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ハンドル周りに追加 [サイクリング]

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今日は1日雨で外に出られない。でも友人から郵便が届いて、中身は上の写真。普通なら「なんじゃこりゃ!」って感じだけど、これは昔流行ったロードレーサーのハンドルにつけるアタッチメントバーで、ダウンヒルの時などに空気抵抗を少なくするポジションが取れる。

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組み付けるとこんな感じになるけど、本来はドロップバーにつけるもの。でもフラットバーにだって付けられるし、付ければ同じような効果が得られる。それにほぼ1点しか持つところがないフラットバーでも、これをつければ三箇所は持つところが増えるので、同じ姿勢を続けなくても済むのが嬉しい。

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でも付け方を逆にすると・・・・

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それをこんなふうに変な形で取り付けてみた。まるでクワガタが顎を広げたようなイメージで、ちょっとカッコ悪いかも?

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組み上がったのがこんな感じ。必要ないと言えばそれまでだけど、これを付けることで自分的には結構メリットが多いと想像している。このアタッチメントには、スペアタイヤや自転車を電車に持ち込むときに必要になる輪行袋、ちょっと脱いだウエアなどをくくりつけておくこともできる。

案外こう言うのは助かる。それに長い下りではアタッチメント部分を持つことでスピードアップが期待できるし、もちろん向かい風でも有効。上りでもハンドル中央を持つときにはとてもいい感じ。デメリットはカッコ悪いのと、重量が少しだけ増えることかな?

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誕生日 [サイクリング]

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今日は私の誕生日。誕生日が嬉しい年齢じゃないのはわかっているけど、自分の中では今年の誕生日だけはなんとか迎えたかった。理由は端折るけど、これで親父の歳を超えることができ、ほっと胸を撫で下ろした気分。

生憎相棒が仕事の都合で飲めないので、今晩は友人シェフの奢りで隣町の日本食をご馳走になることになった。でも食事は夕食なので、その前に組み上がった自転車で近くを少し走ってきた。

時間的にちょっと物足りないけど、天気も悪いし雨が降ってきたので仕方がない。でもまあ、とりあえずはいい感じ。もう少しセッティングを煮詰めて、サイクリングに行ってこよう。そういえば、今週はずっと雨だけど、下手するとこのまま梅雨入りという噂も。それは困る。だってまだ5月中旬だし。梅雨は6月でしょう?
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パスハンター復活! [サイクリング]

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完成といっても、以前との違いが分かる人は結構なマニアだけだろうな。(^^;


最近のマイブームになっていた自転車。友人にいろいろパーツの相談をしているうちに、「最近すっかり自転車に夢中になっているね」と呆れられた。まあ、呆れられたと言うよりも以前は自転車ばかり乗っていたのがすっかり乗らなくなっていたので、半ば安心したと言うニュアンスだった。

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これは昔のレーシングチーム名だったサンデーライダースの刻印入りチネリのステム


でも確かに心臓がバカになって思うような練習ができなくなってしまい、レースを諦めたと同時に自転車からも熱が消えたようになっていたのは確かだった。ところがここにきて古い自転車をレストアして乗るうちに、すっかり自転車熱が再開。レーシングとは違うけど、やっぱり自転車で走るのは楽しいし気持ちがいい。

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ここはトンネルも多いので、リフレクターも付いているけどテールライトがないと怖い。昔はそんなことは全然気にしなかったんだけどなぁ。


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数回あちこち走ってみて、サドルはやっぱり昔のレーシングタイプに変更。ギアも軽いしスピードも出ないけど、ペダルを回す感覚はやっぱりなじんだものがいいみたい。今日は作り直したタイヤを車輪に貼り、あとは走り出すばかり。いつも新しいタイヤをつけたときは早く走りたくてワクワクする。

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イタリア製・カンパニョーロの変速機はカッコ良かったけど、動きがどうにも重くて使いにくく、機能的なマウンテンバイク用に変更した。昔はこんなに重くてもそれが当たり前と使えていたのに、いいものに馴染んでしまうとなかなか不便なものは使えない。贅沢になったものだ。

でもタイヤは20数年前のものだけど、これは古くても今のものに負けない性能がある。今月中に近くの峠に走りに行ってみよう。まだ標高の高い峠は走れないけど、300mくらいの峠は多分走れる・・・と思う。

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ところで最近はマウンテンバイクやロードに並んで、その間に位置するようなジャンルのグラベルロード という自転車が人気らしい。鉄のフレームもいくつかあって、値段も10万以下から買える。これで太いタイヤに軽いギア、ディスクブレーキも付いているんだから文句はない。
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マウンテンはシェフのもとへ [サイクリング]

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これまでずいぶん長いこと、サイクリングで相棒に使われてきたこの赤いマウンテンバイクは、今日シェフの元にもらわれていった。もう15年くらい前のものだけど、当時はとてもいいカテゴリーのダブルサスマウンテンだった。古いものだけど、幸い喜んで使ってもらえそうなので、こちらとしても一安心。

相棒には私が使っていたものを進呈。最新パーツでもないけど、ディスクブレーキやフロント2段、リヤ10段のそこそこ新しいパーツが使われていて、ギア比も軽いし相棒にも乗りやすいといわれている。

先日もシェフのところにランチを食べに走って行ったけど、相当軽く走れているようだ。なぜか相棒の方が身長は10センチ近く低いのに、足の長さはどうも相棒のほうが長いらしく、同じ自転車でもちょっと調整すれば全く問題がない。これはこれでちょっと悔しい。

私の方はマウンテンは普段用にはあるけど、ホイールがいつ潰れてもおかしくないすでに廃車寸前のもの。でもそれなりに走る時は先日組み上げたクロカンバイクがあるので問題ない。乗らない自転車があってもしょうがないし、良かったんじゃないかと思っている。

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古いパーツ [サイクリング]

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久しぶりに消耗品以外のパーツを購入した。半世紀近くも昔に一度使ったことがあるけど、まさか再び使う日が来るとは思いもしなかった。数十年昔のものなので、重量は現代のものに比べたら倍以上はありそうだし、そもそも現代の自転車には機能的に使えない。

でも、40年前に作った鉄のバイクには何も問題がないし、むしろ時代も統一感が出るかも知れない。なにより今は見られなくなったメッキの美しさ、誇らしげなカンパニョーロのイニシャルをデザインした赤のバッジ。かっこいい!

