春遠からじ

３月になり、気温がマイナスになる事も少なくなって来た。きっと積もった雪も少しは溶けているのだろう。山の木々に付いていた雪もなくなり、もうしばらくすれば山の動物も動き出すのかもしれない。今年はできなかったけど、来年の冬にはエノキなどを探しながら、スノーシューを履いてブナの森を歩いてみたい。

でも山とも呼べないような低い裏山でも、雪がついているときは小さな雪崩もあるし、吹きだまりのようなところ、沢などが隠れていることもあるので油断ならない。それに崖はけっこう険しいから。

地元の人でも足を滑らせて隠れた沢に落ちて亡くなったり、雪に埋もれて出られなくなって凍死ということがあるらしい。いくら地元で雪に馴れていて、十分に気をつけていてもこんなことが普通にあるとわかるとちょっと恐い。

山仕事に従事している人達の間でも、春の雪が消えて行く季節は特に気をつけたらしい。雪の重みで倒れていた木が、人が歩いたり上に立った事で一気に立ち上がる事があり、それに弾かれて大ケガをしたり亡くなる事さえあるという。

コメント 6

東京はだいぶ寒さが緩んできたように思えます。朝練もビブ+レッグウォーマーで行けそうな気がしています。

お二人は美味しいものが大好きなようですので、美味しい求めて山に入って熱中するあまり周りに気が回らなくなってしまったりしそうで、心配です(^^;
by やっ (2015-03-06 16:45) 

>やっさん、そろそろ練習再開ですか？頑張ってください。
十日町ではまた３mの雪が残っているので、山菜は４月中旬にならないと無理です。山菜はキノコ狩りほど夢中にはなれませんが、やっぱり楽しみです。とりあえずは雪のある時期には山には入らないようにします。ご心配ありがとう。(^^)/
by 川越 (2015-03-06 19:22) 

おはようゴザイマス！！
雪が降り積もると､道路は何処から何処までが道路で､どの部分に側溝があったのか分からなくなります。それが雪慣れしていない自分としては怖いです^_^;　毎年雪はそんなに積もらないけど､スタッドレスに交換しています。3月の第一週も終わりですね。そろそろ暖かくなり始める頃ですけど…..
by voyagers-x (2015-03-07 09:54) 

>voyagers-xさま
東京ではすっかりフキノトウも伸び切って20〜30センチほどになっています。先日の房総でも良い感じに食べごろでした。もう春が近いですね。十日町はまだまだ３mほども積もった雪に囲まれているので、春を実感するにはまだしばらく掛かりそうですが、気温は間違いなく冬ではなくなっていますね。雪が降る事も少なくなって来たようです。暖かくなるのも嬉しいけど、日が差して来るのが嬉しいみたいです。
by 川越 (2015-03-07 10:18) 

この写真を見ると、冬きたりなば、の方ですね。まだ、こんなですか。
確かに残雪の山を歩いていた時、突然雪を飛ばしながら倒れていた木が起き上がってびっくりすることがありました。
しばらく、何が起こったのか分りませんでした。
自分に当たってたら大変ですね。
by kouchan (2015-03-07 15:49) 

>kouchanさま
まだまだ積もった雪が３m近くあるので、春を実感するのは先になりますけど、確実に春が近づいているのはわかります。それだけでもずいぶん気分的には違う気がします。

春先の雪解けシーズンは、そういう倒れていた木が立ち上がって大ケガをしたり、亡くなった人の話は猟師やアイヌ、山師の記述で良く目にします。十日町でも地元の人からそんな話しも聞きますので、ほんとに気をつけないといけませんね。当たらなくて良かったです。
by 川越 (2015-03-07 16:08)