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どこの山だったかな? [田舎暮らし]

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今日は朝のうちに夕食用にキノコを取ろうと近くの山に行ったけど、昨日の暑さがまずかったのかほとんどのキノコにはもう虫が入っていて食べられない状態だった。こういうのはタイミングだから仕方がない。

ところが家に帰ってポケットに手を入れると、上の硬貨が出てきた。そういえばいつか山で拾った記憶はあるけど、あれはどこの山だったのかさっぱり思い出せない。まだ最近のことなんで、何箇所も歩いてないはずだけど、記憶がないというのは困ったもんだ。

サビサビだったのでワイヤブラシでこすったら、5銭とあり明治22年のもの。額面が5銭の硬貨は、明治・大正・昭和時代に発行されており、その種類はなんと12種類もあって銭貨の中では最多らしい。

この硬貨は「菊5銭白銅貨」で、発行年度は1889年(明治22年)~1897年(明治30年)とあるので、このタイプでは最初のもの。これが明治28年銘だったらプレミアらしいけど、これは未使用品でも大した値がつかないものらしい。

とはいえ、明治22年に作られた硬貨が山の中で拾えるというのは、どんな縁があるのやら。そういえば以前も山の中の古道の神様を綺麗にしていたら、寛永通宝が出てきたことがあるけど、こちらはさらに古い1626年から68年のもの。

二枚別々に拾ったけど、一枚は置いておいたのに粉々になってしまった。空気に触れたのがよくなかったのかな?もう一枚は1万数千円程度の値がつくらしいとは最近知ったけど、売ってしまうのはどうも憚られるような気もする。

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そういえば現代の10円玉も拾ったことがあるので、お揃いで写してみた。この10円玉は昭和38年生れで私よりも若い。しかしここいら辺の山の中には古道と呼ばれる細い道の跡があちこちにあるけど、807年に坂上田村麻呂が奴奈川姫を祀るために創建したと伝えられる、国指定重要文化財「松苧神社」に向かって、昔からいろいろな人が山に入っていたんだろう。

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