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とりあえずは組み付けて見た。ちゃんと動くのは確認済み。でもチェーンをもう1コマか2コマ長くしたほうがいいかな?まっ、それは走って決めよう。
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クレメン グリフォ61とグリフォネーベを再生 [サイクリング]

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最近のマイブームは完全に自転車になっていて、時間があれば何かしら自転車をいじっている。今日は古い友人に送ってもらった使い古しのクズタイヤの一部を使って、昔のイタリア製タイヤを使えるようにした。

この写真のタイヤは20年以上前になくなってしまった「クレメン」という、自転車のレース用タイヤでは世界最高のブランド。そのクロスカントリーレース用で一世風靡した、グリフォ・61。太さが32ミリもある。写真はないけど、フリフォネーベの方は名前の通りぬかるみ用のタイヤで、ブロックパターンがついている。

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でも問題は上の写真のように、どちらのタイヤも縫い目が剥き出し。もしかしたら中のチューブを入れ替えて縫い直したものかも知れない。昔のレース用タイヤはチューブラータイヤといって、ラテックスの薄いチューブをコットンやシルクのカバーで縫い込んであり、そのタイヤをホイールにノリで接着して走る。

縫い目が出たまま接着するとホイールと擦れて糸が切れてバーストしてしまうので、本来はコットンの帯が縫い目の上を覆って接着されている。製造から20年近く経っているはずなのにほとんど劣化していないのでなんとか使いたかったけど、専用のコットンの帯が手に入らずに作業が止まっていたのだが、古いタイヤから外した帯を友人が送ってくれたので復活させることができた。

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帯が貼ってあるとこんな感じ



売れなければ作られることもないのが世の原則だけど、古い技術がどんどん消えてしまい、今では作れなくなっているタイヤも多い。昔はこんな手作業の商品が普通に手に入り、だれでも楽しむことができたのだから夢のような時代だった。

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ついでに古いロードの再生 [サイクリング]

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古い自転車を再生して走っていたら、前に乗っていたロードもこのまま埋れさせてしまってはもったいない気がして来た。それで思い出したのが、若い頃から思っていた「いつか歳をとってレースができなくなったら、田舎でマイペースで気に入った自転車でのんびり走りたい」という気持ちだった。

レース用のギアはここで走るには重たいので、ずっと軽いものに組み替えた。タイヤも練習はしないのでクリンチャーはもう止めて、全部レース用に用意した高性能チューブラーで走ることにした。もう残しておいてもしょうがないものだし、普段から気持ちよく走れるほうがいい。

もう一台のクロモリのフレームは、亡くなってしまった名選手、森幸春さんの思い出のフレームなので、そのまま残しておこうと思う。思えば田舎暮らしを決心したきっかけの一つが、森さんが亡くなってもう一緒に走ったり自転車の話ができなくなってしまい、東京にいる意味もなくなったからだった。
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足慣らしで峠へ [サイクリング]

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紅葉と夏が過ぎ去る気持ちの良い風の秋もいいけど、全てが色づき暖かさが日毎に増す春の気持ち良さも捨てがたい。快晴の予報があったので今日も長野方面へ足慣らしに出かけてみた。

といっても長野県まで足を伸ばしたわけじゃなく、先日の旅行の帰りに通り抜けようとした山道があの日は通れなかったので、再度峠まで足を運んでみただけ。距離は45キロちょっとで3時間半。いつもより少し速かったみたい。

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結果としては峠までは行けたけど、その先が全く除雪されてなくて苦労して登った4キロを引き返すことになった。でも峠付近で山から出てきた元気なばあちゃんと、世間話ができたのが収穫だった。また出会ってみたいばあちゃんだった。

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この山道のイカリソウは薄紫ばかりで、この地域に白いイカリソウはないようだった。うちの周りは白ばかりだし、花の色にも地域性があるのだろうか?

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一両編成の飯山線。秋にはSLも走ることがあるけど、ここ数年は話題に上がることがないから、もしかしたらもうやっていないのかもしれない。先日は「鉄ちゃん」同士のいざこざがニュースになっていたけど、沿線の木を切り倒したり線路内に入ったりと、なにかと悪いニュースに取り上げられるけど、写真に残したい雰囲気の電車があるのも事実だと思う。
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クロカンバイク完成! [サイクリング]

40年ほど前にすでにほとんど目にしなくなった、フランス製マファックのデルリン白レバー。プラスチックなのでマイナス10を超えるような寒い時でも指が冷たくない。自分の場合、昔はほとんど手袋を使わなかったので、これは結構重要だった。

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手を加えたのはアウター受けの部分にネジを切って、アジャスターを付けたところ。ダートを降る時に後輪はブレーキを常に当て効きさせておきながら、ペダルはずっと回しておくような走り方をしていたので、後輪のブレーキシューがすぐに減ってしまい、アジャスターは必需品だった。

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崖のような下りを走らないので、ポジションはごくノーマルになった。サドルもステム位置も高くなったので、その分をヘッド小物の袋ナットを背の高いものに交換し、ステムのコラムが出過ぎるのをカバー。

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ついでにマウンテンバイクのVブレーキ用アウター受けを利用して、ワイヤーの流れをスムースに。アウターはアルミ製の軟弱なやつを使っていたので、ステンレス製に変更。フロントブレーキはこれまでに比べるとダイレクト感が増してソリッドな感じに。フロントブレーキは今までは左手だったけど、今回でフロントブレーキを右手で操作するように変更した。

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あとはサドルバッグをつけて、リフレクターを付けた。リフレクターは本来後ろは赤だけど、手持ちが白しかないのでしょうがない。その分サドルバックには発光ダイオードで赤ランプがつく。ハンドルには一応ライトも付けてみた。

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この自転車、昔はほぼ冬季専用みたいな使い方だったので、ボトル(水筒)を付けるところがない。水は鞄にしまっておかないと凍って飲めなくなるし、荒れた路面ではすぐに飛び出してしまうから付けなかったのだ。

インフレーターも振動で落ちてしまうので、せっかく後からダボを付けたけど意味がなかった。今は小型の高性能なインフレーターを持っているけど、ボトルがないのはきついのでなにかいいものがないかな。
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40年前の自転車がすごくいい感じ [サイクリング]

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数日前に組み上がった自転車で走ったのが、今年の初自転車でした。それが嬉しくて今日は午前中にちゃんと自転車ウエアに着替えて4時間、45キロくらい走ってきた。といっても頑張って走ったわけじゃなくて、息が乱れない程度に軽く走ってきた感じ。アベレージで見ればいつも通りの時速10キロ。でもざっと40年振りに乗った古い自転車の感じは、なんというか軽くカルチャーショック。

というのも、きついはずのところがなぜかよく走るように感じてしまう。あれっ、こんな感じじゃないはずなんだけど?

