スペシャルワインをいただいた [サイクリング]
先日、長い自分の自転車人生のお世話になっていた、自転車のフレームビルダー・千葉洋三さん(サイクル&カヌー アマンダ)に電話をいただいた。どうやらワインを送ってくれたようだ。
よくよく話を聞けばマスターズの世界選手権で自転車の個人追い抜き(パシュート)の世界チャンピオン(世界新記録樹立)にもなった、元競輪選手にして日本記録ホルダーの飯島規之さんが長野県東御市八重原でワイナリーを設立したものらしい。
ラベルのイラストは千葉さんの奥様が毎年描いていた、点描画の辰年の年賀状から。ワイン名もアマンダスポーツ由来で「アマンダ メルロー2017」と、「パシュート ソーヴィニヨン ブラン 2019」と、いかにも自転車選手の飯島さんらしい。
もったいなくて飲めない感じだけど、飲まないのももったいないので、近いうちにいただくことにしよう。
唐突ですが過去写真・プラハ0 [プラハ]
このブログを始めたきっかけは、10年前に「ブログを始めれば?」と勧められたからで、プラハのフィルム写真からポツポツと写真をアップし始めた。当時はレンズもなくてこのときはズマロン35とコシナの15ミリだけだったような気がするけど、今と比べると当時の写真の方がまだましのような気がするのは、昔の写真は人が写っているからなのか?。
レンズはどちらももう手元にないけど、レンズに迷わない分良かったんだろうか?66はたぶんマミヤ6だったような、こちらはまだ手元にありますが動くかな?
スキャナーもないので、スキャンは当時のままだけど、再アップに際してトーンなどの手直し、トリミングを含む場合があります。どうやらこちらも梅雨入りするのか今日から雨が続きそうだし、しばらく当時を思い出しながら、過去写真の再アップを続けてみたいと思います。
スノーダンプに蜜蝋塗り [田舎暮らし]
最近雨が降らずに真夏のような暑さが続く。おかげですっかり腕や顔の皮が日焼けで剥がれてきた。これまで日焼けで皮膚が剥がれたことなんてないのに、多分いきなりの日差しの強さが原因なんだろう。
それでハッと思い出した。冬に雪かきをするために、スノーダンプに蜜蝋を塗らなければ。ワックスの類が表面についていないと、雪が張り付いてしまい飛ばせなくなるし、へたをすると屋根の雪を飛ばす時に、その重さで引っ張られて屋根から落ちることになる。
100キロ近い雪が屋根の勾配と雪で滑り、遠心力で飛ばされるわけで、引っ張られたっときに手を瞬時の判断で離せなければそのまま一緒に落ちてしまうのだ。そうならないためには雪が滑るようにワックスが必要になる。蜜蝋はよく金属になじみ、シーズンを通して完全に剥げてしまうことがない優れもの。
日差しの強い夏の日中にスノーダンプを天日干しして、表面が熱くなったところで蜜蝋を塗る。蜜蝋は60度くらいで溶けるので簡単だ。これで冬の準備が一つできた。
しかしここに来て冬を6度越えた。去年は雪が少なくて助かったけど、すでに1つは再生不能でゴミに出したスノーダンプ。写真右の緑のものも先が潰れて一度切り離しているので、あまりちゃんと使えない。真ん中のアルミ製は軽くて相棒用だけど、鉄やステンレスに比べるとやはり消耗が激しい。左のステンレス製は丈夫だけど、やっぱり所々ヒビが入り始めている。来年はどれも買い替えの時期かもしれない。
初めての渓流 [釣り]
今日はかねてから行きたいと思っていた小さな渓流を目的に、マウンテンバイクで頑張って走ってみた。ジンクリアな清津川の支流なので、ついでに昔行ったことがある清津館という宿とその奥にあるトンネルを覗いて見た。でもトンネルは有料なので入り口を見ておしまい。(^^;
渓流は本当に小さいけど、雰囲気はとても良くて少し小型だけどイワナの姿もそこそこ見ることができる。
