いちじくの出戻り? [イチジク]
二ヶ月ほど前に買って畑に植えたイチジク。他にも違う種類の2本のイチジクを畑に植えたけど、どちらも太い芽が伸びて来て、さすがに畑の土の力は強いと思っていた。
ところがこのイチジクだけは全く成長しないのでどうしたのかと思っていたら、ここ数日で葉っぱも枯れたように色が変わってきてしまい、いよいよ本格的に変調をきたしていると判断し、鉢に戻して観察することにした。
本当は土を外さずに植え替えたほうが枯らすリスクが少ないけど、根を食べる虫がいることも考えられるので土を全部落としてみた。幸い虫の類はいなかったけど、新しい根が全く出ていない。これじゃあ成長するはずもない。
根が伸びていない原因もわからないし、根を崩してずいぶん触ってしまったし、このまま枯れてしまう可能性も高いけど、とりあえずは手元に置いて葉っぱを少しだけ残して様子をみようと思う。いよいよダメならわずかな可能性に描けて挿木にしてみよう。
畑に挿し木したイチジクのその後 [イチジク]
6月の頭にバイト先の隣のご主人にもらって来た、日本種とされている無花果、蓬莱柿(ほうらいし)。実際は400年ほど前にポルトガル人が中国から持ち込んだとも言われている。そんな理由で、元々は西の方がメインだったようだが、今ではほぼ全国的に栽培され日本イチジクと呼ばれている。
昨年も1本いただいて8月か9月の頭に畑に挿し木していたけど、先月挿し木したものも芽が出て来た。昨年植えたものは実がつくと嬉しいけど、地植えのものは根を張る方が優先されて実がつくのは遅れることが多いとも聞く。
樹勢が強く大きくなるイチジクなので剪定しながら育てたいけど、実を食べてみたいのも確か。夏果と秋果の両方採れるので、ちゃんと育てば8月から10月いっぱいくらい食べられるのも魅力。まっ、これはとらぬ狸のなんとやらです。(^^;
その後のイチジクの挿木 [イチジク]
5月27日にアップした記事「イチジク追加(https://photo-bici.blog.ss-blog.jp/2022-05-27)の写真の挿木が、現在こんな感じ。5月の写真は葉っぱが出ている挿木が2本あるけど、この葉は撮影後に切り落として、現在出ているのは再度出て来たもの。
どうやら挿木の場合、葉っぱがついていると水分の蒸発が多くて、根がない挿木の場合は水が足りなくて枯れてしまうらしい。上の写真では5月に葉がついていた挿木にはまだ葉が出ていないけど、小さな芽が緑になっているのでもうすぐ葉が開くだろう。たぶん今月末くらいには根も出始めるはずだけど、何本枯れずに成長してくれるやら。
イチジクの挿木・その後 [イチジク]
ZUIKO AUTO-S 55㎜ f1.2
イチジクの挿木をしてから概ね一月。本来は3月にやる作業なのでずいぶん遅かったから心配したけど、まだ枯れてはいないようだ。
そのうちの1本が全く芽も青くならず、枯れてしまったんだろうと思って鉢を倒して挿した枝を取り出してみたら、なんと根が生える代わりに地面の下で真横に枝を伸ばし、葉っぱも2枚も開いていた。
こんなこともあるの?ってびっくりしたけど、生きているならと、挿木を斜めにして地中に伸びていた枝が地面に出るように植え替えてみた。これでうまく成長してくれれば良いけど、まだ根がないのでどうなるか?ともあれ、あと一月もすれば結果もわかるだろう。
またイチジク の枝をもらった [イチジク]
今朝、バイト先の隣のご主人が畑仕事をしていて、「イチジクが虫にやられたから全部枝を落とす。持ってけ」と、太い枝を2本いただいた。時期的に少し遅いけど、挿木にしてみようと切り分けた。
左に写っている太いものは、そのまま畑に刺してみようと思う。去年もそれでうまくいったから、たぶん大丈夫。でも去年はいつ挿木したんだったかな?(調べたら昨年の9月頭にブログに挙げているので、たぶんもらってきたのは8月末〜9月頭のはず。)それに比べればずっと早いから大丈夫かな?
切り口を確認したけど、たぶんカミキリムシは入っていない感じ。イチジク の種類がわからないのが残念だけど、古いイチジクらしいので日本のものかもしれない。小さいものが数本でもうまくいけば嬉しいけど、どうなるかな?