「そりゃギアが軽いんだから当然じゃないの?」と思われるかもしれませんが、MTBでも走っているコースなんで場所場所でどの程度のキツさかは分かっているつもりなんですが、なぜかよく進む感じがある。

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いくつか思い当たるのは、1つにはチェーンの違い。昔のギアは5段で、今のロードは11段。ほぼ同じ幅に倍のギアが並ぶので、ギア板の厚さも間隔もチェーンの幅も当時よりもずっと薄くなっている。もちろん耐久性は今の方がないわけで、走っていて切れることもある。昔の規格は今より丈夫ってこと。ピストでも厚齒と薄歯じゃ踏んだ感じは結構違う。

2つには太い高性能チューブラータイヤ。ロードレーサーのタイヤは22ミリ幅くらいで、空気圧が7キロ前後もある。それが太さが3ミリくらい増えて空気圧は3分の1になっている。荒れた路面で跳ねてしまうのは圧倒的にロードのほうだし、駆動輪の太さはパワーを路面に伝える点で大きなメリットなんじゃないか。

3つめはあまり大きな違いとは思えないけど、チェーンライン。126ミリ幅に5段フリーなんで、その分を車輪のオフセット減少に当てているけど、普通のローギアの位置よりも1枚外の位置でローが使えるので、ちょっと有利なのかなと今日走っていて思った。

あとはクロモリのロングホイールベース&ロングリヤセンター、ってくらいしか頭に浮かばないけど、とにかくこれはどういうことなんだろうって感じ。明らかにクリンチャーの23Cのいいタイヤと言われるもので走るより、速いとは言わないけど、よく進む感が強い。

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う〜ん、最先端とは言わないけど、それなりにいい機材を使ってきたので過去のパーツの方が走る感覚が強いってどうよ!って感じ。

やっぱり自転車はタイヤの太さ(空気量)としなやかさ、それにチェーンの厚さ、ギアの厚さからくる駆動効率が全てなのか?でも、もともとチェーン駆動の効率はすごく優れているはずなんで、そんなに変わることはないと思うんだけど。まっ、いい経験になったことは確かです。

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今日も最後はイカリソウ


ところが古い自転車でショックを受けていたら、現在の自転車はもっと凄いことになっていて、タイヤは太くなって、チューブレスが当たり前のように使われているらしい。ギアチェンジも電動だし、ブレーキは油圧式のディスクブレーキだし、もう自分には出る幕はないなぁとつくづく感じました。まあ、年寄りは身の丈に合った自転車で余生を楽しみましょうか。
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どうやら完成 [サイクリング]

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完成というとちょっと違うけど、一応形になって走ることができた。あとは40年の月日が変えてしまったポジションの微調整が必要だけど、とりあえずは完成。若かりし頃は崖のようなところを降りたりしたので、サドルを下げやすいようにフレームサイズを20ミリ小さく作ってあるし、ハンドルまでの距離も短いので、一般道しか走らない現在はその修正も必要になる。なるべく昔のパーツのままでやりたいけど、走って確かめながら妥協点を見つけよう。

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イカリソウが咲いた


一抹の不安は、昔はローギアがもっと重いので走っていたのに、軽いチューブラーホイールとはいえこれでも少しギアが足りないような感じがすること。軽いホイールならMTBの太いタイヤよりも有利だと思っていたけど、寄る年波はそのアドバンテージを簡単に覆すらしい。当たり前か?(^^;
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若かりし頃 [サイクリング]

この写真にもほとんど一緒に写っている古い友人が、前回に続いてさらに写真を送ってくれた。どうやら息子さんの結婚式があるので、写真を探していたついでらしい。ありがたいことだ。

たくさんの当時の写真を見ていると、ザ・スパイダースの「あの頃君は若かった」じゃないけど、懐かしさもあるけど、もう戻れない昔が思い出されてちょっと感傷的な気分になりそう。写真は個人的なものなので面白くもないでしょうから、説明はなしです。

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カンパニョーロ 41T [サイクリング]

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自転車を触っていると次々とそれに関する話がつながってくる。これは古い自転車の前ギアで、イタリアのカンパニョーロのもの。車のホイールでもありますよね。それの歯数が41個ついている。

今のロードレーサーの前ギアは前に2枚のギアついていて、小さいのは34個のギアがついているけど、昔は最小が42個だった。この数が小さい方が軽くなって、上りでは軽く走れるわけだけど当時は42よりも小さいのが付けられない設計だった。

ところがカンパニョーロでは1つだけ小さい41というを出していた。そうそう、かんがえてみれば今はギアの数を自分で選ぶことがほとんどできないけど、昔は自分の力や好みに合わせて自由に組み替えることができた。今は不便というよりも、それが当たり前の時代だった。

で、話を戻すと、この41のギアは若かりし頃、少しでも上りで楽をしようと手に入れたものだけど、使ってみるとレースではあまりメリットがないことに気がついた。それ以来お蔵入りしていたけど、古い友人が使いたいと言い出したので譲ることにした。今時こんなものを使うとは酔狂だけど、使っている自転車も古いものだからいいのだろう。

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ところで雪がすごい勢いで溶けているのと並んで、山の木々の葉がどんどん芽生えている。2〜3日で全然違った感じになるので慌てて裏山を写したけど、逆光で全然緑が見えない。(^^;