ところがよほど入渓者が多いのか(雨が降らないので足跡もたくさん)、ルアーを投げるとすぐに逃げていくし、逃げない奴は何をしても反応しない。なので自分に釣れる魚はいないのでもちろんノーバイト。
川に降りるとたぶん100mくらいでこの写真の大きな堰堤に出くわす。この上にも行って見たかったけど、今日は別の目標もあったので、雰囲気がわかったところで竿を納めた。また秋にでも行って見たい、いい渓流だった。
獲って食う [釣り]
数日前に川で動きを試したルアーを使って、昼前に少しだけ釣りをしてきた。予想通り、狙ったところで1尾釣れたけど、渇水が進んでいてさすがに魚が出てくれない。
残念ながらこの1尾だけで他のルアーでは釣れずに帰ってきたけど、これで前回とってきた尺オーバーと合わせて、相棒と1尾づつ食べることができる。あっ、今回はあの小さな川にしては大きめで、ちょうど30センチでした。
でも手にしたら暴れてもう一個の針が左手にズブズブズブ・・・。げげっと思ったけど、一応カエシは潰してあるのでことなきを得た。しかし帰ってからルアーを見たら、太軸の針が伸ばされていて危ないところだった。
ところで、獲って食うといえば、昔はよくこんな言葉が聞かれた。夜日が落ちてからも外で遊んでいると、「鬼にとって喰われるぞ」。日が暮れても釣りをしていれば、「主(ぬし)にとって喰われるぞ」。夜泣いていれば「怖いもんがきてとって喰われるぞ」と。
何かと言えばこの「とって喰われる」というフレーズを耳にしたような気がする。もちろん戒めのために言われていた言葉だけど、今の子供達はそんなことを言われてもちっとも怖いとは思わないのだろうし、鬼なんて言っても馬鹿にされるのがオチか。
いまや田舎ではともかく、都会ではほんとの闇夜もないし、鬼も川や山の主も棲み家をなくし、人はいつしかとって喰われることを忘れ、取って食うことだけを考えるようになった。こんなことを続けていると、いつか忘れた頃にしっぺ返しを喰らうことになるのかもしれない、なんてね。
ドクダミは結構好き [花・植物]
ドクダミは結構好き。といっても食べるわけじゃない。食べられるのかもしれないけど。子供の頃には「おできができたらどくだみの葉を炙って貼るといい」と言われたけど、使う機会はなかった。
その代わり今はアブや藪蚊に喰われた時に、結構重宝している。特にアブには効果があると思っていて、喰われたと思ったらドクダミの葉を細かく切って、それを痒いところに擦り付ける。
特にアブの場合は食われると数日痒い思いをしなければならないけど、ドクダミを擦り付けておくとほぼ痒みが出ない。庭先では増えすぎてしまい嫌われ者のドクダミだけど、うちでは結構そのままにしてある。そういえばどくだみ茶というのもあるけど、あれは何に効果があるんだろう?
ルアーは不思議 [釣り]
ときどきルアーの動きを見るために、家のそばの川に行くことがある。今日は30年近く前に使っていた古いルアーを持ち出して、20個ほど取っ替え引っ替えして投げてみた。
写真は20年ほど前にはよく使っていたもので、左は海用で右はバス用のもの。どちらも渓流で実際よく釣れていたお気に入りでもある。
今日投げたルアーは他にもいろいろあるけど、古いルアーが必ずしも変な動きとか、時代遅れの動きということはないと、改めて実感した。
たぶん今のルアーに比べると総合的には欠点もあるけど、使い方次第で思わず「そうそう、これはそうなんだよなぁ」と声が漏れるほどすごい動きをするものもあるし、「なんでこれが大人気だったのかな」と思うものもある。
面白いのは何種類も投げたルアーは全て同じところに投げて、同じアクションをしているのに、魚がついてくるものと全く反応がないものがあること。
写真のルアーはどちらも毎回複数の魚がついてきたものだけど、同じルアーでもなぜか反応が違うものがあるのは、色のせいなのか、フックなどを交換して微妙なバランスが違うせいなのか、あるいは別の要因があるのか?
