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野々海峠へ [サイクリング]

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月曜の今日は午前中は晴れで、気温も20度まで上がると天気予報。ところが8時を過ぎても気温は6度だし、空はどんより。明日は雨の予報なので意を決して出発した。でも暖かい服装は片付けて代わりにアンダーはウールの長袖、その上に風除けのエプロンをして、初冬用の長袖ウエア。手袋も冬用の薄手のフリースを用意。ほとんど晩秋から初冬の支度でした。

それでも冷たい風がきつくて、走っていて汗は出るけど寒くてたまらない。10キロほど先の一つ目の峠を超えたところでも迷ったけど、ここまでのタイムは10分も速い。一気に下って峠を目指した。

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前回この峠を走ったのは7月1日。太いタイヤが嬉しくてペースも上々。自分でも「結構良いペースだよな」と思いつつ峠を越えていった。そのタイムを今日は難なく書き換えていく。登りでも緩斜面でも「やたらと速いなぁ」と感じるほどで、後から一気に疲労が出て動けなくなるんじゃないかと不安になるほど。たぶん空気抵抗の少なさはもちろん、木製リムと高性能タイヤが跳ねずに後輪の抵抗とならず推進力を活かしているんだろう。

でも峠が近づくといよいよ寒くなり、雪が降り出してもおかしくないくらい。峠では止まる余裕もなく、雨具を着込んで補給食を口にして一気に栄村に下った。途中目に入る長野の山々はすでに雪がついて綺麗だけど、写真を撮ろうと止まろうとすると足がつりそうな怪しい感じがして止まれない。たぶん冷えてしまったんだろう。

それでもスタートから3時間弱、前回峠に着いた時間には国道117号に降りた。ここから1時間で帰れば4時間だけど、距離を考えるとちょっと難しい。それにお腹も空いたので、風の当たらない場所を選んでおにぎりを頬張る。今回は距離が短いのでおにぎりも少し小さめが2つ。他にも羊羹なども口にしながら、帰りを急いだ。

2枚だけ歯数を大きくしたギアは大正解。平坦気味のところや下りではレーシングの感覚に近いスピードが出せる。かと言ってゆるい登りも意外といける。タイム短縮にはギアの影響も大きいと思う。

家に着いたのは12時50分。残念ながら4時間は切れなかったけど、峠を降りてからの道のりはアベレージ30㎞/hに近いハイスピード。所要時間4時間5分は前回のタイムを25分も短縮して、我ながら唖然とする。全体のアベレージは19.2㎞/hで、前回よりも2.4㎞/hも速い。走っていても自覚できるくらい速かったので、初の20㎞/hオーバーかと思ったけど、それは欲張り過ぎだった。

19㎞/hだって以前(今年の6月まで)のほぼ2倍だから、あり得ないくらいのスピードだ。これで後輪がディスクホイールだったら、さらに2㎞/hは速いはず。まるで自分じゃないような感覚で走るんだろう。ただしブレーキを使う下りだけは前回の太いタイヤのほうが速かったと思う。やっぱりダウンヒルで太いタイヤの恩恵は絶対だ。

たぶん今年のサイクリングはこれで終わり。行けるとしても1,000mの峠はちょっと無理そう。でも少し低い峠ならあと2週間くらいは走れるはず。この調子でもう少しだけ走っておきたいな。

距離 78.4㎞
獲得標高 2,027m
時間 4時間05分
アベレージ 19.2㎞/h

前輪 アマンダバトンホイール SOYO 24C 3bar
後輪 GP-4 32H SOYO アマンダ 24C 3.2bar
フリー 14,18,21,24,28,34 TA 46×32 170L

ウール長袖アンダー アソス初冬用長袖 フリース 指付きグラブ
レッグウォーマー 風除けエプロン
腰用サポーター 峠への上りのみ使用

ワンボトル ミネラルタブレット
おにぎり 2つ(小さめ)塩羊羹 
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