今日はいきなり木こりの日になった。というのも、最近は急激に雪が溶けているんだけど、畑や田んぼの雪も溶けているので、気持ちがせいている農家の人は早く畑仕事がやりたい。だけど、畑に向かう道に大木が倒れていて機械が通れないらしい。

まだその道も雪の下なんだけどね。その倒木をどけて欲しいというのと、その周りにある木を倒して欲しいらしい。今朝はチェーンソーと斧を持って出かけてきます。こりゃ1日仕事だけど、これで次の冬の薪は揃いそうだ。
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タイヤの在庫確認 [サイクリング]

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長いこと自転車に関わってきて、少しだけ(短い期間)本気にレースをやっていたので今でもレース用タイヤの在庫がけっこうある。移住してからというもの、周辺のあまりの激坂ぶりにすっかりロードレーサーに乗らなくなってしまい(レーサーはギアが重くて坂が辛い上に、体重増加と体力激落ちもあり)、全く消費がない状態。

あまりに触らないでいるとゴム製品だけに劣化が激しくて、未使用なのに使えなくなったりする。幸いチェックした限りは20本ほどのタイヤは全く問題なし。でもいいタイヤをそれぞれに空気を入れていたら、やっぱりこれも乗らないとなぁと思い始めた。と言っても、それがなかなか難しいんだけど。

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でも新しく手に入れたクロカン用タイヤ(上の写真)は、予想以上に素晴らしい作り。いつの時代も最高のタイヤは使うのがもったいないくらいだけど、使わないのももったいない。それに在庫にもけっこう太めのクロカンに使える高級高性能タイヤも何本か出てきたので、それも悩みどころ。どっちにしても贅沢な悩みだ。
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ワクワク気分! [サイクリング]

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40年も前に使っていた古い自転車を、なんとか走るようにしたいとあちこち手を加えていたら、すっかり気持ちが若い頃のようにウキウキしてきた。そう、昔は自転車が大好きだった。走るのはもちろん好きだったけど、機材としての自転車も好きだった。

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この自転車もイタリア、フランス、イギリス、日本などから、使えるもの、気に入ったもので組み上げた。もちろんフレームはパイプ選びからカットの位置、寸法まで全て指定して作ってもらった。走りに行ってはフレームを改造し、パーツを組み換えたり、試行錯誤の果ての形。

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今の自分にも使えるように少し手を加えているけど、あの頃の気持ちが蘇る。剥き出しのロー付けの跡、錆と傷だらけでとてもきれいな自転車じゃないけど、今更ながらに忘れていたワクワク感を思い出させてくれる。早く走り出したい。

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昔の仲間とツーリング・・・かな?追記あり2 [サイクリング]

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ちょっと見ると違いが全然わからないけど、ちょこちょこと変化があってもう少しで出来上がり。交換したのはサドル、ペダル、後ろのギア、チェーン、後ろの変速機、タイヤ、左のブレーキレバー。走るためにどうしても必要なワイヤー交換はまだ現物がなくてできていない。

ここはちょっとマニアックな話。後輪は古いレコードのラージフランジとマヴィック、#14プレーンの36H。エンド幅は126ミリだけど、ハブの中心を右にずらしておチョコを減らして強度アップ。16-18-21-24-28の5段ボスフリーを入れている。前輪はスモールフランジの32Hで、#14-15DB。

タイヤはヴィットリアの28Cを入れる予定だけど、たぶん後輪は30Cにすると思う。でもそのまえにクレメンのグリフォ61とネーべを復活させて、それを使ってみたい。太さは32C相当なので、空気圧はたぶん2気圧くらいで使えるはず。

調子に乗ってこの自転車で走っていた頃の仲間に写真を送ったら、「昔の仲間に声をかけて同じコースに走りに行こうか?」と、企画が持ち上がった。自分としてはもちろん断る理由はないけど、当時よく走っていた大弛峠や十国峠、三国峠、日光の裏男体林道なんかはもう超える脚がない気がする。いろは坂を上がって戦場ヶ原や小田代ヶ原を走るくらいならいいけどね。

もっとも当時に比べると峠道自体が舗装されたりして、楽になっているところもあるかもしれないし、逆に自転車では走れないところもある気がする。ともあれ、一様に歳を取った仲間と当時の機材で、思い出話に花を咲かせてのんびり走るのはとても楽しい気がする。実現するのが楽しみだ。

昔の友人がラインで写真を送ってくれた。
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写真を見ると当時を思い出す。八ヶ岳に雪がつき始める頃になると、待ち兼ねたように中央線の新宿発23時55分発だったかの夜行列車に乗り込んで、小海線の信濃川上から走り出すのが常だった。冬の長野は寒くて、-16度なんてことも珍しくなかった。

1枚目は中央奥にいて、カメラを首から下げているのが自分。その前のほうに倒れている自転車がこの自転車です。大弛峠に向かう瑞牆山荘前辺りかな。
2枚目は中央にいてフードをかぶっているのが自分。これはもう峠近くだったと思う。
3枚目は前方にいてボケているのが自分だけど、この写真を写したときの記憶が蘇る。写真ってすごい。男体山の裏に回り込む林道の途中。

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この2枚は裏男体林道の下りだと思う。当時はめちゃくちゃ荒れた林道で、いきなり1mくらいの幅で7〜80センチの深さの溝が出てきたりして、わぁわぁ騒ぎながら超面白かった。マウンテンバイクじゃやさしすぎてこの楽しさはわからない。やっぱり難しいけど、チューブラーじゃないと。今やったら肋骨が折れまくって、帰って来られないこと間違いなし。(^^;
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アマンダ・クロカンバイク [サイクリング]

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今、普段用のマウンテンバイクがそろそろ寿命がつきそうなので、新しいバイクを模索していたけど、もう少し楽にというかスポーティに走りたいと思い、40年以上前に使っていたアマンダ製クロスカントリー用のバイクをレストアすることにした。

マウンテンバイクに比べればギア比は断然重いけど、その分ホイール重量は半分以下になる。たぶんその重量差でギア比の重い分はカバーできるんじゃないかと想像しているけど、体力の劣化が激しい分どうなるか?概ね形はできたけど、あとはサドルを替えて、ハンドル周りに手を入れようと思ったけど、なんとなくこのままでもいいかという気がしてきた。