それがわかればもっと釣れるルアーが見つかるのかもしれないけど、とりあえずはこの使わないルアーを今度の釣りでは使ってみようと思う。きっと釣れるんじゃないだろうか。
鋸の目立てと移住者気質? [研ぎと目立て]
今日の依頼は東京から地元に戻ってきた若者からのもので、2年ほど前に実家が空き家になってしまい、戻って独り住まいをしている。その家にあったノコギリらしいけど、よく見ると長いのこぎりが折れていて、それを自分で目立てして使っていたものらしい。
折れているためか少し板に狂いが出ているけど、歯の方は目立てしてあさり出しをすれば問題なさそう。作業もそれほど手間がかからず1時間足らずで終了。だいぶ慣れてきたのか、目立ての時間も短くなってきたようだ。この調子で刃物やノコギリの目立てや研ぎが来てくれれば良いんだけど。
ちなみに料金は500円。基本一回に持ち込む量に関係なく500円を頂いているけど、数に応じて多く置いていってくれる人もいれば、現物支給の人もいる。自分としては安くしておけば繰り返し来てくれるという思いがあるし、使った反応がもらえればそれでいいとも思っている。
それに今日は目立てしたものとは別に、小さい鋸を買ってくれた。古い道具を手入れしながら使ってくれる人が増えたらそれも嬉しいことだ。
なんとなく、ここは若い移住者に古い道具を使いたい人が男女ともにいるのが面白い。田舎に住みたいと思うくらいだから、あまり近代的なものにお世話になりたくない気持ちがあるのかもしれない。
そういえば田植えや刈り取りも手でやっている人がいたり、山から材木を運び出すのにあえて古いやり方で馬を使っている人もいる。彼らもノコギリや鎌、ナタ、オノなど、古い刃物を持ち込んでくれる。
欲しいなぁ [釣り]
渓流釣りに必要な道具といえば、まずは足元関連。昨年も源流釣りで転んで肋骨折っているしね。でも田舎暮らしをするようになってからというもの、友人と長野との県境の源流に行くとき以外はほぼ長靴。
考えてみれば冬は長靴一辺倒で、それ以外の季節はサンダルか長靴の二者択一。すっかりスニーカーやブーツ系のシューズを履かなくなってしまった。もちろんスーツなどは着ないので、スリッポンなんてまったくの用無し。
でもこの頃渓流でも少し長い距離(といっても500mくらい)を歩くと、足元がおぼつかなくなり転びそうになるのが怖い。なのでやっぱりフェルトソールの渓流用の靴が欲しい。
鮎たびというのもあって(2枚目の写真)、こちらの方が安いのでそれでも良い。なんといってもシューズに比べると足袋なら半額で手に入る。やっぱり安いのは魅力だよなぁ。どちらにしても一足欲しいなぁ。
なんてぇこったい! [釣り]
今日は午前中にザァッと通り雨があったものの、ここのところは曇りにはなっても雨が降らない。雨が降らないと魚も釣れないのでどうしようかと思ったけど、夕方に小一時間釣りをしてきた。
この時期にしてはびっくりするほど水がなくて、早くも渇水。これじゃあ釣れないなぁと思いつつルアーを投げると、「オッ!」合わせ損なったぜ。なんだ出るじゃん。気持ちを引き締めてさらにポイントを攻めると、ここぞというところからはことごとく当たりがあり、なんと5回もヒットした。
ところがなんたることか、5回が5回ともバラしてしまった。それもみんな手元まで来て、引き上げると「ぽろり」。「なんじゃこりゃあ!」と思わず声が漏れるも、現実は変わらない。確かに針のカエシはないけど、こんなことってあるの?ヘタクソにも程があるって感じ。
でもまあ、渇水でも魚が出ることは分かったので、懲りずにまた出かけてみます。トホホ。
包丁と鎌の研ぎ・再再再アップ [研ぎと目立て]
重なるときは重なるもので、昨日は相棒の職場の友人が包丁を2本と鎌を研いで欲しいと預かってきた。前にも研いだような気がするけど、ステンレスで結構厚めの包丁なのに、1ミリくらいの欠けが数カ所ある。これって魚の骨くらいじゃ欠けない気がするけど、何を切るんだろう?
