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薪ストーブを使うのはなかなか難しい [薪ストーブ]

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12月からいきなりの豪雪に見舞われた田舎暮らしも、日曜日からは気温も上がりそうでどうやらやっと春の兆しが見えて来たような気がする。たぶん雪下ろしに帰ることはとりあえずはないんじゃないだろうか。

あとは降り積もった雪が「ほんとに全部溶けるの?」ってくらいあるので、これがなくなるのを待つばかり。でもその間、薪ストーブにはまだまだ頑張ってもらわなければならない。

その薪ストーブだけど、一冬使ってみて感じたのは薪ストーブ自体はとても良いものだと思うけど、使うのはやっぱりかなり選ばれた環境にいいる人だってこと。たとえば雪下ろしをしていると、100mくらい離れた家の煙りの匂いがすることがあるし、もちろん自分の家の煙りが目に滲みることもある。雪が薄く汚れていることもあるので、白い洗濯物が外に干してあれば汚れるだろう。

幸い私達の町では冬に洗濯物は外に出せないし、回りに何軒も薪ストーブを使う家があるので、煙りにも匂いにも馴れている人達なので問題はいまのところはない(たぶん)。

部屋にしてもある程度の広さがないと思うように薪を燃やせないし、中途半端に燃やしていると完全燃焼できずにススやタールが出やすくなって最悪の場合煙突火災になるし、部屋の温度調整も難しい(でもだいぶ使い方がわかって来た)。

窓の大きさや家の断熱の具合もかなり影響するし、エントツの出し方にも効果的な長さや位置があって、あまり気温が下がらないところでは煙突効果も少なくなって煙りが逆流しやすくなる。もちろん煙りが逆流すれば部屋の中は薪の匂いがついてしまう。

薪の準備にしてもチェーンソーを使うと相当な騒音があるし、斧を使った薪割りもパカンパカンと割る方は気持ちが良いけど、これも意外とけっこうな音がする。自分たちには心地よい音や匂いでも、他人にとっては我慢ならないと感じることもあるはず。

そう考えると回りが山に囲まれた一軒家は当然として、それなりに薪ストーブに対して馴れている住民が多いこと、チェーンソーなどの騒音も日常的に感じられる地域、匂いや煙りに対して神経質でない人々の気質などがとても大事になるんじゃないだろうか。

昔はともかく、いまは畑でたき火もできないし、薪割りの音がうるさいと裁判沙汰になる時代。「お金を出せば」とはまた違う面があるので、広い庭があるからと街中で薪ストーブを使う家がいろいろと問題になっているのは当然だろうなぁと感じる。そういえば今年、パリを含むイル・ド・フランスでは薪ストーブの使用は禁止されたんじゃなかったか?暖炉だったかな?もっともこれは大気汚染対策らしいけど。

偶然にも私達の家は回りに家があるとはいえ、同じような薪ストーブを使う家も何軒かあり、チェーンソーなどの音にも神経質ではないし、匂いに対しても「薪を燃やしているんだから」と、当然のような反応のようで有り難い。ネットでは薪ストーブの良いところばかりがアピールされているように感じるけど、現代の人里では、田舎と言えどもなかなか環境に恵まれたところは少ないのかなと感じる。

でもそれらの条件がクリアされれば、薪ストーブはやっぱりとても良いものだと思うし、優しい暖かさは体の芯から暖まって「導入して良かったね」とはいつも相棒と話している。できれば近くの山でも借りられれば(買えれば最高だけど)、焚き付けの薪ひろいもできるし、倒木を利用することもできるんだけど。いまのところ、薪ひろいをしていて咎められたことはないけど、追々これもなんとか実現したいものだ。
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ハニカムカーテン [薪ストーブ]

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洗濯物を干しているので、ちょっとぼかしを入れてます。ストーブの後ろがハニカムカーテンです