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今のパーツに比べたら全てが比較にならないくらい使いにくいけど、当時はこれで普通に走っていたわけで、多分問題はないはず。ブレーキレバーはフロント用(写真右側)レバーが短くカットしてあるけど、これは河原のように荒れた林道をかっ飛ばして降るときに、いきなり出てくる障害物や溝に出くわし、パニックブレーキで思い切りレバーを引いてしまうのをなんとか避けたいと思い、指がすぐに掛からないよう使い難くしようとしたもの。

意識して使う分には何にも問題がない。今ならそんなことを考える必要もないくらい優れたブレーキばかりだけど、当時は急ブレーキでいきなり前転して痛い思いをするのをなんとかしたかった。まっ、あまり効果はなかったけどね。

まだタイヤも貼ってないし、そもそも手に入れてないから動かせないけど、今月中にはこの自転車で一度サイクリングをしてこようと思っている。
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今年最後のサイクリング [サイクリング]

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例年初雪は11月の中旬。今年は少し遅れているけど、今週末には2日間雪の予報が出ているので、そろそろここも雪に閉ざされる日が近い。そこで雨が降らない予報の出ている唯一の日、25日に今年最後のサイクリングをしてきた。

休日じゃないので、塩沢までは電車で移動して時間を節約。コースは上の地図(クリックで拡大)で、走行距離は60キロあまり。時間はちょうど6時間でアベレージは時速10キロ、自分としては結構頑張ったつもりだけど、振り返ってみればいつも通りか。ともあれ、なんとか暗闇になる直前に帰って来ることができた。

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でも今月の頭から膝が痛くなってしまい、とにかく軽いギアでクルクルクルクル。その分サドルに荷重がかかってお尻が痛いのなんの。足よりもお尻が痛くて何度休息したことか。最初のピークはスタートから8キロにある栃窪峠。この峠は中世から近世にかけて最も利用され、上越の春日山から南魚沼、三国峠を越えて関東地方へ至る最短ルートとして重要視されたが、かつてはあわや大規模遭難ともなりかねなかった、曰く付きの峠。

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峠への道は戦国時代には軍道として使われていたらしく、上杉謙信が冬に雪に覆われてもおよその道標になるようにと、冬でも葉が落ちないスギを随所に植えてある。それ以前、この辺りにスギはなかったらしい。上の写真もその杉の一つで、いまでは見事な大木になっている。

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700m弱の峠からの景色は、魚沼丘陵や長野方面、群馬方面まで見渡せる見事なもの。遠く苗場方面のスキー場はすでに雪がついているのが見えた。峠からは尾根伝いに魚沼スカイラインを南下し、920mの展望台をピークに一度清津峡まで下り、2つ目のピークを目指す。

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名もないような林道だけど、ここの上りも栃窪峠に負けない。というよりも、距離が半分しかないので勾配ははるかにきつい。先ほどスカイラインから下ってきた十二峠のつづら折れが遥か下に見下ろせる。足のほうはなんとか騙し騙しでもったけど、途中の上りで写真を撮っていたら真っ赤なポルシェが止まった。何事かと思ったらドライバーは外人さん。道でも迷ったかと思ったら「Are you OK?」と言っているらしい。

なんと、自転車で止まっていたので、動けなくなったと思って声をかけてくれたらしい。しかしポルシェじゃ自転車乗せられないし、助けにならない気がするんだけどなぁ。でも言葉も通じない日本人に、ありがたいことだ。自分の場合、なぜかヨーロッパでも道を聞かれたりすることが多くて、日本でも外人さんに何か聞かれることが多い。外国語は片言の英語もできないので「どうして?」と思うけど、危害は加えられないようなまぬけ顔をしているんだろう。
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昔のレーサー [サイクリング]

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この自転車、遥か昔にまだ走れた頃に作った競輪場で走るための自転車。いわゆる競輪で使うもの。足の動きと車輪の動きが繋がっているので力がダイレクトに伝わり、普通のロードレーサーとは全く違う乗り物ともいえる代物。車で言えばF-1レーサー。

話はちょっとずれるけど、競輪場での競技は陸上競技場と違ってすり鉢状なので、ライバルが自分の上にいたり下にいたりする。陸上競技場のレースが同じ平面の二次元の競技だとすれば、競輪場の競技は3次元の競技とも言える。

これは前後のライバルを見ていれば良い2次元と違い、自分の下、自分より上にいるライバルの動きを見ながらの競技となり、非常に複雑な動きが要求される。ちなみに上にいる方が下りの落下する力を得やすいので、下にいる選手よりも有利になる。

おまけに、このすり鉢状の競技場は250〜500mの周回コースなので、自分の実力が誇張されることも目減りされることもなく、ストレートに反映されてしまうとてもシビアな世界。それだけに面白いとも言えるけど、反面誤魔化しが効かない。

まっ、そんな競技に使っていた昔の自転車なんだけど、もう乗ることもないと思っていたけど、このまま朽ちさせてしまうのも忍びなく、競技の世界には戻れないとしてももう少し綺麗にして走れるようにしてみようという気になっている。

とりあえずは来年の夏くらいまでには何とか形にしてみたいと思う。

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ツアーガイド [サイクリング]

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今日はアルバイトで東京から来た60代の女性二人のサイクリングツアーガイドをやってきた。生憎の雨天で「今日は中止かな?」と思いつつ待ち合わせ場所に到着したが、女性はいつでも元気なことが多い。冷たい雨を全く気にせずに、飛び出して行く。まじですかぁ。

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それで、新潟の日本昔話に出てくる場所や、昔の文献に関連する場所などを案内しつつ、紅葉真っ盛りのスカイラインに上がってみた。運良く雨雲が少し途切れてくれて、八海山などが見渡せたのはラッキーだったけど、とにかく寒くて参った。

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最後は隣町の清津峡という観光名所に寄ってみたけど、さすがはgoto。駐車場に入りきらないほどの車と大型バス、人の数でびっくり。ふぅ、今日は疲れた。
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牧峠・今年最後のサイクリング? [サイクリング]

