ついでに古いロードの再生 [サイクリング]
古い自転車を再生して走っていたら、前に乗っていたロードもこのまま埋れさせてしまってはもったいない気がして来た。それで思い出したのが、若い頃から思っていた「いつか歳をとってレースができなくなったら、田舎でマイペースで気に入った自転車でのんびり走りたい」という気持ちだった。
レース用のギアはここで走るには重たいので、ずっと軽いものに組み替えた。タイヤも練習はしないのでクリンチャーはもう止めて、全部レース用に用意した高性能チューブラーで走ることにした。もう残しておいてもしょうがないものだし、普段から気持ちよく走れるほうがいい。
もう一台のクロモリのフレームは、亡くなってしまった名選手、森幸春さんの思い出のフレームなので、そのまま残しておこうと思う。思えば田舎暮らしを決心したきっかけの一つが、森さんが亡くなってもう一緒に走ったり自転車の話ができなくなってしまい、東京にいる意味もなくなったからだった。