田舎暮らしの冬の楽しみの1つが薪ストーブでした。でもかるく築50年オーバーの中古住宅はすきま風も多くて、部屋を暖めるにはそれなりに薪を燃やさないといけません。それに南向きとはいえ、大きな窓がかなり熱を外に逃がしている感じ(もちろん二重窓じゃありません)。

そこで見つけたのが、中空構造のハニカムカーテン。ちょっと高いので買うのを躊躇してましたが、今回帰ったときに買って窓に付けたらビックリ!同じ薪の量でも汗が出るほど部屋が暖まります。ということは、こんなにも熱が逃げていたのかと驚くばかり。

それにポリエステルの不織布で耐熱性に優れているし、吸湿・吸水性が少なく濡れても乾きが早いので、結露になってもあまり心配しなくて大丈夫。カビやバクテリアにも強く、紫外線をカットしてくれていいところばかり。

早く買っておけば寒い思いをしなくても済んだのに。それに柔らかな光がなかなかいい感じ。夏でも直射日光を和らげてくれそうです。これは寒いところにお住まいの方にはかなりお勧めです。
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楽しいことばかりじゃない [薪ストーブ]

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田舎暮らしの良さを先日のブログに書いたばかりだけど、もちろん田舎暮らしは天国というわけじゃない。不便もあるし、自然との付き合い方は都会では経験できない厳しさがある。

昨日は突然煙突と天井の隙間から雪の溶けた水が一筋流れて来たらしい。煙突を真直ぐに屋根から出すときの一番の心配がこの雨漏りだったけど、やはりという感じ。

煙突工事自体はかなり丁寧に雨漏り対策をして頂いたように見えたけど、風や結露、溶けた氷が裏に回り込んで来るなど、いろいろ原因は考えられるとは思うけど、とにかく現地に行かなければ天井裏も見られないのでどうしようもない。

それと、やっぱり自分がこちらに来た翌日からは大雪が止まらず、昼夜と除雪車が出ているらしい。いつも几帳面に雪を片付けることに拘る相棒も、片付けても片付けてもすぐに埋まってしまう現実に、どうも今日はかなりストレスを感じているようだ。

「あまり几帳面にやらずに」とはいうものの、これは性格なのでいい加減にやればやったで、相棒にはストレスなのだろう。この辺の案配をどこで折り合いをつけるかが大事だと思うけど、そばにいられないので協力もできないのが辛いところ。
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今から東京へ [薪ストーブ]

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今日からとりあえず年内は東京暮らし。友人に頼まれた仕事で朝から夜まで頑張らなければならない。普段の仕事もあるし、年末はそれ以外の仕事もあるのでけっこうしんどい。でもお正月休みを楽しめるように頑張ろう。

薪ストーブともしばしお別れ。外の薪もシートをかけたし、屋根に上るはしごもしっかり固定した。なにかやり残していることがあるような気がするけど・・・だいじょうぶかなぁ。今日の天気予報は朝までの雪と雨。でもやっぱり雪は降らない。今年の雪はかなり遅そうだ。外の灯油タンクのバルブの場所には竹竿を立てたので大丈夫だとは思うけど、ドカ雪にならないといいなぁ。
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今日から12月 [薪ストーブ]

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今日から12月。私は今日から東京のはずでしたが、先方の都合で遅れることになりまだ数日はこちらにいられることになりました。その間にできることをこなさなければと思いつつ、昨日は昼から雨が上がって快晴になったので相棒と最後のキノコ狩り。
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山の木々はもうほとんど葉を落として、見通しが良くなっている。今探しているのはナメコとヒラタケ、ムキタケ。おまけにスギエダタケも。ときどき出遅れたクリタケもあるけど、そういえば昨日はヌメリツバタケモドキの大きいカサのものが1本だけ出ていました。夕食は毎日天然キノコ三昧の贅沢です。
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気温はそれほど低くないけど、日が落ちるとやっぱり肌寒くてストーブに火を入れる。一度温度が上がればあとはストーブ本体の熱で十分なので、薪は2〜3本。ストーブの上にはクルミを置いて焼いてみました。
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初めてのストーブ料理 [薪ストーブ]