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右上のまつだい駅をスタートして、左回りで一周しました

昨日、今年最後になるかと思い、ここ数年行こうと思いつつもなかなか重い腰を上げられずにいた峠に行ってみることにした。それは新潟県上越市と長野県飯山市の境にある関田山脈の牧峠。

この峠には国定忠治にまつわる伝承が残されている。その伝承は以下の通り(いくつかの伝承を継ぎ足しています)。
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江戸時代後期、天保の大飢饉(1833-1839年)のころ、雪のちらつく11月頃に、牧峠の炭焼き小屋を旅芸人の一行が訪ねる。その中の一人が「私たちは旅芸人で諸国を回っている。重い病の者がいるので少し休ませてほしい」と炭焼きに申し出た。哀れに思った炭焼きは 「ここでは食べ物も横になる場所もないので我が家にきてはどうか?」と一行を自宅に案内した。

当時、村は飢饉で貧しかったが、炭焼きは旅芸人一行をとっておきの芋粥や山菜汁でもてなした。炭焼きの娘は病人を一所懸命に看病し、「飢饉のためこれから奉公に出されるのだ」と涙ながらに身の上を話した。話を聞いた親分風の男はお礼にお金をあげようとしたが、炭焼きは「お金を貰うつもりで看病したのではない」と固く断った。

そこで旅芸人一座は賭場を開いてくれと願いで、村人を交えて賭場が開かれたが、この賭場で芸人一座は大負けをすることになる。いうまでもなくわざと負けることで恩を受けた村人に金を残すためだった。

その時、「追手が迫っている」と知らせが入る。村人は雪のちらつく中、提灯をつけて峠まで一行を送って行った。大岩の前で村の長は「旅芸人の一行が国定忠治であること。ここからは罪になるので見送ることは出来ないこと」を告げた。

別れ際に忠治は涙を流しながら村人に感謝と別れの仁義を切った。村人が来た道を戻ろうとふと峠を振り返ると朝もやの中で忠治一行はこちらをいまだみており、ある者は深々と頭を下 げ、ある者は手を振りながら感謝の念を示していた。

その後、不思議なことに忠治が別れの仁義を切った地にあった大岩は次第に人の姿に変わっていったと伝えられる。罪人をかくまったため、この話は口外無用とされた。 その後、忠治は江戸で処刑されるが、上牧では義理人情に厚い恩人として密かに現代まで語り伝えられてきた。

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ということで、重い腰を上げたは良いけど、牧峠までは家から50キロ。峠の標高は970m。驚くような高さじゃないけど、雪深くてゴールデンウイーク明けにならないと開通しないので、今までなかなか行くことができなかった。

牧峠を越えると長野県の飯山市。以前は逆コースでとなりの伏野(ぶすの)峠を超えて帰ってきたけど、このときも峠を越えたは良いけど、うちまで帰り着くかというくらい疲労困憊した。その時は峠の麓まで飯山線を使ったのが、今回はぐるっと自走の予定だけに不安も大きい。

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写真中央の奥にある山脈が関田山脈。峠はもちろんこの山脈の上にある。

標高差がわからないけど、峠の高さは970mちょい。そこまでも小さな峠を4つも超えなければならず、おそらく峠までで標高差は1,000近いか、もう200mくらい多いだろう。案の定、やっと峠のある関田山脈が見える頃には、内腿がピクピクしはじめた。最近は調子が悪く、というか練習なんて全くしていないので体力も体調も落ちるばかり。40キロも山道を走れば両足がつって動けなくなることが珍しくない。

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ところで今回のルートはかつての塩の道を辿るルートでもある。途中の上牧には「口留番所」が置かれていた。越後から信濃へは塩はもちろん酒や米、信濃からは大豆や「こすき」と呼ばれる除雪用具なども運ばれていた。途中古い文献などを元に口留番所の跡が復元されていたが、それよりも、かつて使われていたと想像できる古い道を見ると、この急坂を荷車を引いて上がるのは無理だっただろうという思いが頭をよぎる。

この写真が当時の道というわけじゃないけど、狭い道の両側に並んだ古い杉並木を見ると、この道もかなり昔から使われていたように見える。ただ、今も残る古道はもっとずっと狭いようだ。もっとも前回サイクリングで走ったかつてのメイン道も、人が少ないとすぐに草木で覆われて道幅も無くなるので、往来があった頃はこの写真程度の広さだったのかもしれない。

そういえば以前野麦峠のボッカや新田次郎の剛力伝の話を書いたことがあるけど、冬になると馬や牛では荷を運ぶことができず、人が120〜200キロもの荷物を背負って峠を越えていたというが、この塩の道でも同じことが行われていたんじゃないだろうか。

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なんてことを考えていても足は軽くならない。前のギアは22T、後ろのギアは30Tなんてスーパー軽いギアのお世話になっても辛いものは辛い。写真は泣いているわけじゃなくて、汗を拭っているだけです。(^^;

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峠に着くのは午後2時になるかと思った道のりも、午後1時過ぎにはなんとか到着。日本海まで見える景色は最高だけど、紅葉には早かったのが残念。しかしこの道を冬に越えるにはどれほどの苦労があったことか。亡くなる人も珍しくなかったんじゃないだろうか。

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5時間かけて登った峠も下りは30分もかからない。まじかぁ。って感じ。でも長野側はやっぱり景色が違う。国道117号に降りれば千曲川に沿って降り基調。途中飯山線で帰ろうかと悩んだけど、本数が少なくて走って行くよりも遅くなりそうなので、30分ほどゆっくり休んだのちに出発。なんとか日が暮れる前に戻ることができた。

所要時間は休息を入れて9時間ちょうど。距離は102キロ強だけど、今回のサイクリングでこのところ自信がなくなっていた体力も、ちょっとだけ自信になった。残念だったのは、国定忠治の顔とされる、人面岩を見つけることができなかったこと。あまりにキツくて脇を見る余裕がなかったのか?でも近くにあるはずの風穴はわかったんだけどなぁ。
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斧を届けに柏崎へ [サイクリング]

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前回の蚤の市で、小さな斧の柄をすげ替える仕事を頼まれていたが、今週はこの後天気が良くない感じなので、今日を逃してなるものかと今年初めてのロードレーサーを2階から下ろして、約38キロ離れた日本海の町、柏崎へ行ってきた。原発の町と言った方が早いかな?

