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ミラーレスカメラってスッゲぇ! [カメラ]

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富士フィルムのX-E3は、かろうじて写真が写せるようになりつつある。だけど専用レンズがないのでAFが使えずビデオも撮らないので、持っている機能の1/10も使えていないはず。それでも生産終了モデルとはいえ、ミラーレス機の高性能、高機能ぶりには脅かされるばかり。

一番驚いたのはファインダーで、これまで自分ではファインダーなんてなくてもいいくらいの使い方だったのに、ミラーレス機のファインダーは撮影の仕方がまるっきり違う方向に行きそうな印象を受けた。

ほとんどの人にとっては「今頃この人何言っているの?」って感じだと思うけど、自分は「ファインダーは写る範囲が概ね見えるもの」くらいの認識。しかもライカでは19ミリレンズをつければ写る範囲も入りきらないから、「これくらいは入るかな?」程度だった自分にしてみれば、どのレンズでも100%の視野で使えるのは全く別の機械を使っている気にさせられる。

視野はともかく、ファインダーの何にびっくりしているかといえば、ファインダーで仕上がりの写真が「見える」こと。今まで撮影後にRAW現像ソフトでやっていたことが、写す前にファインダー内で見えてしまう。これはほとんどカルチャーショック。

それにピーキングは予想以上にありがたいし、しかもファインダー内でピンが合っているかどうかも拡大確認ができる。おかげでf1.1のゾンネタールの解放も普通にピンが合う。世間の人たちはとんでもないカメラを使っていたんだなぁと、今更驚いている。

仕上がりがほとんど見えてしまうことで、これまでは100%RAWデータだったのが、自分の使い方ならもうJPGオンリーでいいとさえ思う。シャッターの感触や音、タイムラグも含めてもいい感じで、書き込みも早いし、もしかしたら大きさや軽さを考えたらライカの方がサブになるんじゃないだろうか。という感じで今のところは相当気に入ってます。

唯一の問題は新しいカメラのRAWデータを現像するソフトがないこと。バージョンアップすればいいんだけど、バージョンアップ版はシステムのバージョンが古くて対応していない。高機能になるバージョンアップは嬉しい反面、めんどくさくて困る。
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