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最近は晴れの予報でも雨が降ることが多く、いよいよ冬が近い感じがする。ところで東京行きの予定が少し遅れて、数日後になりそう。これはこれでありがたい。昨日の夕食は私がしばらく離れてしまうので、相棒がストーブを使ってごちそうを作ってくれた。
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薪をたくさん使うのと、キノコを入れるので山に行って来たら、鷹(?)のような鳥が木の枝で寝ていた。ちょっと羽が傷んでいるようにも見えたけど、年老いた鳥だったのかな?大きさは烏くらいでした。10mくらいの距離なんだけどGRDなんで最大でもこのサイズにしかなりませんが、これじゃあ種類はわからないですね。
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料理は先日のイノシシの脚を1本と天然ヒラタケ、ムキタケ少々、ジャガイモ、カブなどとストーブのオーブンに入れて、90度〜120度くらいの温度でじっくり蒸し上げたもの。味は塩とコショウでシンプルだったけど、柔らかくて味が濃厚で最高のごちそうになりました。これはまた食べたいなぁ。
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イノシシ肉はおいしいけど、クズ肉を使って相棒が作ってくれたのがパテ。相棒が言うには「リエット」というらしいが、その違いは全然わからない。でも味の方はクズ肉とは思えないうまさ。トーストにつけてもいいけど、そのまま食べても美味しい。これもいいなぁ。
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薪が少し増えて嬉しい [薪ストーブ]

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こちらにいられるのも今日明日の2日間。もう薪作りもやっている時間がないけど、先日の廃材でけっこう薪置き場のボリュームがアップできた。四角い断面の薪が廃材の杉で、広葉樹に比べるとすぐに燃え尽きてしまうけど、数があるのでそれなりに日持ちするんじゃないかと期待。
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この写真の後ろの室内と2階にも少しあるので、2月中旬くらいまでもつかなぁ。昨日、今日は暖かいのであまり薪を使わないのは嬉しいけど、雪の遅い今年もついに来週は雪の予報が出た。最初はどれくらいの量になるかなぁ?
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貴重な晴れ間 [薪ストーブ]

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昨日は結局天気予報が外れて、ときどき晴れ間が出るものの一日雨降り。冬になるとこんな感じで雪が降り続くのかも。移動の足のマウンテンも一日家の中で待機中。
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でも今日は朝から(といっても日が出て来たのは9時前くらい)日が差して来たので、薪も少しは乾いてくれるかも。今日はコーヒーを飲んでから、相棒が見つけて来た家の解体現場に廃材をもらいに行く予定。すぐに使えるわけじゃないけど、できる限り多くの薪を用意しなくちゃ。
タグ:エルマー65
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冬支度 [薪ストーブ]

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近くの防火栓につけられていた標識ですが、冬用に付け替えられたようです。その高さたるや・・・ビックリしましたが、これが積雪4〜5mのこの地域を象徴するような気がしました。比較するものがないのでわかり難いと思いますが、軽く2階建ての窓の上まではありそうです。埋まっちゃうんでしょうね。よく見るとわかりますが、標識の中間あたりに向きが違う標識がついているんですけど、これが普段の標識で、この高いのはいわば二階建てです。
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ストーブは快調で、昨日は焼き芋を作ってみました。じっくり焼けるせいか甘くて美味しい焼き芋になりました。今年の冬はこのオーブンでいろいろ作ってくれるでしょう。
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廃材をもらいに [薪ストーブ]