幸いお客様は修理できた斧を喜んでくれていたので一安心。ついでに海を見てお昼を食べてのんびり。この連日の暑さとはいえ、さすがにもう海に人はいなかった。でも目の前に原発があるんじゃ、シーズン中でも人はいないのかも。

まつだいからは行きは下り、帰りはひたすら上りという単純なコースだけど、問題はこの陽気。快晴で36度だったと思うけど、このまま走っていたらやばいと何度思ったことか。でも日陰で休んでも風もなくて、涼しくはならない。腕や足に水をかけつつ、少しでも涼しそうなところを見つけては休みつつ帰ってきた。

でもほとんど一年ぶり以上のロードはやっぱり気持ちがいい。自分にはやはりマウンテンバイクよりもロードがあっているみたい。ただね、問題はマウンテンの方が軽いギアがついているので、へこたれた時になんとかなりやすいとも言えるんだよなぁ。

今日は休みが多かったのでなんとかなったけど、やっぱり腿の筋力が相当落ちている感じ。運動もしてないからしょうがないけど、10月には(って、来月じゃん!)ツアーガイドもあるので少し走っておかないとなぁ。
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久々のサイクリング [サイクリング]

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今月はいったい何日雨が続いたんだろうと思うくらいの雨続き。今日も朝まで降っていたけど、9時頃には上がってきたので、意を決してマウンテンバイクを出してきた。コースは上の地図で言えば一番下のまつだい駅を起点に左回り。

向かったのはお隣、柏崎市の榎峠。帰ってから気がついたけど、数年前に一度走っている峠だった。今回は全く違うルートで前回の裏から登ったので気がつかなかったけど、地図を見て気が付けよって感じ。(^^; 16年10月の榎峠のブログはこちら「https://photo-bici.blog.ss-blog.jp/2016-10-24-1

もう一つ大沢峠という小さな峠がすぐ先にあり、その峠を目指して走ったこともあったので、榎峠のことはすっかり忘れていた。それに榎峠って名前の峠は結構普通にあるんで、それも気がつかなかった理由の一つ。と、言い訳しておこう。(^^;

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今回の峠は県道56号線なんだけど、上り始めからほとんど1車線。それにしばらく進むと舗装が荒れ始め、しまいには未舗装路になってしまう。おまけに土砂は流れているし、草はボウボウで「ほんとにこの道でいいのか?そもそもこれは本当に県道なのか?」と不安になってくる。

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でも結局その道しかないし、間違いではなかった。まだ道中に田畑があるのでかろうじて通れるけど、田畑が使われなくなるとこの道の寿命も尽きるんじゃないだろうか。ちなみに昔はこの道が柏崎から三国峠を抜け、関東へ続く主要道の一つだったらしいが、にわかには信じがたいほど。

榎峠にはまた、次のような伝承が残っている。

「明治時代、榎の木の股にたまった水を目に付けるといかなる眼病も癒されると噂が流れ、多くの人々に利用された。しかし、ときの大官所役人が迷信打破のためこの榎を切り倒すことと決め、木こりに伐採を命じた。木こりは榎に斧を振るったはずみで斧もろとも谷底に転落した。これを見た役人はおそれをなして伐採をやめた」

この榎、御神木でもあったが、昭和43年の道路拡張のため切り倒されたらしい。こんな山道の榎1本くらい、残しておいてもそれこそバチは当たらないと思うんだけどなぁ。 

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今回のコース、距離は49キロ弱。標高差は919m。体重も1キロ減っただけで、上手く走れた。夜には体重も戻っているだろう。ちなみに時間はきっちり5時間で、今回も平均時速は10キロでした。

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スペシャルワインをいただいた [サイクリング]

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先日、長い自分の自転車人生のお世話になっていた、自転車のフレームビルダー・千葉洋三さん(サイクル&カヌー アマンダ)に電話をいただいた。どうやらワインを送ってくれたようだ。

よくよく話を聞けばマスターズの世界選手権で自転車の個人追い抜き(パシュート)の世界チャンピオン(世界新記録樹立)にもなった、元競輪選手にして日本記録ホルダーの飯島規之さんが長野県東御市八重原でワイナリーを設立したものらしい。

ラベルのイラストは千葉さんの奥様が毎年描いていた、点描画の辰年の年賀状から。ワイン名もアマンダスポーツ由来で「アマンダ メルロー2017」と、「パシュート ソーヴィニヨン ブラン 2019」と、いかにも自転車選手の飯島さんらしい。

もったいなくて飲めない感じだけど、飲まないのももったいないので、近いうちにいただくことにしよう。
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宮口古墳群 [サイクリング]

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先日のサイクリングで、岩の原葡萄園を出てすぐにある宮口古墳群に寄ってみた。妙高戸隠連山をバックに、1,300年前の円墳が31基あって、古墳時代晩期の日本北限に位置する群集墳として、国の史跡に指定されている。出土品には金銅装円頭大刀、アスファルト塗土玉など、当時の儀礼や習慣を知る上で貴重な物が含まれている。

というのはネットの情報だけど、お椀をひっくり返したような、UFOがいくつも着陸しているような、丸い古墳がそこかしこに並んでいる。

ところで古墳といえば、力の象徴みたいな存在って思っていたんだけど、ここにある古墳ってみんな同じような大きさなんだよなぁ。ということはどういうこと?ほとんど権力に差がなかったってことだろうし、過去の人に比べて自分の方が上という意識もなかったってことなんだろうか?だとしたらその人の周りにいた人たちも同じような感じで、みんなまとまって力を合わせて生きていたんだろうか?

