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かんじきの紐が切れた [道具]

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雪国では必需品で、冬になれば毎日雪かきに使うかんじきの紐が切れてしまった。かんじきはいくつもあるのでとりあえず困ることはないけど、どれももらったものを使っているので消耗している。

いくつもあるとはいってもそこは貰い物、どこか割れていたり不具合があるからくれたわけで修理しながら使っている。もともと単純な物なので手間さえ厭わなければ修理は難しい物じゃない。

ところでこの紐も材質によっては雪が凍り付いてしまい歩き難かったりする。麻やコットン製の紐は使いやすいけど、水を吸って凍るのでその点では不合格。意外なことにナイロン製の紐が凍り付かずにかんじきにはピッタリ。針金も氷が付いて良くないので、骨組みの竹を丸く組むには竹の皮が巻かれている。

昔の人はどうしていたんだろう、ナイロン紐がない時代のものなど見たことがないけど、きっと何かしらの工夫がされたんだろう。フジの蔦や山葡萄の蔓などが使われていたんだろうか、きっと使いやすいものが選ばれていたはずで、古い時代のかんじきも見てみたかったなぁ。
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