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今日は晴れる予報が出たので、先日ストーブを運ぶのを手伝って頂いたときに聞いた、燃やしてしまう予定の廃材をもらいに行って来ました。とりあえずは長い廃材をストーブで使える長さに切り揃えなければ。廃材を置いてある場所までは9キロほどですが、ちょっとした上りがあってマウンテンでは50分ほどの距離。出かけたのは9時頃だけど、近くのスキー場の斜面には霧が流れ落ちていた。
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廃材のカットはほとんどチェーンソー。やっぱり田舎暮らしにチェーンソーは不可欠で、春には買わなければなぁ。今までの一日仕事も15分で終わりますからね。あ〜、また出費がかさむけど、冬の暖房のためには仕方がない。でもチェーンソーの選び方の参考にはなったし、使い方もわかりました。それに来年も廃材が手に入れば冬場の暖房費はグッと節約できると思います。ところでこの赤い実はなんだろう?最近山に入ると良く目にします。
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薪ストーブ、最高! [薪ストーブ]

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今日は朝の8時半から煙突工事をやって頂き、夜の7時半頃にやっとできあがりました。早々に薪を入れて火を付けましたが、これが予想以上に暖かくてびっくり。なんというか、体の中から暖まるという感じでなんとも幸せな気分になれます。まだ空気の調整が今ひとつわかっていませんが、とりあえずは大満足。
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お礼に裏山に行ってナメコ、ムキタケ、ヒラタケを採って来ました。喜んでもらえれば良いけど、どうかなぁ?お土産用なのでなるべくいい状態のものを選び、それ以外はキノコのパエリアで自宅用としました。
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ストーブが到着 [薪ストーブ]

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やっと待ちに待ったストーブが到着しました。ところが運送屋さんはたった1人。200キロもあるので2人ではとうてい荷台から下ろす事もままならず、人足が揃う夜に再度配達をして頂く事になった。う〜んとなってしまったが、なんとか部屋に納まる事になって一安心。
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このストーブ、前にも書いたけどチェコスロバキアのイエルカ・ワインさんという方が、長野の伊那で手作りしているストーブ。上から見るとたまご型でちょっと変わった形をしている。上の取っ手はオーブンの扉で、ここでいろいろな料理ができるのも楽しみ。

予想以上に大きくて、狭い私達の部屋にはちょっと大きすぎるような気がするけど、部屋の見取り図などを見て頂いて、相談の上で決めたサイズなのでたぶんこれでいいんだろう。まだなにもわからないので不安もちょっとあるけど、明日は早朝から煙突工事をして頂き、夕方には火が入るんじゃないと思うととても楽しみです。
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昨日は大忙し [薪ストーブ]

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裏山の峯から

東京は今日も明日も晴れで雨の確率は0パーセント。でもこちら側は朝から土砂降りです。さて、昨日は忙しい一日でした。まずは裏山の未踏エリアに足を伸ばしてキノコ探しに小一時間。ここは斜面がきついので人が入らないのか、ブナの大木の裏表にびっしりと良いサイズのナメコが。別の大木にはムキタケがこれまたびっしり。その下にはクリタケが・・・。でも冷凍庫にはもうスペースがなくて、たくさん採るのは諦めました。(TへT)そのキノコの掃除に小一時間。
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家の窓に冬用の板をはめて試すのに小一時間。屋根に登って雪下ろしの高さに慣れようとしばしはしごに掴まり、「この高さで作業なんてできるのか?」と自問自答して数十分(ちょっと大げさです)。その間にも雨が降り出して干したキノコをしまったり、洗濯物を取り込んだり、家の前に積んである薪に雨除けのカバーをかけたり、マウンテンバイクをしまったり・・・。いやはやてんやわんやとはこの事です。
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夕方には小型のイノシシが届いて、毛皮を剥ぎ肉を切り分け捌くのに数時間。久々のイノシシで夕食はイノシシ肉でした。しかしクマでもイノシシでも脂肪が美味しいってのはどうしてかなぁ。まあ牛でも同じだから脂肪は美味しいんですよね。そういえばバターも旨いしなぁ。体に必要なものは美味しくて、食べたくなるように遺伝子に記憶されているんでしょうね〜。
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でも嬉しい事もありました。やっと薪ストーブが出来上がり、来週には送ってもらえる事になりました。これで煙突工事をやってもらえば晴れて冬の準備はOKです。薪が足りないってのはこの際我慢です。でも私は土曜日からまた東京で、もどれるのは20日くらいかなぁ。それに合わせて煙突工事ができれば良いのだけど。
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そろそろ雪の支度 [薪ストーブ]

