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古いレンズの写り [レンズ]

古いレンズ.jpeg


先日youtubeを観ていたら、「フランソワーズ・アルディ - 男の子女の子( Tous Les Garçons Et Les Filles )」https://www.youtube.com/watch?v=DkYuM_r8cKQ&t=90sという、歌のジャンルは自分にはわからないけど、パリをバックに歌が流れるミュージックビデオがあった。たぶん60年代の、フレンチポップスっていうのかな?

歌にもとても惹かれたけど、バックに流れるモノクロのムービーを観ていると、ハイライトがとても美しくてすごくいい感じ。写真じゃないのでムービー用のレンズだと思うけど、ハレーションが出たりするところを見ればコーティングもないかシングルなのだろう。

それでもなんともいい雰囲気のモノクロムービーで、つい何度も繰り返し繰り返し観てしまう。今のレンズとは全然違うけど、こんな写りをするレンズで写真が撮ってみたい。いまオーバーホールに出しているレンズは、Leitz Summar 5cm F2。このレンズがメンテナンスから戻ってきたら、このムービーを頭の片隅に置いて写真を撮ってみよう。
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コメント 4

minton

フランソワーズアルディ。上手じゃないけど雰囲気がありますね。
シャルルアズナブール、シルビーバルタンなどのフレンチポップスやドヌーブ、アランドロン、ジャンポールベルモントなどの映画も僕らの若い頃はアメリカ映画と同じくらいに流行りました。
音楽もミシェルルグラン、フランシスレイ、ミシェルペトリチアーノなどが思い浮かびます。
小説「ナナ」は中学生の頃読みましたが、とてもドキドキして読みました。
(高級娼婦の話なんですが、とても文章が美しいんです)
フランスの芸術はどこかアンニュイで憂いがあって素敵ですよね。
by minton (2022-01-20 20:18) 

川越

>mintonさま
さすがmintonさん。実はmintonさんならご存知だろうなとは予想していました。私はこの歌手は知らなかったんですけど、シンプルな曲ですけど耳に残る良い歌だと思いました。健在ならもういい歳でしょうね。でもバルタンも歳をとってもいい味を出しているし、この人も元気に歌っていたら嬉しいです。

ゾラの小説「ナナ」ですか、私は読んだことがないけど、若い頃に読んだ印象も今読んだら違う印象なのかもしれませんね。ちょっと気になってきたので探してみます。居酒屋を読んだ後にした方がいいのかな?

そういえば昔はフランス映画ってしっかりジャンルが確立していましたね。うちの姉が映画が好きで、「明日に向かって撃て」くらいの時代からですけど、よく試写会のチケットをもらって観に行きました。

by 川越 (2022-01-20 20:41) 

Yozakura

川越様
 先日も、このMusic Movie は観たのですが、多忙の為、返信は本日です。
 この音楽は、多分、1970 年代に公開発表されたような曖昧な記憶が有ります。気侭な暮らしに耽溺していた学生時代の音楽は、自身の耳が覚えていましたから。若い頃に親しんだ旋律や曲想は、決して忘れない真理を再確認した次第です。

 それはそうと、この歌声と云い、曲調と云い、背景の Music Video と云い、川越氏の嗜好にピッタリと嵌まって仕舞った仕上がりで、爽快な気分でしょう。
 雪国の暮らしとは無関係な異国の都会の倦怠が漂う絵柄が、豪雪時のモノクロームな生活に、佳い刺戟となった模様ですね。お元気で。
by Yozakura (2022-01-26 15:36) 

川越

>Yozakuraさま
Yozakuraさんは学生時代にこの曲を聴いていたんですね。私は全然知らない曲、歌手でしたが、モノクロムービーと共にすっかり気に入ってしまいました。フランソワーズ・アルディの他の曲もyoutubeで聞きましたが、彼女は少なくとも数年前までは歌っていたようですね。でもこの曲が一番自分には心地よいです。ここ数日雪が降らず楽をしていますが、やっぱりまだ1月。先ほどからまた雪が始まりました。
by 川越 (2022-01-26 16:30) 

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