全部うまくいくとは思えないけど、これだけあると半分うまくいっても結構な量。それはそれでちょっと困るかも。でも別の種類も作ってみたい興味も出てきた。
その後のイチジク [イチジク]
CONTAX S-PlanarT* f2.8/60
5月の中旬に買ってきたイチジクが少しづつ芽が動き出した。先に買った方はもうだいぶ枝が伸びて葉が出てきていて、ひとつの枝から5枚くらいの葉っぱが広がっている。枝は毎日1センチ近く伸びて毎日微妙に変化が確認できるのが面白い。
後から買った方はまだほとんど芽が出ていないけど、今まで全く何もなかったところからわずかに緑の芽の痕跡がわかるようになってきた。この芽から秋にはイチジクの実が収穫できるとしたらびっくりだけど、それは普通のことらしい。
ネットを見るとどうやらひと月半くらい成長が遅れているけど、この辺は野菜の成長も遅いから焦らずに見守ろうと思う。まだ雪が消えずに残っているところも普通にあるので、一般的な基準は当てはまらないのはしょうがない。
少し気になるのは今週末から来週にかけて気温がだいぶ下がること。これで成長がちょっと停滞するかも?
CONTAX S-PlanarT* f2.8/60
イチジク追加 [イチジク]
昨日のこと、バイト先の隣のお父さんが「イチジクが虫にやられたから、枝を全部持っていって良いよ」と言ってくれた。みれば確かに大きなイチジクの木が1/3ほど葉が付かずに枯れている感じで、穴もそこら中に開いている。去年枝を1本いただいた時は元気だったので、その後に卵を産み付けられたのかもしれない。
全部と言われても困るので、昨年伸びた枝を2本もらってきてすぐに挿木にしてみた。本来なら切った挿木は18時間水につけると成功率が上がるらしいが、それを知ったのは鉢に刺した後だったので、そのまま進めることにした。うまくいけば二ヶ月後には小さな鉢に移し替えることができるはず。というか、できて欲しい。
でも枝の先の方は葉が出ているので挿木は難しいらしい。つまり葉っぱから水分がどんどん抜けていくので、水が間に合わなくなるということ。それにイチジクの挿木の場合、新しい葉が出てきたから根付いたと思うのは間違いで、根は葉が伸びた後からでるという。これで勘違いしてけっこう枯らしてしまう人が多いという。
確かに葉が出てきたら根付いたと思って安心してしまう。あとは挿木の場合は肥料を入れたらダメで、水だけで育てなければいけないのだという。去年畑に挿し木したときは、そんなことは知らずに肥料を入れ、葉っぱが出てきたからもう大丈夫と安心していたけど、今年新しい芽が出てきたのは単に運が良かったのかもしれない。
土のこと、肥料のこと、植物自身のこと、いろいろ知らないことだらけで、ちょっと調べるだけでも興味深い。まだ何も知らないけど、この世界に夢中になる人がたくさんいるのもわかる気がしてきた。とりあえずはこの挿木のうち、4〜5本がうまくいってくれれば良いんだけど。
イチジク [イチジク]
自分では好きな果物といえば、イチジクがかなり上位に上がる。田舎暮らしを始めた頃から自分で作ってみたいと思いつつも、やり方もわからず行動に移せずにぐずぐずしていた。
でも昨年の秋にバイト先の隣の人に枝を1本分けてもらい、裏の畑にやり方もわからないままに「イチジクは丈夫だから大丈夫」という言葉に後押しされて挿してみた。畑の雪が溶け、挿木した枝がなんとか潰れずに姿を見せ、そこから思いがけず小さな芽が出てきた。
それが嬉しくて、つい新たな苗も1つ、2つと買ってしまった。その鉢植えの1つがやっと芽吹いてきた。今年食べるのは難しいかもしれないけど、畑の1本と2つの鉢で秋にはいくつか食べるのを楽しみにしている。
畑で野菜を作って食べるのも嬉しいけど、果物はまたちょっと違う楽しみがある気がする。なんというか、畑の野菜作りは必要不可欠で半ば仕事のようなものだけど、イチジクはダメでも「しょうがない」で済ませられるというか、食べられたらラッキーくらいの気持ち。だけど、それがおやつを待つ子供のような気分で楽しみでもある。