こちらでの初雪は昨年は11月10日だったらしい。昨年は雪が少なかったけど、今年はどうなるか?周りの家でも車のタイヤを冬用に替えたり、漬け物の用意をしたり、窓の雪よけ用の板を付けたりと、すっかり雪の準備が始まっている。
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昨日は近くの山の中に用意した薪用の木材を、車の止めてある車道まで相棒と運び出し、それを持ち帰って薪の準備。前日に80センチほどに切り出してあったので運ぶだけですが、太さが10センチを超えるとだんだん重くなります。やっぱり背負子が欲しいなぁ。2時間ほどでしたが汗だくで良いダイエットになりました。ついでにヒラタケ、ムキタケ、ナメコを採って来ました。
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4ヶ月分の薪には全く足らないけど、もちろんないよりはずっとマシ。1週間分くらいにはなったかなぁ。でもストーブが来ないので、灯油ストーブを買うかどうか思案中。ちなみに周りの家では一冬で灯油を500〜600リットルほどは使うらしい(!)。明日は天気が崩れるようだし、今日は少しでも日が出て乾いてくれればいいんだけど。
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相棒もすっかり汚れてしまった車の掃除を一生懸命。雪道の運転は四駆といえどもまだ恐いけど、この車にも頑張ってもらわなければならくなるんだろう。
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薪割り [薪ストーブ]

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薪は買うと高いので、できるだけ山で見つけたときにもらって来るけど、意外と生のものが多い上に、けっこう中が虫に食われている。倒れて放置されている木なので、虫も入りやすいのだと思うけど、こういう木はとても割り難い。

まだ薪割りの台もないので、ときどきオノが地面に当たってしまい小石に当たって刃こぼれする。毎日この刃こぼれを研いで修正するのは良いけど、早く薪割台を見つけないとオノが小さくなりそう。でも生活の中で日常的にナタやナイフ、大小のオノを使えるのは自分にとってはとても嬉しい環境です。
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薪ストーブの薪が高くて参った [薪ストーブ]

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台所から見える地元の城

引っ越しがすんで少し落ち着いて来ましたが、なんとなくこの調子だとしばらく囲炉裏は使わないということで、ちょっと購入を先延ばしすることにしました。というのも、冬に備えて必要な薪を用意することが時間的に不可能ということが大きいです。

薪を買うのはとても高いので、できる限りもらったり拾って来たりして用意したいのですが、生木は1〜2年ほど乾燥させてからでないと使えません。なのでとりあえず使う分は買うしかありません。

どのくらい高いかといえば、30センチくらいで500ccのペットボトルくらいの太さのものが5〜6本で税別500円くらい。こんなもん一晩でも足りないよぉ。一冬といってもここでは4月中くらいまでは必要になると思うので、およそ半年間の使用になり、薪を使う量はまだ想像でしかありませんが、たぶん1〜2トンくらいはかるく必要になりそうです。

これがどのくらいの量かというと、たぶん6畳間に天井まで一杯詰め込むより多そうなので、囲炉裏の予算はとりあえずの薪代となりました。来月は多少でも足しになるように、山をうろちょろして薪集めをしようと思います。
タグ:薪ストーブ
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煙突工事は高い [薪ストーブ]

先日十日町に行ってリフォームの打ち合わせをしたことは書きましたが、そのときに薪ストーブの煙突工事の見積もりをして頂いたんですが、それが手元に届きました。煙突の部材や工事、諸経費などを入れると、ストーブ2台分に手が届きそうです。

ストーブの代金くらいでできるのかなと思ったけど、防火材や屋根の開口部板金などが意外と掛かっています。でもネットで検索すると100万円なんて数字も出て来るので、それに比べればずいぶんましかもしれません。

