フジの花 [花・植物]
最近の山はフジの花が満開。見ていると綺麗なのでつい飾ろうととってきたけど、意外なことにこの花の匂いはかなりきつい。つまりいい匂いじゃない。好みもあるけど・・・と言う範疇にはないタイプの匂いだと思う。と言うことでいっとき飾ったものの、申し訳ないけど外に出させてもらった、ごめんよ。
ところで先日南風が吹いて一気に夏日になり、昼間は28度まで上がったけど、今日は朝から雨が降り始めて今週いっぱいはずっと雨模様。どうやらこのまま梅雨入りする可能性もあるらしい。いったい最近の天候はどうなっているのやら。
山わさびが増えてきた [山菜と木の実]
うちの周りにはけっこう山わさびが生えているけど、今年は少し株が増えている感じ。今まではあまり変化を感じなかったけど、今年は梅雨が早いらしい。植物にとっては何かが違うのかな?
写真は2点とも山わさび
うちの周りの山は今年は荒れている。毎年春は冬の雪で折れたり倒れたりする木が多いけど、今年はそれが特に多い感じ。その中にフジの花がついた倒木が多いのも最近の傾向かも知れない。フジの花はきれいだけど、山に人の手が入らずに荒れている証拠でもある。
うちのそばを流れる渋海川の夜景。渋海川は信濃川の支流では一番長いらしいが、いかにも魚がいそうな雰囲気のわりに、残念ながらいるのはハヤばかりで渓流魚の姿は見ることができない。
ツツジみたいな花 [花・植物]
草花の名前は全然わからない。でも比較的小さな花が好みのような気がする。山菜採りのついでに目に入った花を山から切り取ってきた。花びらが落ちないといいなと思いつつ行動していたけど、どうやら大丈夫だったみたい。でも花弁が少し痛んでしまったかな。
東京暮らしの頃は花を撮ってくることも、生けることも考えられなかったけど、ただ瓶にさすだけでも室内の雰囲気がちょっと変わる気がする。こうした気持ちの余裕を自然と持てるのが、田舎暮らしのいいところ。
ゼンマイに手を出してみた [山菜と木の実]
ここの集落は年寄りばかりになってしまい、ゼンマイを採る人も少なくなっているらしい。隣の婆ちゃんが「採る人もいないからたくさん出ている、採ってきて揉んだらいい」と言うので、今年は他の山菜を採るついでにゼンマイにも手を出してみた。
ゼンマイは他の山菜と違い、採って洗えば食べられると言うものじゃないので、とにかく手がかかる。アク出しをして干し、乾ききらないうちにとにかく揉んで柔らかくしなければ、戻した時に固くて食べられなくなる。
でもそのもみ方が微妙でうまくいかない。最初はアク出しで煮過ぎてしまい、揉んだら崩れてしまった。そういえば去年は少し作ったけど、干し方が足らなかったのか、途中でカビが生えてきて捨てた。今年はうまくいけばいいけど。
行者ニンニクはもう4〜5年前に6株ほどもらったものが増えてきた。そろそろ少し場所を広げてみたいけど、ダメになったらという不安もある。そういえば最初にできた種は、2年発芽しなかった。その年はダメだったのかと思っていたけど、どうも気の長い山菜らしい。
マウンテンはシェフのもとへ [サイクリング]
これまでずいぶん長いこと、サイクリングで相棒に使われてきたこの赤いマウンテンバイクは、今日シェフの元にもらわれていった。もう15年くらい前のものだけど、当時はとてもいいカテゴリーのダブルサスマウンテンだった。古いものだけど、幸い喜んで使ってもらえそうなので、こちらとしても一安心。
相棒には私が使っていたものを進呈。最新パーツでもないけど、ディスクブレーキやフロント2段、リヤ10段のそこそこ新しいパーツが使われていて、ギア比も軽いし相棒にも乗りやすいといわれている。
先日もシェフのところにランチを食べに走って行ったけど、相当軽く走れているようだ。なぜか相棒の方が身長は10センチ近く低いのに、足の長さはどうも相棒のほうが長いらしく、同じ自転車でもちょっと調整すれば全く問題がない。これはこれでちょっと悔しい。
