晴れ間

今朝までの雪が止んで、昼からは日が差して快晴に。家の中にいるよりも外のほうが暖かくて気持ちがいい。

この写真中央にある電線が繋がっているのは街灯だけど、先月の大雪の時には完全に埋まってしまい雪の中で街灯がほんのり明るく光っていた。昨日の雪は40センチくらいなのでまだ余裕がある。

ところで今年の雪はイメージ的には大雪だけど、気象庁のデータによると例年の1.2倍らしい。その数値を信じるなら自分の感覚とも近いので、案外そんなものかもしれない。数日かけて降る分が一気に降っているだけなんだ。だから楽だなんてことはないんだけどね。

桜が咲いた・・・ようには見えないか。(^^;

裏の校庭脇にある桜の木が、なんとなく桜が咲いているような感じに見えたので写してみたけど、ちょっと無理があったかも。ほんとの桜が咲いたら桜吹雪でも写してみよう。

この学校は中学だけど、あと４年で廃校が決まっている。ここがなくなると学生たちは20キロほど離れた町まで通わなければならない。電車で行ける場所でもないので親が送り迎えになるんだろうか。でも今の学生数は３学年で５０人に満たないので、統合も仕方がないのかもしれない。

かつて、といっても30年ほど前まではこのエリアだけでも14もの学校があったと聞くけど、ほとんどはもうその姿さえ見ることはできない。自分がここにきてからまる７年。人口もこの間に300人ほど減ってしまい、今では2700人前後らしい。毎年取り壊される家はいくつかあるし、総合病院もなくなりそう。地方創生、移住者支援なんて制度もあるけど、問題はやっぱり卒業後に働ける場所だよなぁ。

晴れ間は嬉しい

今朝は１時間に10センチくらいづつ積もるドカ雪で、結局60センチくらいまで積もってピークを超えた。これで地主さんの家の屋根まで雪が届いてしまい、今日は1日外で雪掘りとなった。ところが４時過ぎになって急に日が差してきてあたりが明るくなった。日がささないとモノトーンのさみしい景色も、明るくなると一気に美しく思えてくる。たぶんこれは雪国で生活しているからこそだとは思うけど、日の暖かさや明るさが本当に嬉しくて、気持ちまでもがウキウキして1日の疲れも忘れてしまうのが不思議。

ドカ雪

夕方からまたドカ雪。今年の雪はそれほど多いとは思えないけど、とにかく降ればドカ雪ってパターン。「じゃあ大雪なんじゃないの？」って声が聞こえてきそうだけど、雪の量自体は降らない日がとても多くてせいぜい例年並みか、やや少ない感じ。

でもドカ雪とドカ雪の間のインターバルが長いので体が慣れないというのか、雪かきをするといつも腰や腕が痛くなる。例年ならたまに雪が止む日があるので、そんな日はスノーシューを履いて遊びに行ったり、木を削って何か作ったりできるけど、今年はどうもそんな余裕がない。

自分でもどうして余裕がないのか不思議だけど、晴れた日にはドカ雪を片付けるのに追われてしまうんだと思う。徐々に降るなら屋根の雪も「まだ数日は大丈夫だな」とか計算ができるけど、ドカ雪の場合はまだ大丈夫と思っていても、その日のうちに家の中のドアが閉まらなくなったするから、屋根に上がらざるを得なくなる。そんな感じなんで余裕が持てないんじゃないかと思う。早く春にならないかなぁ。

春といえば、今日友達のシェフが猪の肉を持ってきてくれた。そのついで少し話をしたら、春になったら山菜が欲しいと頼まれた。彼は今、隣の集落の外れで「醸す森」というレストランで働いているけど、前はうちのそばにある自分のバイト先のシェフだった。

当たり前だけど、美味しいフレンチを作ってくれるし、山菜やきのこを扱うのが上手い。温泉も観光地もない（近くに日本３大薬湯といわれる松之山温泉や、美人林はある）施設でレストラン兼宿泊施設なんてと思うけど、それなりに人が集まるのは彼の料理も一役買っていると思っている。