ここのブログに来て頂いている方の中にも薪ストーブを使っている方がいますけど、皆さんはどのくらいの金額だったんだろう?ストーブ込みで軽自動車くらいというコメントもあったような気がしますが、これは100万円ちょっとということでしょうね。

なんにしても秋から春までお世話になるわけで、やらないわけにもいかないので、頑張らないといけません。囲炉裏のことも考えないといけないし、頭が痛い今日この頃です。
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現実は楽しいことばかりじゃないだろうけど [薪ストーブ]

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薪ストーブに限らず、炎を見ているとなんとなく気持ちが落ち着くし、炭や薪に火がついて炎があがると、薪などがはぜる音も心地がいい。以前も書いたけど、どこかの人達は「火を夢見る」というらしい。

とはいえ、薪ストーブで部屋を暖めるとして、どれほどの薪が必要になるのかを考えると、春から秋まで薪割りは欠かせないし、薪を燃やせるようになるまで乾燥するにはやはり2年は掛かるようで、けっこうな労働が必要になりそうだ。

それに薪ストーブを使うなら、それなりにストーブを見ていられる環境にしなければならない。まあ私は基本的に家にいることになるので、それは問題がないと思うけど。

でも、ネットで薪ストーブを検索するとたくさんヒットするけど、やっぱりそれなりに余裕ある人が使うものなのかなという気がする。私達にはちょっと釣り合わない道具なのかもしれない。それは囲炉裏についてもいえるかもしれないけど、まっいいか。使ってみたいんだし。

田舎に行けばある程度のことは自分でやらなければいけないし、煙突も最悪自分でやってみようとは思っています。そう考えればやっぱり楽しみな田舎暮らしです。
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田舎暮らしは叶うのか? [薪ストーブ]

田舎暮らしも夢だけじゃなくて、そろそろ現実的な段階に入って来たように思います。とはいえ、なにもかもが進んでいなくて、冬が始まる前に行けるのかという心配もあるしまつ。
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ところで田舎暮らしでは薪ストーブを使いたいと思っていることは以前にも書いたけど(薪ストーブが欲しい・http://photo-bici.blog.so-net.ne.jp/2013-12-08)、実をいえばほとんど憧れだけで薪ストーブを考えていたところがある。相棒もたぶん似たようなものだろうけど、現実は薪の手配以前の問題が出て来た。
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というのは、私達が選んだ薪ストーブはブランド品ではなくて、鉄板で作られた手作り品。薪ストーブ専用の業者ではないのでもちろんストーブの設置は自分でやらなければならない。それに薪ストーブでは本体以上に大事な煙突の取り付けでも問題が。

リフォームの業者さんは煙突を屋根から出すと雨漏りの心配があるので、「どうしても屋根から出すならストーブ業者に任せる」という話になってしまった。ということで現在のところ、全く先が読めない状態。

こういう問題を1つ1つクリアーしないといけないわけで、おまけに家の契約や土地や畑を借りる話しもまだまだでどうなることやら。
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薪ストーブが欲しい [薪ストーブ]

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もう今年も終わりが近いですね。まだ早くて鬼に笑われるのですが、来年の今頃はきっと新潟で雪のぱらつくのを見て、お酒を飲んでいるんじゃないかと思います。その家の中には囲炉裏を作る予定ですけど、それと一緒に台所には薪ストーブを置きたいと思っています。
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機会があればストーブを見たりしていますが、相棒と相談してどれにしようかと考え、「これがいいね」と話しているのがこのストーブ。作っているのはチェコスロバキア出身の方で、30年前に40歳にして長野が気に入って移住してしまったイエルカさん(たぶんもう70歳近い)。

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紅葉も終わりなので、意味もなく・・・(^^;

薪ストーブはいろいろ問題もあるかもしれないけど、このストーブは上部がオーブンになっているのが気に入っています。値段も外国製の薪ストーブに比べるとだいぶリーズナブル(とはいえ、私達にはちょっと高いけど)。出来上がるまでには2ヶ月ほどかかるのでまだ注文はできないけど、先日電話を頂いて「一度遊びに来てみたら」と誘って頂いたので、来年はストーブを見に遊びに行こうと思っています。
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安曇野 [薪ストーブ]

