猪の半身をもらった [ジビエ]
昨日、舞茸などをまとめてキノコ鍋ができるようにプレゼントした友達が、今日はお礼にとウリ坊(猪の子供)の半身を持ってきた。そろそろそんな季節とは思っていたけど、先日のクマの内臓に続いてラッキー。
でも我が家の冷凍庫にはあまり余裕がない。もう数日寝かせて肉を熟成した方がいいとは聞いているけど、軒先に吊るすにしても夜中に狸などにやられるだろうし、あまり騒がしくなるのも困る。
ということで、なんとか冷凍庫に入る程度にしなければ。昨日はキノコ探しで山の中を10キロ以上も歩いたので、今日は薪の準備をしようかと思っていたけど、なかなか思うようにはいかない。でももちろん嬉しいんですけどね。
捌き終わったけど、骨付きだととてもじゃないけど冷蔵庫に収まりきらないので、全部骨を外した。今回はナイフじゃなくて、日本の片刃のナタを使った。でも関節を外すにも肉を切るにも使いやすくて満足。
それとハンターズアックスという小型の斧が西洋にはあるので、今回手持ちの小さい斧を試してみたけど、意外なほど使いやすい。案外小型の斧は獣を解体するには有効だと思う。肉を切るにも、筋や皮を切るにも問題ない。
特に背骨などを切断するには斧は手早い。ナイフで軟骨を切る手もあるけど、斧だと場所を考えずに問答無用で切断できるのがいい。ただし切るときは刃先を痛めないように、木の台(小型の薪割り台のようなもの)があるといいかも。今回はいい経験になった。
こちらはヘリコのハンターズアックス。私のは土佐の古い手打ちの斧だけど、ヘッド部分が500gくらいの小型のものがなにかと使いやすそう。
2021-11-06 00:00
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コメント(2)
小型の斧ってたまにほしいんですよ。
鉈でもいいんですが。
庭で作業していると鉈があればなあと思うのですが、鉈でなくてものこぎりで代用できたりして道具が増えません。ただ道具として美しくてほしくなりますね。
by minton (2021-11-12 19:50)
> minton さま
気を切ることに限定すれば、小型の斧は何かと便利に使えます。私はナタよりも斧の方が手っ取り早いと思います。それにナタはちょっと太めのものを切ろうと思うと力みが入りそうで、怖いというのもあります。多分個人差があると思いますけど。
ナタはナイフのように使えるので、山に入る時は何かと便利ですけど。木を切るだけなら(枝払いを含めて)小型の斧がお勧めです。飾るにしても斧はサマになりますよね。
by 川越 (2021-11-12 20:39)