刃先のアップだけど、写真だとわからないかも。上が刃先ですが、所々に刃こぼれが・・・。鎌の方は多分これはアスパラガスを刈り取る鎌だと思うし、使い方が想像できるから小石などに当てて刃こぼれするのは仕方ない。ということで今回はアスパラガスをたくさんいただきました。仕上げの写真は後で出すかも。
<できあがり>
包丁はどちらも刃先1ミリくらいの幅の中で、3段階に角度を鈍角にして刃こぼれに対処したつもり。もちろんもっと上からも研いでますが、刃線部分では片側40度くらいなので、80度くらいの刃先角。刃線は整えているので切れ味は十分なはず。でも写真だと3段階に研いであるのは写せない感じ。もう少し真面目に三脚とライティングを頑張ればわかるかもしれないけど、この程度でごめんなさい。
鎌の方はアスパラのカットだと思うので(ただし量は膨大)、基本鈍角で刃先のラインは糸刃を入れてある。刃先は微細な鋸状なので、長く切れ味が落ちないとは思うけど、反応が帰って来れば嬉しい。元のほうにある刃こぼれは、取り切ると鋼が減るので残っているけど、あと2〜3回の研ぎでなくなればという感じ。たぶんアスパラのカットに影響はないはず。でも普通の鎌は三日月型に刃先が凹んでいるのに、この鎌はどちらかといえば出っ張っている。この方が使いやすいんだろうか?
と、一度は終了した包丁研ぎだけど、どうも疑問が拭えずにやり直し決定。というのも上の写真を見てもらえればわかるけど、ディンプルのような窪みと窪みの間の桟のような部分。ここは肉厚で、いくらディンプル部分が凹んでいようが、どう見ても抵抗の塊。刃先だけが鋭利でも、根菜などには絶対に刃先がスッと入らないし、にんじんやじゃがいもは十中八九割れる。皮だって剥きにくいはず。
ということで、ひたすら研いでできる限り抵抗が減るように薄くしてみましたが、あと1センチは削ったほうがよさそう。下の写真は刃線が上だけど、光の具合で見えなくなってしまいました。でも上の写真と比べれば研いだ部分の違いは歴然。これで根菜も切りやすくなっているはずだけど、実は切りにくいのが好みだったらどうしよう。(^^;
ちょっと相棒に試し切りをしてもらったら、この状態でもまだかなり切りにくそう。そりゃ包丁の背の厚さが、切り刃のすぐ上からあるんだからどうしたって抵抗が大きいはず。もしかしたら刃こぼれがあるのは、切込まない刃先を無理やり力で押し込んで勢い余ってということもあるのかもしれない。
久々の相棒とサイクリングと、鋸の目立て仕事 [研ぎと目立て]
昨日は久しぶりに相棒も走ると言い出したので、なるべく上りが少ないコースを選んで2時間ばかり走ってきた。とはいえ、ここは平坦路がなくて、登っているか下っているかの道しかない。ぐるっと回って来ればそれなりに上りも走らなければいけない。
相棒にとっては結構なハードコースだったらしく、いつもは自分よりも軽快に上りを走っていくのに、昨日はどうも遅れ気味。コロナ騒ぎでジムにも行けないのが応えているようだ。
帰ってからは鋸の目立ての依頼があり、久しぶりに目立て仕事をやってみた。話では古そうだったけど、ただ手入れがしてなくて錆だらけなだけ。目立ても難しいものではなくて、じきに終わった。やっぱり多少は上手くなっている気がする。でもギャラは海鮮丼と鯛の頭の現物支給。今は現金が嬉しいんだけど、それは依頼主も同様なので仕方がない。