古墳に興味があるわけじゃないけど、遥か昔にこの地で生活を営んでいた人たちがいたこと、そしてここが彼らの墓地であることなどを思うと、当時の生活を想像してちょっと不思議な気分になる。
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気ままに走るのは楽しい [サイクリング]

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昨日は久しぶりにマウンテンバイクで7時間も走ったので、今朝は身体中が痛いというか、張っている。半分は下りだったのでアベレージは10キロ以上になったけど、登りはやっぱり辛いし変な踏み方をしているようで、腰は痛いし膝の裏の筋が少し痛いのも困ったもんだ。

でも久しぶりにカメラを持って気ままに走るのはやっぱり楽しい。ああでもない、こうでもないと写真を撮るのは久しぶりだった気がする。

その結果がこれかよ!ってのは無しでおねがいします。(^^;
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五月晴れサイクリング [サイクリング]

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久々の五月晴れとなることがわかっていたので、今朝は早めにうちを出て上越に向かった。特に目的はなかったけど、途中いつも素通りしていた大好きなお酒「雪中梅」の酒蔵に寄ってみた。あまり量を作らないところで、地元だけで飲んでもらえれば良いというスタンスなので、もっとこじんまりとしていると想像していたけど、意外と立派だった。

予想通りだったのは周りの雰囲気で、一部は道路に面しているとはいえ、おそらく敷地の大部分を鬱蒼とした林に包まれた、暗く静かな落ち着いた雰囲気。そうだよなぁ、こんなところだよね。というイメージそのままで嬉しくなった。上の写真はその酒蔵の周りの田んぼで、たぶん酒米もここで作られているんじゃないだろうか。

次に向かったのは1890年に葡萄園を開設した、岩の原葡萄園へ。なんと勝海舟にぶどう酒を振る舞われて、地元に葡萄園をと品種改良と努力を重ね、ついに豪雪の地でワイン作りを成功させたらしい。ここも意外とこじんまりとしていてびっくりしたけど、実はここのワインはあまり好みじゃない。(^^;

そのあとはひたすら登り返して帰ってきたけど、最後の山を上り切るほんの500m手前で工事中通行止めの立て札。がび〜ん!でも冬場のエスケープルートがあるはずと、地元の婆ちゃんをつかまえて聞いたらやっぱりあった。とはいえ、なかなかのゲキサカで激しく消耗。参った。

まあ、それ以前にもすでにヘロヘロだったんですけどね。今日の走行距離は88.7キロ、獲得標高は1,238m。

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今シーズンの初サイクリング [サイクリング]

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昨日は天気が良かったので今シーズン初のサイクリング。といっても丸4ヶ月以上も自転車に乗っていないので、距離は限りなく少なめの60キロ。数日前に降った雪がまだ残るけど、上越、柏崎方面に向かえばもう雪はないはずなので、上越市と柏崎市の境にある小村峠を越えることにした。

だけどこの峠を抜ける県道25号線は、市と市を結ぶ道なのですでに開通はしていると思うけど、例年なら開通は五月くらいのこともあるので、迂回路も考えておいた。

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家を出ると周りはまだ雪が覆っているけど、それもどんどん溶けている。上の写真の奥に見える長野との境にある山の雪もかなり少ない。1時間半かけて柏崎市に入るとびっくりするくらい景色が違う。カタクリが満開になり、桜も咲いているし、水芭蕉も咲いていた。もちろん雪なんてどこにもない。

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途中長岡からわざわざ来ているという、フライフィッシングの人がいたのでちょっと話をしたけど、全くアタリもないらしい。先日は自分も釣りに出かけたけど、同じように全くアタリもなかったことなど話して、このエリアの釣れそうな川の話をして別れた。彼はその後どうしたことやら。

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無駄話をしていて少し遅れたけど、お昼には峠のふもとに到着。目の前の山肌に見える林道が少し気分を落ち込ませる。だってここまでですでに足がピクピクしはじめているんだよなぁ。で、やっぱり道はまだ通行止め。でも反対側から来る車があるので、柵の横から入ってしまった。距離は短いけど結構きつい。峠に着いてからと思っていたお昼は途中で大休止を兼ねて済ませ、なんとか峠にたどり着いた。道は石や枝が散乱しているけど、走る分には問題なしだった。

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この峠には過去2度来ているけど、標高310m程度なのに絶景が楽しめる。遠く白い雪を抱いているのは福島県との境の山脈だろう。下に見えるのは今通ってきた集落で、もともとこの峠はこの辺りの古い街道らしい。

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峠を越えればあとは下りとほぼ平坦。とはいえ、足がつって岩塩をなめなめなんとか日本海に出て一休み。千葉県の最南端生まれのせいか、なんとなく海を見ると懐かしい気分になる。しかし夜には足はもちろん、腕までもつってしまい筋力の衰えを痛感。体重も増えているし、しばらく頑張って運動しなければ楽しく走れないなぁ。

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自転車のパーツ [サイクリング]

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移住してきたこの田舎には、上り下りはあるけど平坦路がない。標高の高い山もないけど、いつでも登っているか降っているかのどちらかなのだ。関東平野では一日240キロくらい走ってきたことも珍しくないけど、ここでは80キロになるとかなりきつい。

そんなことを友人に愚痴ったら、軽いギアがついたパーツを送ってくれた。古いパーツなのでもう使わないのだろうけど、自分の自転車も今のパーツは付いていない古いものなので問題はない。ありがたく使わせてもうことにした。

だけど問題はこのパーツを取り付けるための工具があったかな?まあつけても走るのはまだしばらく先のことなので、じっくりやってみよう。
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漆塗り、金蒔のロードレーサー [サイクリング]

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先日一年ぶりくらいで石川県の友人が電話をかけてきた。元競輪選手で今は地元に戻り自転車店を経営する傍ら、デザイナーとしてもあちこちに進出しているようだ。その友人曰く「漆塗りの自転車作ったんですけど、なんとかならないですかね?」

そう言われても困るが、どうやら能登の漆塗りも年々衰退するのを止められず、どうにかしなかればということで友人にも声がかかったらしい。とはいえ彼のできることにも限りがあり、私のところにも声がかかったらしい。

この自転車、輪島の漆塗りの専門家が二年がかかりで仕上げたもので、なんと500万もするらしい。輪島塗としても知られる石川の伝統工芸が、何かしらの媒体に取り上げてもらうことで多少なりとも効果があるのか実をいえば疑問もあるけど、何もやらずに手をこまねいていればどんどん衰退するのは避けようがない。無駄と分かっていても行動を起こさないわけにはいかないのだろう。少しでも力になればとは思うけど、う〜ん。
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