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昨日から仕事で、長野県の安曇野に行って来ました。幸い天候には恵まれたけど、気温は低くてまるで初冬というよりは冬という感じでした。宿泊は珍しくペンションだったけど、どうも夕食も朝食も物足りなくて残念。キノコを探したけど、ナラタケの株を1つ見つけただけで、他には全く見る事もなかったのが残念でした。
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ペンションでは薪ストーブがあって、日が落ちてからは薪をくべてくれた。いつも思うけど、薪ストーブはいいなぁ。そうそう、安曇野は車も人も少なくて、山が近くてとてもいいところでした。あんなところに住むのもいいなぁ。
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ロケットストーブの作りかた [薪ストーブ]

焚き火小屋の備忘録(http://nature21.exblog.jp/14417211/) というところに、災害時に役立つストーブの作り方がありましたので、紹介させて頂きます。おそらく煙突効果を使った燃焼原理に基づいて作るものですが、比較的簡単に作れるし、効率もいいので頭に入れておくだけでも何かの役に立てられると思います。


原理の理解のために。もしくはサバイバルなロケットストーブの作り方

未曾有の大惨事に混乱・困窮される人々のためのささやかな支援に、おいらの作るロケットストーブがどれほどの意味があるのかなど解らない。

しかも、役に立つことがあっても、物資搬入のための道路網の寸断や物流システムの崩壊を考えれば、「もの」を送る以前にするべきことがあるように感じられ、これにどうすべきかを考えてみた。つまり、災害の現地におられる人々に即効性をもって役に立つと思われる知恵とはなんだろうと…。

これに出来ることなど多くはない。だが、とりあえず、災害の現場に容易に手に入りそうなものを使ってロケットストーブを作ることが出来れば、多少は健全な調理や暖をとる環境を取り戻すことが可能なのではないかと…。

こういう大きな災害がなければ、われわれは、言うなればそれぞれが「我が家」ならではの食の環境を中心に家族としてあるのだろう。そして、そこにこそ、それぞれの自律した暮らしや生き方や、子どもたちの育ちがあるのだと考える。

つまり、そうしたことからこの未曾有の大災害の長くなるだろう復興を思えば、その自律を支える「我が家」ならでは「健康な家族」の関係や「食」の環境を大切にしていただきたいと思うのだ。

選んだ素材は、つまり瓦。たぶん被災された環境でも容易に手に入るだろうし、子どもたちでも手にすることが可能な重量や規格化された形と、燃焼環境での耐熱性を考えれば、これが最良だろうと思われたからだ。。

だからと言って難しいことなど一つもない。ただ、ロケットストーブの原理やその構造を理解して、丁寧に積み重ねる程度でことは済む。

だけに、これがすぐに役立つことがなくとも、あたまのすみに置いていただければと思うのだ。

さて、具体的な作業を進めながらその原理や構造を説明したい。

まずは炉床を作る。ここでは炉の中にロケットストーブを作っているので、すこし高さが低い。出来たらブロックなどを敷き並べて十センチぐらい高くしたほうが使いやすいと思う。
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ここで作る調理用のロケットストーブを一言で言えば、この炉床の上に乗る燃焼室(もしくは燃焼トンネル)と、その先にまっすぐ立ち上がるヒートライザー(煙突のようなもの)で構成される。つまり、裸火を焚けばその焚き火に必ず起こる「上昇気流」をヒートライザー内部に集中させ、これの「引き」を利用して自動的な吸気現象(つまり、吹き竹で吹きつづけるような効果を…)を作り出すと理解すれば良いと思う。

