世相が、社会の風潮が滲んでいる気配があります。

 川越氏が参加された mountain cycling ないし cross-country cycling を捕捉した写真に、本来ならば無関係な筈の私が一抹の郷愁すら覚えたのは、きっと参加者の表情や服装から漂う「本気で打ち込む熱中ぶり」の所為でしょう。
 佳いものを見せて貰いました。お元気で。 
by Yozakura (2021-04-24 17:16) 

川越

>Yozakuraさま
Yozakuraさまも同じ穴の狢ってわけですね。まさしくこの写真の時代は70〜80年代です。あの夜行列車は結構混んでいましたよね。ほぼ0時に出発するのに、小淵沢の手前で時間長したりして、朝の6時ごろにならないと小渕沢に到着しなかったように思います。

その間、何とか体を休めておこうと新聞紙を床に敷き詰めて横になる者、狭いシートと気スリングに挟まれて窮屈に寄り掛かりつつ寝ようとする者。朝まで徹夜で飲み明かす者達。登山客で満員の列車の中に、大きなキスリングに負けないバラした自転車を持ち込み、小淵沢駅のホームで乗換の合間にうどんを流し込んだものです。

以前指摘された四角いクッカーも当時のものです。若かりし頃というタイトルのページの最後にも写っています。当時の写真を見ていると、懐かしいという感情とは別の思いが湧き上がるのが感じられます。それをことばにするのは難しいのですが、Yozakuraさんが綴ってくれた言葉がその思いに近いように思います。ありがとうございました。
by 川越 (2021-04-24 18:27) 

Yozakura

川越様
 返信を拝見。この度は名誉ある異名「同じ穴の狢」、確かに頂戴しました。有難う御座います。
 亦、「若かりし頃」の末尾の写真にて、言及されている「四角いクッカー」も確認しました。横手から撮影されたものなので、パッと見ただけでは「被写体が何か?」は不明であったのです。

 で、川越氏の折角の解説もあり、自宅の狭い押入れを探索して、問題の「角型のコッヘル」を手元に取り出して点検してみました。何と、前回に使用したのは確か前世紀の終り頃でしたから、かれこれ20年以上も使っていない訳です!
 コッヘルは簡便な道具ですが、携帯用の外袋のファスナーは老朽化して完全に自壊。中に収納した食品のパック類も、一体何時頃に準備したのか、その期日も不明な紅茶のティー・バッグやインスタント・コーヒーで、山からもう完全に遠去かっていた事実を再確認しただけです。
 コッヘルを収納している外袋には、英文字で "EVER NEW Kocher - SQ"
と明記され、その下段には "made in Hong Kong" との添書きがあるのみ。購入したのは1980 年以前ですから、香港が未だ英国領の時代であり、土着の香港人が他者の支配下ながらも、今から思えば「束の間の我が世の春」を謳歌出来た時代です。

> 懐かしいと云う感情とは、別の思いが湧き上がるのが
> 感じられます。--- Yozakura さんが綴ってくれた言葉が、
> その思いに近いように思います。
 
 昔日の勇姿を激写した数々の写真を眺めながら、川越氏も一面では「古き良き時代への追憶」に耽りながらも、「未だ未だ、引き込む年齢ではない!またツーリングに出掛けるぞ!」と、熱き血が騒ぎ始めているのではありませんか?
 どうぞ、お元気で。
by Yozakura (2021-04-26 16:07) 

川越

>Yozakuraさま
ご指摘の通り、最近はずっと古い自転車の再生に夢中になっていたのですが、走り出してみたところこれまた昔は気がつかなかったことに気が付かされたりして、ツーリング熱が再発しているところです。

とはいえ、なかなか長期のツーリングというわけにもいかないので、休日のうち半分を使って(5〜6時間以内)近いところを走ってみようと思っているところです。

半日とはいえ、この辺りは本当に坂道ばかりで、関東平野では1日240キロほど走っていたのですが、こちらに来たら80キロを超えると家まで戻れる自信が揺らいできますので、せいぜい40〜50キロ程度が妥当だと思っています。それでも多分夜中には足がつって大騒ぎになりますが。(^^;

ともあれ、お言葉通りまだまだ自転車からの引退は早いと、次のコース探しに興奮しているところです。今後ともよろしくお願いいたします。
by 川越 (2021-04-26 16:49) 

Yozakura

川越さま
 最初の返信を読み直し、言及された元記事も確認しました。

> 以前指摘された四角いクッカーも、当時のものです。

 その、引用の源泉となった記事も再確認しました。『奥会津でキャンプ』(2017年08月28日付けの投稿)です。その4年前の投稿に添付された4枚目と5枚目の写真に、川越氏愛用の角型コッヘルが明瞭に映っています。
 どうやら、川越氏も私も同型のコッヘルを、ほぼ同じ時期に使い始めた模様です。お元気で。
by Yozakura (2021-04-29 00:48) 

川越

> Yozakuraさま
わざわざ過去の記事にまで戻っていただいてありがとうございます。アドレスを入れておけばよかったですね。

Yozakuraさんにクッカーのコメントを入れていただくのはこれで3度目かもしれませんね。「雪になったので山へ https://photo-bici.blog.ss-blog.jp/2017-12-09」でもクッカーについてのコメントをいただいています。

この二重クッカー、自分のものは小さい方の取手が何処かに行ってしまい使っていませんが、大きな方はだいぶ凸凹になりましたがいまだに現役です。たぶん自分が死んでも残るんじゃないかと思いますが、使ってくれる人はいないでしょうね。(^^; 
by 川越 (2021-04-29 10:03) 

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