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超軽量にはこだわりがないけど・・・ [アウトドア]

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キャンプするときに大事なもののひとつがスリーピングマット。最近は空気を入れるエアマットに人気があるように感じるけど、確かに寝心地は最高。相棒もキャンプの時はエアマットを使って満足している。

ただ欠点がないわけでもない。まずはパンクの心配。これは下にもう一枚貫通しにくい素材のシートを敷けば対応できる。もう一つは空気の対流による寒さを感じやすいこと。これもウレタン系マットを敷くことで対応は可能。ただし総合的に重量が増すし、必要な荷物も増えがち。もちろん車で移動なら何も問題ない。

私の場合は昔は写真のオレンジのマットのようなものをずっと使っていたけど、軽さは優秀だけど、とにかく嵩張る。それに安いのはすぐにヘタってきて、地面の凹凸を吸収しなくなる。

ということで、その後は体積にはあまり差はないけど軽さ、耐久性の高さ、断熱性、耐水圧、寝たときの快適性において性能の高さを誇る、中央の「リッジレスト」のマットに落ち着いていた。これ以上のものはないと思い、無意識のうちに不満を探さないようにしていたとも言えるかもしれない。

でも最近、軽さはともかくもう少し嵩張らないものが欲しいし、単独のキャンプでそこまで快適性を求めなくてもいいんじゃないかと思うようになった。確かにリッジレストは雪の上に敷いて寝られるほどの高性能、砂利の上でも気にならない快適性、ザックの内側に入れてしまえば背面パッドの代わりにもなるので、いいことづくめ。

でも・・・「リッジレスト」が良いことはわかっているけど、やっぱりザックの中でスペースを取られる。もう少しかさばらないものが欲しい。肉厚は快適性に直結するけど、テントを張るときにできる限り整地することで対応はできるし、そもそもアウトドアで家のベッドに寝るような快適性を求めるのもちょっと違うかもとも思う。

荷物を最低限にするキャンプは本来不便なもの。いろいろ現場で工夫することが楽しかったはずだ。ということで、左の細いマットを購入してみた。サイズはほぼ真ん中の「リッジレスト」と同じ。重量は「リッジレスト」が220gに対して53gと圧倒的。そしてボリュームが決定的に違う。

このマットはウルトラライトで知られる「山と道」の商品。同じサイズで173g(13mm厚)、75g(10mm)、53g(5mm)の3種類があり、もちろん厚さが違い当然諸々の性能が違う。一番コンパクトになるものを選んだけど、実は丸めるだけじゃなくて折りたたむこともできる。

写真の黄色のものは下が硬いときに座るためのパットだけど、5mm厚のものも二つに折れば10mm。表面の耐久性が上がっているので、あまり神経質にならずに使えそう。今年はこのマットを使って楽しんでみようと思っている。
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