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ゾンネタールふたたび [レンズ]

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少し前にズミルックス35/1.4をカビさせてしまい、メンテナンス(フルOH)に出した記事を書いたけど、今日はまたゾンネタール50/1.1にうっすらとカビが出ているのを見つけてしまった。

ズミルックスのときにもゾンネタールにカビが出たことは書いたように思うけど、あの時のカビはレンズ表面のカビだったので難なく拭き取ることができたけど、今回はどうも絞りの前後辺りらしい。

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こうなると普通は手の出しようがないけど、幸か不幸かゾンネタールは過去何度か少しだけ分解したことがある。バラして拭き取れるところならメンテナンスに出すこともないので、意を決して前玉を外してみた。すると、絞りのすぐ後ろ(カメラボディ側)のレンズ表面のカビだ。これなら拭き取れる。

思うにこのカビはこのレンズに使われているグリスに起因するものじゃないだろうか。勝手な想像でしかないけど、レンズ内部に使われているグリスの種類によっては、かなり早い時期に成分がレンズ内で分解されてカビになることが確認されているらしい。

特に古いレンズのメンテナンスに使われることが多いとも聞くし、その場合は早いと数年でカビが出る可能性があるようだ。普通はレンズの分解なんて怖くてできないし、内部のカビは専門家にお任せしないといけないけど、その専門家が使うグリースの問題だとしたらこれは逃れらない可能性もあり、ユーザーとしては悩ましいことになる。

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