私の方はマウンテンは普段用にはあるけど、ホイールがいつ潰れてもおかしくないすでに廃車寸前のもの。でもそれなりに走る時は先日組み上げたクロカンバイクがあるので問題ない。乗らない自転車があってもしょうがないし、良かったんじゃないかと思っている。
カメくんの日向ぼっこ [カメと爬虫類]
リクガメならうちのカメくんに限らないと思うけど、朝日や夕日のまだ日差しが斜めからの時は、壁に立つというか寄りかかって、出来る限り日の光に対して甲羅が直角になるようにして日向ぼっこしている。
そろそろカタクリやイチゲも最終期
カメはとにかく太陽の光がないと生きていけない種族なので、日の当たり方も最大限効率的な方法をとっているんだと思う。そういえば水棲ガメでも大きな亀の上に少し小さいカメが乗っかって日向ぼっこしているのは珍しくないけど(ときに三段重ねになっていたりする)、少しでも太陽に近いほうがいいと思っているんだろうか?
アルビノのコゴミ [山菜と木の実]
週末は相棒と友人シェフのランチを食べに、自転車で走って行ってきた。往復で30キロ弱なんでたいした距離じゃないけど、最後の4キロほどの上りは結構厳しい。おかげで距離の割に疲労感たっぷり。写真は前菜だけど、美味しくてそのあとの写真がない。(^^;
でも、もしかしたら昼間っからビールなんて飲んでいたからそのせいかも知れない。途中でわらびなど取りながら帰ってきたけど、オオナルコユリが出始めていた。山菜はいろいろ出ているけど、コゴミはもう終わり。でも雪に埋まっていたわけでもなさそうなのに、アルビノのコゴミの株が1つ見つかった。植物にもアルビノってあるのかな?
やっとカメくんエリア開放 [カメと爬虫類]
4月に冬眠から目覚めたうちのカメくん。目覚めたはいいけどどうも天候がはっきりしなくて、なかなか食欲も本調子にはならなかった。外に出してやりたくてもまだカメくんエリアができていなかったこともあるけど、外の空気がまだ十分暖かい感じがしなくて出せなかったと云うのもある。
でも連休の最後には見事に快晴になり、気温も上昇。雪も一気に消えてしまい、いきなり春が来て山菜も出てきた。なので重い腰を上げてやっと金曜日にカメくんエリアを作って、ちょっと外に出してあげることができた。
室内の狭い冬眠スペースではストレスが多かったのか、外に出したらいきなりクローバーやつくしをバクバクバクバク食べ始めた。やっぱり春は外に出たいんだなぁ。
川を偵察に [釣り]
古い自転車が動くようになったので嬉しくなり、隣町のいつもの釣りポイントまで走ってきた。幸い天気も良かったので気持ちよく走ることができたけど、まだ水量が多いし気温が上がって水が濁ってしまい釣りにならず。
もうしばらく釣りは無理そうだけど、そろそろ田植えも始まるのでそうなると一気に水量が減りそうでそれも気になるところ。でも今年は自転車が楽しいので、少し遠出をしてもいいかなって気はしている。それに来月はキャンプで山奥の釣りもあるので、その練習もしておかなければ。
コブシの花 [花・植物]
雪の消えた山にコブシの花が咲いていたので、ちょっともらってきた。初めて花の匂いを嗅いだら、ほのかにレモンのような香りが感じられてちょっと意外。でも白いコブシや紫の木蓮は春の訪れを感じてとても好き、というかつい惹かれてしまうと云うほうが正しいかな。
古いパーツ [サイクリング]
久しぶりに消耗品以外のパーツを購入した。半世紀近くも昔に一度使ったことがあるけど、まさか再び使う日が来るとは思いもしなかった。数十年昔のものなので、重量は現代のものに比べたら倍以上はありそうだし、そもそも現代の自転車には機能的に使えない。
でも、40年前に作った鉄のバイクには何も問題がないし、むしろ時代も統一感が出るかも知れない。なにより今は見られなくなったメッキの美しさ、誇らしげなカンパニョーロのイニシャルをデザインした赤のバッジ。かっこいい!
