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下手なりに少し進歩したかも [研ぎと目立て]

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今日は午後から日が差して気温が上がったのをいいことに、先日手に入れた小刀を手直しして、刃を付けることにした。でもどれもこれも結構平面を出すのが大変で、とりあえずは出来上がったけど、今一つ納得いかない仕上がり。

ついでに自分のナタと小刀も研いでしまったが、今日使った砥石は10×8センチほどの小さな仕上げ砥石で、実をいえば今月の蚤の市に出そうと思っていたもの。

ところが色々研いでいるとかなり神経質で気を使う研ぎにはなるものの、仕上げに使うには応用が利き、良い刃が付く。今まで何度使っても思うような結果にならず、買った時に「極上品」と聞いていた割に、その理由が今日までわからなかった。

だけど使い方が分かると、これはやっぱりいい砥石だったのかもしれない。砥石の良し悪しも使ってすぐにわかるものばかりじゃなく、使う人の工夫、技量次第ということもあるのがよくわかった。今日は意義ある1日だったかもしれない。
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コメント 5

やまっぴ

奥が深いですねー。
刃物もですが、砥石もなんですね。
by やまっぴ (2020-02-13 21:16) 

川越

>やまっぴさま
最近研ぐのが下手くそになって、ちっとも思うような刃が付けられません。何が悪いのか自分ではさっぱりで、やっていることは変わらないと思うんですけどね。ここ半年くらいスランプです。これを開けると少し違った研ぎができるんだろうか?
by 川越 (2020-02-13 22:08) 

FFfreak

 娘の連れ添いは寿司屋だけど、砥石について語れるのかしら?刃物には興味があると思うけどですが・・・。

 日本に興味のある人を招待するTV番組で砥石の産地(京都付近)にきたフォリナーが、名品を見て感激する姿にこそ感動しました。
 生産する人との間に会話が成り立つのですから。私は意味不明でした。

 私は好みのフライロッドはわかるようになってきました。40年前に購入した米国産ロッドは根元が強すぎで、ニジマスの50㎝級相手ならばこそです。
 フライの世界にいざなった田淵義男さんも最近亡くなられて、自虐だったかもしれない銘の寒山も文字通りに感じます。
 名訳著「フライフィッシングマニフェスト」はバイブルです。
by FFfreak (2020-02-15 06:15) 

川越

>FFfreakさま
昔、「専門バカ」なんて言葉がはやったことがありますが、専門バカにならなければ見えてこない世界で世の中は作られているように思います。

なんでも表面的にさらっとやって、わかったような気がしてしまうのはもったいないし、専門バカにもなれない人ばかりでは困ります。

私の場合、砥石について語れるかといえばまだ全然で、何もわかっていない状態です。まともに刃物を研ぎ始めてからまだ3年くらいですから、わかるも何もないヒヨッコ状態です。

10年、20年過ぎて見えてくるものもあると思いますし、それを楽しみにしています。でも昨日スランプを抜け出すヒントをつかんだ気がします。

ブログに書こうと思いましたが、長くなってしまい途中で辞めてしまいました。でもこういったスランプというか、壁はまたすぐに出てくるんでしょうね。常に壁を越えていく努力が必要な世界だと思います。趣味の世界はそれがないとつまらないとも言えますね
by 川越 (2020-02-15 07:05) 

川越

>FFfreakさま
そういえば思い出しましたが、古今東西料理人は研ぎにこだわらないというか、気にしない人がほとんどだったような。私の知る限りでも気にしている人はいません。

気にしているのは一部の日本料理の方ですね。お寿司屋さんの板前さんなら魚を切るので、研ぎにはきっとこだわりがあると思いますよ。うろ覚えですが、魚を切るための包丁の種類が、日本には大まかに言っても8種類あると聞いたような気がします。それぞれの包丁で味が変わるんでしょうね。
by 川越 (2020-02-15 10:02) 

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