バトンとディスクホイールが届いた! [サイクリング]
今日の午前中にいきなり大きな段ボールが届いた。「何事?」と思ったら、東京の「アマンダスポーツ」からスペシャルホイールが送られて来た。そういえば以前アマンダで千葉さんと話をした時に「そのうち送るから」と言っていたような気もする。
変わった形のホイールだけど、リム 部分は金属ではなくてヒノキやブナ、バルサなどの木材でできている。その昔まだアルミのリムがない頃には木材のリム が使われていて、金属に比べるとたわみやすいけど良く走る面白いパーツだった。
どうやら木材の振動減衰性が気持ち良く速く走らせる秘密らしいけど、ホイール重量は重くなるし真円度は金属製に比べようもないほど凸凹。ところがこの精度もなく重たいホイールが、19時間で570キロ、標高差3,500mを走ったり、24時間で700キロを走破する超人たちには最高と言われているらしい。
木リム の良さも、ディスクやバトンの空気抵抗の少なさも体験しているので、このホイールが高性能なのはよくわかっているので、残された短い季節で峠を走ろうと思う。でも残念ながら後輪のディスクは、自分の自転車には規格の違いと、メーカーの違いで互換性がなく、取り付けることができないのが残念。
自分の自転車は6段変速(前後で12段)、このディスクホイールは11段(前後で22段!)変速で、なんと2倍近いギアが付いているわけで、当然使うチェーンも違えば変速機も違う。40年の時の流れは大きい。
木製ですかぁ~
面白いです。
金属の硬さがないので、体への負担が減るってこともあるかもしれないですね。
僕はずっと昔にしか自転車に乗っていなかったので、全くの素人イメージです。(笑)
by minton (2021-10-21 14:38)
>mintonさま
木製のリムの乗り心地はかなりソフトになり、荒れた路面でも突き上げる感じが相当マイルドになります。そのぶんダッシュなどすると横方向への変形が大きくて進む感じがしないのですが、荒れた路面では逆に跳ねないので良く進みます。面白いですよね。
それに今でもイタリアでは薄い板を何重にか巻いて作る木製リムが市販されています。最近はダートを走るレースもあるので、そんなコースには良いかもしれません。
この車輪は前後ともハンドメイドですが、後輪の外装は高弾性カーボン、中にはアルミハニカム、リム部分はぶな材。前輪のリムとスポークの接続する部分には皮のワッシャが使われています。古い素材と新しい素材が合わさって、人に優しく速い車輪になっています。こういう車輪はレースだけじゃなくて、私のように趣味で走るだけの人にも楽ができて良いと思います。
by 川越 (2021-10-21 16:44)
木製のホイールってイメージがわきません
走っていて壊れないのかと思っています。
by micro (2021-10-21 16:49)
> microさま
レスが遅れてしまいました、済みません。
イメージとしては金属に比べると弱いってのは良くわかります。破壊限界はたぶん金属の方が上でしょうね。でも意外とタフですよ。柳が折れ難いのと似ているのかもしれません。有り余るパワーを十分に使うには金属製、人力の少ないパワーを有効に使うには木製というイメージが近いかもしれません。悪くないです。
by 川越 (2021-10-22 08:47)