SSブログ

能登半島へ [国内旅行]

_DSF6747-down.jpg


21日から二泊三日で富山県の魚津にある金太郎温泉と、石川県七尾市のお寿司と魚が美味しそうな居酒屋を目当てに相棒と旅行して来た。本当は島根の出雲大社に行くつもりだったけど、直前に交通費を調べたらちょっと私たちには無理な金額になってしまい、急遽能登へと行き先が変更された。

上の写真は道中に通過する北陸道最大の難所、断崖絶壁と荒波が旅人の行く手を阻む親不知(おやしらず。正式には親不知、子不知というらしい)。道幅もないしのぼり下りや急カーブと、とてもじゃないけどここを自転車で抜ける気にはならないが、ときどきキャンピングの人や外人さんのサイクリストを目にする。ここを抜けるしか道がないので仕方がないけど、それにしても怖いところだ。

IMG_0281-down.jpg


地元の十日町からお隣の上越市に降りると雪がなくなり、富山にはいるとすっかり季節が変わった。桜は咲いているし、水仙は咲いているし、もうすっかり春爛漫だ。

金太郎温泉は私たちには安く無い宿だけど、景色の良く無い部屋ということで破格のプランがあり、こんな立派な宿にはなかなか泊まれないし、夕食も美味しいに違いないとここに決めた。

温泉は立派で、露天も内湯もとてもいい温泉で、食前、食後、翌朝とのんびり浸かって来た。混浴じゃ無いし、今回は温泉でのお酒もないので1時間も入っていたら退屈してしまったけど、無料のマッサージ機もあってたっぷり温泉宿を満喫した。

夕食は豪華と評判だし、お酒も美味しいものがあるに違いないと勝手に想像し、宿で見繕った。これならどこのお酒でも大きく外すことはないだろうと純米吟醸を選んだけど、これが思いがけずに失敗。食事も私たちにはちょっと合わなくて残念。こんなことならいつものようにお酒を持参すれば良かったと思っても後の祭り。まっ、こんなこともあるさ。

_DSF6676-down.jpg


翌日は石川県の七尾市へ。「砂浜を走りたい!」という相棒のリクエストで、お昼前に千里浜(ちりはま)のなぎさドライブウエーに。ただの砂浜だけど、砂の目が細かいのかスタックすることなく走ることができる。「海亀は来ないよね?」と、ちょっと心配にはなるけどなかなか貴重な体験。

お昼は私の希望で七尾のお寿司屋さんへ。最初は場所が分からなくて、地元のおばちゃんに聞いたら「あそこはネットで人気があるみたいだけどねぇ」とあまりいい感じではない雰囲気。でももう予約しちゃったし、一抹の不安を抱きながら入っていくと、ご夫婦が二人でやっている小さなお寿司屋さん。

他にお客様もいなくて「やっぱり失敗したかな?」とは思ったものの、でてくる握りはどれも美味しくて、普段は苦手な甘海老や貝類も美味しくいただいて来た。値段も安くてまた機会があれば行ってみたい感じ。

_DSF6734-down.jpg


食事の後は早めにホテルに入り、市内の古い通りや港を散策。夕食のためにお腹を減らすことに専念。

_DSF6698-down.jpg


七尾の市内は古い家も多くて興味深いけど、もう一つ何かが足りない感じ。たぶんインフォメーションがもう少しあると良かったのかもしれない。

DSC_1123-down.jpg


夜は駅前から少し離れた居酒屋へ。目的だった刺身の盛り合わせは予想以上に立派なもので、味の方も量に負けずに大満足。魚も貝も美味しかったし、鯨のレバーなんて珍しいものも食べられた。普段は山菜やイワナは美味しいものが食べられるけど、海の魚はなかなか美味しいものは口にできないので、今回の旅行は相棒も私も大満足。観光はできなかったし写真も撮れなかったけど、いい旅行になった。

_DSF6743-down.jpg


帰りは雨混じりだったけど、富山の市街から見る山並みが美しかった。地元も山に囲まれているけど、高い山は目に入らないのでこんな風景は新鮮に写る。
nice!(0)  コメント(4) 
共通テーマ:旅行