次が、その燃焼室を作るためにサイドに瓦を一枚づつ裏返して積むための下地を作る。だが、ここであまり難しく考える必要はない。つまり動かないレベルで。
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その下地の上に裏返した瓦を並べる。
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その上に焚口の燃料を置くための床を作る。つまり、手で持った瓦の下には左右の瓦一枚分の隙間が生まれている。その一枚分の隙間が「燃焼のための吸気口」になる。
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さて、ここからが実際に燃料を入れる焚口の構造を作る作業だ。前に手で持った瓦のサイドに焚口の左右の壁を積み上げていくために、出来れば瓦を縦に割ったものを敷いて下地を作る。
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その下地の上に5〜6枚程度の瓦を、吸気口の幅に揃えるように積み上げる。
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それを後ろ側から見るとこんな感じ。左右の高さが揃えばあまり細かいことは気にしないでも大丈夫。ちなみにここでは4枚程度にした。
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そして、もう一度前に回って、今度は燃焼室の上の部分を写真のように積む。
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ここで瓦が奥に向かってすこしづつずらしてあるのが解るだろうか。
後ろにまわってそれを見るとこんな感じ。これは燃焼室内の炎の流れをスムースにするための処置。ここを直角にすると「カルマン渦」という流体特有の障害が発生するからだ。まあ、瓦を積んだぐらいでは大きな変化はないが、一応、構造原理の理解のために…。
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これまでの作業で一応燃焼室の構造が出来たので、今度はヒートライザーの作業に入る。これまではそのサイドの壁を積むのに赤い煉瓦をスケール代わりに使っていたが、これをここではたまたま手元にあった耐火レンガに変えている。しかし赤い煉瓦をそのまま使ってもよいし、煉瓦がなければ泥でも練って、上から見たヒートライザーの直径が十センチぐらいになるように塗り上げても良いと思う。
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そして、その(ここでは)耐火レンガの高さに合わせて左右の瓦を積む。この瓦の高さがヒートライザーの高さになるが、このヒートライザーの高さが適度に高い方が吸気の引きが良くなり、燃焼も安定することを理解して置きたい。
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と言うことで、ほぼ形になったところで燃料を入れて鍋を置いてみた。
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そして、火を入れてみると、炎が普通の焚き火に比べて高く吹き上がっているのが解ると思う。つまり、これがヒートライザーの効果であり、少ない燃料を効率よく焚くことを可能にするロケットストーブならではの燃焼の成果だ。
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いま一度鍋を載せて、調理をしてみた。
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後ろ側から…。煙がまったく出ていないことが解るだろうか。つまりヒートライザー内部が高温になり完全燃焼にちかい状況が生まれ、煙がまったく出なくなる。
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実際に焚いた燃料は写真のように庭木の選定で出た小枝や枯れた竹など。この程度のもので十分に調理が可能になる。
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さながらプロパンガスの炎のように鍋の底から炎がサイドに吹き上がる。
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調理したのは青魚と根菜の炊き物なのだが、こうした時間のかかるものの調理がまったくストレスを感じずに出来るはず。
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と言うことで、古瓦を使ってサバイバルな環境で十分使用が可能なロケットストーブを作ってみた。しかし、このストーブの使い勝手のよさはこの程度に止まらない。ここにあげた簡易オーブン(http://nature21.exblog.jp/14344972/)などを使えば、パンが焼けたり…。普通のフライパンなどを使う調理も当たり前に出来てしまう。
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また、この瓦を積んだロケットストーブを作ってみて気づいたことなのだが、これを長い時間焚き続けると積み上げた瓦自体がそれなりに温まる。つまり、カッヘルオーフェンのようにじんわりと暖かい暖がとれるのだ。しかし、これはかまどなどの構造を思えば当たり前のことだが…。

ともあれ、ロケットストーブに特筆して置くべきは、この瓦を積んだ程度のものでも燃焼が安定すればほとんど煙が出ない所だろうか。

たぶん、はじめて目にする人はそこに驚くに違いない。また使う人も、煙が目にしみるなどの辛い思いをしないで済むと思う。

瓦さえ手に入れば、ものの30分程度で作れてしまうロケットストーブを出来れば大勢の人に便利に使ってほしい。

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