とりあえずは組み付けて見た。ちゃんと動くのは確認済み。でもチェーンをもう1コマか2コマ長くしたほうがいいかな?まっ、それは走って決めよう。
クレメン グリフォ61とグリフォネーベを再生 [サイクリング]
最近のマイブームは完全に自転車になっていて、時間があれば何かしら自転車をいじっている。今日は古い友人に送ってもらった使い古しのクズタイヤの一部を使って、昔のイタリア製タイヤを使えるようにした。
この写真のタイヤは20年以上前になくなってしまった「クレメン」という、自転車のレース用タイヤでは世界最高のブランド。そのクロスカントリーレース用で一世風靡した、グリフォ・61。太さが32ミリもある。写真はないけど、フリフォネーベの方は名前の通りぬかるみ用のタイヤで、ブロックパターンがついている。
でも問題は上の写真のように、どちらのタイヤも縫い目が剥き出し。もしかしたら中のチューブを入れ替えて縫い直したものかも知れない。昔のレース用タイヤはチューブラータイヤといって、ラテックスの薄いチューブをコットンやシルクのカバーで縫い込んであり、そのタイヤをホイールにノリで接着して走る。
縫い目が出たまま接着するとホイールと擦れて糸が切れてバーストしてしまうので、本来はコットンの帯が縫い目の上を覆って接着されている。製造から20年近く経っているはずなのにほとんど劣化していないのでなんとか使いたかったけど、専用のコットンの帯が手に入らずに作業が止まっていたのだが、古いタイヤから外した帯を友人が送ってくれたので復活させることができた。
帯が貼ってあるとこんな感じ
売れなければ作られることもないのが世の原則だけど、古い技術がどんどん消えてしまい、今では作れなくなっているタイヤも多い。昔はこんな手作業の商品が普通に手に入り、だれでも楽しむことができたのだから夢のような時代だった。
連休は天候に恵まれず [田舎暮らし]
昨年組み上がったんだったか、自分のマウンテンバイクは相棒に譲ることにして、自分は古いクロカンバイクに乗ることにした。それで今日は少し離れたところに山菜を採りに行こうとしたら、途中から雨が降り出したと思ったら雷雨に変わり、アラレまで降り出した。
仕方がないのですぐに引き返して、ストーブに火を入れて家でのんびりすることにした。でも今日は山菜取りの写真を撮ろうと思っていたのでブログ写真がない。ということで玄関先の水仙でお茶を濁すことにした。
ついでに古いロードの再生 [サイクリング]
古い自転車を再生して走っていたら、前に乗っていたロードもこのまま埋れさせてしまってはもったいない気がして来た。それで思い出したのが、若い頃から思っていた「いつか歳をとってレースができなくなったら、田舎でマイペースで気に入った自転車でのんびり走りたい」という気持ちだった。
レース用のギアはここで走るには重たいので、ずっと軽いものに組み替えた。タイヤも練習はしないのでクリンチャーはもう止めて、全部レース用に用意した高性能チューブラーで走ることにした。もう残しておいてもしょうがないものだし、普段から気持ちよく走れるほうがいい。
もう一台のクロモリのフレームは、亡くなってしまった名選手、森幸春さんの思い出のフレームなので、そのまま残しておこうと思う。思えば田舎暮らしを決心したきっかけの一つが、森さんが亡くなってもう一緒に走ったり自転車の話ができなくなってしまい、東京にいる意味もなくなったからだった。